大根・白菜・自宅作業

今日の訪問先は、昨日と同じ本川根町とその周辺。
だけど現地に向かう途中で先方の営業所から連絡があった。新型コロナやインフルエンザ等が社内で流行していて、営業所は完全閉所中とのこと。

仕方がないので自宅業務中の方々(全員とても元気)と公園で打ち合わせをしてきた。
あの自粛期間を思わせる行動には、変な緊張感がある。

 

 

 

そんなわけで、せっかくの遠出もほぼ無駄足。午後からは自分も自宅作業に切り替えた。


仕事の合間には、年末にいただいた高級なアイスを食べ、コーヒーをがぶ飲みし、さらに紅茶も飲んだ。
気軽に休憩できる環境というのも、それはそれで問題がある。

しかし、せっかくの自宅作業なのだからと、大根をメインにしたおでん、干し大根、大根の浅漬などを仕事と同時進行で進めていった。
温暖なせいで時期がずれたが、数日前から大根や白菜がたくさん届くようになったのだ。

昨年は大変だった。近所で家庭菜園をしている老人達が、大根と白菜とキャベツを毎日のように届けてくれた。元農家の人も多いから、植え付け量が多いのだ。
だけど家庭菜園の品は、泥もついているし虫食いや傷もある。ぱぱっと消費するには、少し面倒。
そして何より量が多すぎる。
もう主食を大根に替えて、大根ダイエットが可能なくらいに届くのだった。高齢者と中年の2人暮らしでは、手に余る。

今年は今のところ軒下でも凍るような事はないから、余った分を外に放置しても大丈夫。これは今だけの幸運なので、できるだけ早く備蓄分を消費しなければならない。

 

 

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お題「わたしの仕事場」

思いがけず量が多いカツカレー

早朝から、静岡市葵区の瀬名地区へ行っていた。
例によってお弁当を用意する時間が無かったので、今日も昼食は外食となった。

私立大学や住宅地もあるエリアだが、飲食店は少ない。北街道など幹線道路まで行けばチェーン店も個人の店も多いのだけれど、自分が歩いて行ける距離ではない。

というわけで、大学のすぐ近くにあった喫茶店「そよ風」へ行ってみた。
少し古くて落ち着いた雰囲気の店*1。こういう喫茶店なら食事メニューもあると考えたのだ。

maps.app.goo.gl

実際に、飲み物よりも食事のほうが充実している喫茶店だった。
スパゲティーやピラフ、とんかつ定食や焼きそばまである。近所の勤め人らしき人達や大学生も訪れていたので、ランチの需要が多いのだと思う。
ナポリタンやミートソースといった昭和・平成初期に当たり前だったスパゲティーがメニューには並んでいるから、今となってはレトロ喫茶の趣もある。

 

自分はなんとなく、カツカレーを選んでみた。
どうやらトンカツは注文を聞いてから揚げているらしく、ならばカツが良いんじゃないかと思ったのだ。

そのカツカレーが、とても大きかった。
びっくりした。

お皿の隅に添えられたサラダが、普通のランチに付いてくるミニサラダくらいの量だ。うさぎ形に切ったリンゴや、斜め切りのキュウリから全体の寸法が想像できると思う。

もちろんトンカツはフルサイズ、ご飯だって一般的な店ならば、大盛りの量だ。

他のお客さんが普通に注文していたから、全く警戒していなかった。
店内にも量をアピールするような表示は皆無。
でも、隣の席の若い女性たち(たぶん大学生)は特に驚かずに同じカツカレーを食べていたし、年配のお客さんもいた。

 

残してしまったらどうしよう、と心配はした。
でもカレー部分がおいしくて、結局きちんと食べ終えてしまった。
スパイスや具材に凝ったところはない、喫茶店のカレーではあったのだが、なんだかとても食べやすい。もちろんカツだっておいしい。

不思議なカツカレーだった。

 

 

もちろん、こんな量のカレーを食べたら、お腹いっぱいになってしまう。
食後は車内で読書でもしようと思っていたのだが、残りの時間は全て散歩(早足)を行い、少しでも"腹ごなし"をするよう努めた。

それでも午後はお腹が苦しかった。
夕食だって、大根サラダと人参サラダ、それに白菜と豆腐とカニカマのあんかけを少し食べただけ。そういう夕食の時は後で急に空腹になるものだが、今のところその兆候もない。

 

 

ごく普通の喫茶店。価格も雰囲気も、昔からある落ち着いた店。
なのにカツカレーは、とんでもなく多い。
そんな店だから、他のメニューが気になってしまう。特に苺パフェが気になっている。
普段まず立ち寄らない地域なので、苺パフェだけのために再訪するべきか、悩むところだ。

 

お題「昨日食べたもの」

 

*1:言い換えると、全くおしゃれではない店だ。大学1年生がいきなり入るには勇気がいるだろう。

大晦日ワッフル

かつて、大晦日には家事や炊事を極力しないものだと言われたけれど、今年の自分にとっては家事炊事に邁進する日だった。

部屋の整理で空いたスペースに棚を作っていたら掃除が必要になった。
親戚の家に届けるお節料理を詰めていたら、空白ができたので追加で1品目作った。
父と食べる夕食は、お取り寄せ*1カニやホタテ。これも準備に手間がかかる。
親戚の家にお節料理を届ける時には事故渋滞に巻き込まれた。
なんだかばたばたして、気が急いて、少し疲れている。
まるで師走だ、と思ったりした。

でも合間には昼寝もできたし、紅茶もがぶがぶ飲んでいる。外出した際にはコーヒーも飲めた。1年に1度のことなので忘れてしまうが、大晦日とはこんなものなのかもしれない。

 

 

ところで、大晦日や三が日には「今年最後のor最初の甘いもの」を意識してしまう。実際、年末と年始には甘いものを選んで食べている。
そして「2023年最後の甘いもの」は、スターバックスコーヒーのワッフルだった。
外出した時になんとなくコーヒー*2を飲みたくなって入ったスタバで、「本日のコーヒー」と共にワッフルも注文したのだった。
スタバのワッフルなんて、なんとも締まらない選択だとは思う。

しかし今年は、カフェや喫茶店やスイーツに関しては、ずいぶんと淡白だった。だから、別に不思議ではない。

本当に今年は変だった。甘いものを探して昔ほど新規開拓をしなくなった。お気に入りのお店に通う頻度も減っているはずだ。

理由はたくさんあるような気もするし、ただ漠然と"熱が冷めた"ような気もしているし、自分でもよくわからない。不都合は無いのだが、少しさみしくはある。

 

 

 

ともあれ、世界と世間がこれだけめちゃくちゃなわりには、自分は平穏に過ごせた。
小さな失敗も大きなトラブルもあったし、人生に課題は山積みではある。そして一年の最後に食べた甘いものは、しょぼくれたワッフルだ。
それでもなんとか生きている。決して褒められた点数ではないけれど、赤点ではない。そんな2023年も、そろそろ終わる。

 

 

というわけで、今年もありがとうございました。

だらだらと続くこのDiaryを読んでくれて、本当にうれしいです。


来年もたぶん続けます。
はてなブログはてなダイアリー)で15年、それより前*3を数えれば20年以上は続く習慣です。
相変わらず書きっぱなしで推敲もしない雑な記録ですが、顔も知らないたくさんの人達、顔や声を知っている少数の人達が何かしらの楽しみを見出してくれているとしたら、何よりです。

ありがとうございました。
そして、今後ともよろしく。
どうか、良い年になりますように。

お題「わたしの癒やし」

 

*1:カタログギフトの類が好きな親戚からの贈り物。

*2:他人が淹れた、紙コップに入っていないコーヒー

*3:mixiから始まり、いろいろなサービスを乗り換えた。

買い物袋が見つからない・ジェリコ

散髪

久しぶりに髪を切った。
近所の床屋で済ませるつもりが、今日は忙しくて無理だという。
かわりに、何度か行ったことがある美容院へ行ってきた。
幼稚園児から大人まで対応するファミリー向けのお店で、とても気楽だ。
ただし同じ建物の別の階にあるもう一つの美容院は、若い女性専用といった感じで、怖くて近寄れない。
どちらもエレベーターのドアを出るといきなり入口になっているから、階数のボタンを押す際には若干の緊張がある。間違っていたらどうしよう、と嫌な想像をしてしまうのだった。

ジェリコ

小さな嫌な出来事があった。ここでは詳細を書かない。
その事について友人は「パフェでも食べればええやん」と言う。
それならばと外出したのだが、気の利いたカフェなど見つからない。仕方がないから、友人の勧める「コメダ珈琲店」に行った。
残念ながら友人は他県に住んでいるので、一人である。
最初はパフェの気分だったが、ジェリコという品が気になったので注文してみた。

アイスコーヒーに砕いたコーヒーゼリーを入れて、ホイップクリームを乗せたデザートというか飲み物だった。
ジョッキみたいなグラスにストローという奇妙なスタイルも含めて、実にコメダらしい。こういうものは、スターバックスコーヒーには無いだろう。

味は普通。アイスコーヒーにコーヒーゼリーを入れてホイップクリームを乗せた味そのもので、想像したもの以上でも以下でもない。

友人には悪いが、嫌な出来事は今も嫌なままだ。ジェリコではなくパフェならば、今頃はすっかり忘れて幸せになっていたかもしれない。

 

 

29日の過ごし方

我が家は秋に大掃除をするため、年末はそれほど慌ただしくない。
今年は来客の予定も無く、ただの連休と変わらない。
お正月の料理は作る必要があるけれど、あまり早くに用意するわけにはいかない。

街に行くにも混雑しているし、公共施設は閉まっている。仕方がないから、普段通りの掃除をして、明日以降にやることをリストアップするなどした以外は、のんびりと過ごしている。

それでも「正月の雰囲気」づくりのために、明日にはきちんとした掃除を行う。飾り付けもする。
そして明日は夜に同窓会もあるのだった。
今日は暇で、明日は多忙となる。
もう少し平均化して欲しいものだ。

 

 

買い物袋

愛用していた買い物袋が行方不明となっている。
小さく折りたたんで持ち運び、日常の買い物で食材や日用品を詰めて運ぶためのものだ。
店で渡されるビニール袋に対しては「マイバッグ」、そして環境負荷の観点からは「エコバッグ」と呼ばれる袋でもある。

 

 

本来はマイバッグorエコバッグとして売られていたものではない。
mont-bellの簡素なショルダーバッグであり、登山や旅でのサブバッグ用途として開発されたもの。薄くて丈夫なリップストップナイロン生地で作られ、ファスナー等も省略して軽さと携帯性を高めたもの。透けるくらいに薄くて、小さなポケットへ雑に押し込めば手の中に収まる寸法になるのが、本当に便利だった。

もう10年近く前に購入したものだ。最初は旅行用だった。宿に荷物を置いたら、このバッグで散策や土産探しに出かけていた。

まだ同じ品が現役で売られているから、買い替えてもかまわない。
さすがにくたびれてきたし、これだけ気に入っているのだから同じものを新調するのも悪くない。
しかし、いつのまにか価格が1.8倍近く値上がりしている。それくらいに世の中が変化したのだろうけれど、なんとなく引っかかってしまう。
それに、買い物袋なんて捨てる事はないから、探せば見つかるような気もしているのだった。小さなものだから、鞄や上着のポケットに隠れているような気がしているのだった。悩ましいことだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

ターキッシュ・ディライト

数日前に知人からターキッシュ・ディライトなる菓子をいただいた。
トルコの歓喜、と訳せばいいのだろうか。

中東〜トルコにおけるロクムと、ほぼ同じものだと思う。村上春樹ギリシャ滞在記には、ルクミという類似の菓子が登場した*1
イスラム圏によくある、激甘菓子である*2

 

 

食感や製法は、日本の「胡桃ゆべし」に近い。砂糖をたっぷり加えたデンプンを加熱し、粘りが出たら固めたもの。かための餅のような、むにむにとした歯ごたえがある。

今回の品は砕いたナッツが中に入っている。そしてココナツの粉がたっぷりまぶされている。


かつてインド土産でいただいたものはローズウォーターが使われていて、化粧石鹸のようなアジアン雑貨店*3のいちばん奥の棚のような、およそ食品らしからぬ匂いがしたものだ*4

それに比べれば、ナッツ入りはとても食べやすい。カルダモンのような香りも控えめで、(あまり好きな言い方ではないが)日本人にも馴染む味だ。

強い甘みのお菓子が好きな人ならば、とても良いおやつになるだろう。

いただいたものは1辺が3cmほどの歪んだ立方体で、いささか大きい。
甘みが強いこともあって、休憩時間に作る薄いインスタントコーヒーでは、コーヒーが負けてしまう。
濃い紅茶と、このターキッシュ・ディライト1個の組み合わせが自分には合っている。1個で十分だから、なかなか減らないけれど、たぶん日持ちもするだろう。

しっかり休憩をする、そしてその後にがんばりたい。そういう時にはすばらしいおやつになる。

 

 

よく似たものを「カルディコーヒーファーム」で買ったことがある。知人は「業務スーパー」で見かけたという。
静岡県中部には、中近東のお菓子を買える店が皆無なので、もしカルディや業務スーパーで手に入るのならば、次は自分で探して購入したい。

でも、貰ったターキッシュ・ディライトは、まだ15個以上ある。大量のココナツも残りそうだ。これだけで、師走は乗り切れそうである。

実に良いものをいただいてしまった。

 

お題「大好きなおやつ」

 

*1:雨天炎天

 

 

*2:原料の砂糖よりも甘い気がする。

*3:なつかしいアジアン雑貨店。90年代にあれだけ存在した店は、今はもう消えてしまった。

*4:でも、とてもおいしかった。

バナナ・チョコレート・タルト

これは今日のおやつ、Atelier Petit Calin のバナナチョコレート・タルト。
バナナを使ったケーキは優先度が低いのだけれど*1、これはとてもおいしかった。なるほど多くの人がバナナとチョコの組み合わせを選ぶわけだ、と納得する。

この店のカフェラテは風味が選べる。今日はジンジャーブレッドのフレーバーにしてもらった。スパイスが効いて、寒い日には良い感じ。

 

 

午後だけだが、自転車で散策ができて、図書館にも行くことができた。
城北公園の図書館は建物が立派で居心地が良い。大きな窓から公園の木々が見えるところが好きだ。何の変哲もない市立図書館だけれど、百点満点で120点の場所だ。

この図書館のサイクルスタンドは独特で、他で見たことがない形式。
掃除がしづらい*2こと、そしてコンクリート製で傷がつきそうに見えてしまうことが、普及しない理由だろうか。

 

 

帰宅してからは家事や家の用事に忙殺されて、先ほどようやく一息つけた。
最後の力を振り絞って、コーヒー(カフェイン抜き)を用意した。これを飲んだら寝ます。おやすみなさい。

お題「大好きなおやつ」

*1:嫌いではないけれど、他の素材を選ぶ。

*2:水は側溝に流れるようだ

11月のパンタリタ

何年ぶりになるだろう、本当に久しぶりに訪れた「パンタリタ」は、変わらず良い店だった。

 

「パンタリタ」は静岡市駿河区栗原にある雑貨屋・カフェだ。
洋菓子屋の「リュバン」や草薙総合運動場日本平動物園の近く。すぐ裏手を東名高速道路が通っている。

高速道路の遮音壁が隣接し、周囲は住宅街。なのに森の中にあるような不思議な場所だ。ちょうどいい感じに手入れがされた庭と木、雑然としているが不潔感の無いさっぱりとした雑貨の店。その奥に進むと、カフェの部屋がある。

カフェは紅茶とコーヒー、季節のオリジナルティー等、それにシフォンケーキやスコーンなどがメニューに並ぶ。昔から変わらないし、どれを選んでもおいしい。

そう、このパンタリタは、昔から何も変わっていないのだ。
もちろん植物は成長するし、石やコンクリートは黒ずんでいる。お店の人達も老いたはずだ。
でも、決して荒んだ感じがしないし、古びてもいない。
10年や15年前に訪れた時のアンティークな感じ、古道具っぽさが、今日も同じように保たれている。

これはなかなかできない事だと思う。

リニューアルする前のku:nel、それにArneが流行っていた時代のままの雑貨屋でありカフェ。それが今も現存することが、まず貴重だ。

未晒しのリネンクロスに、ヨーロッパの古いガラス瓶、琺瑯のポットに、値打ち物ではない陶器や磁器の椀。そういった、肩の力を意識的に抜いたような品々を、風化したような木のテーブルに並べるような「さっぱりとした」世界観が好まれた時代が、かつてあったのだ*1

昨今、そのような雑貨屋やカフェは激減した。
大半は消え、残ったものは酵素ドリンクやヨガやデトックスや胎教といったスピリチュアルで似非科学な流行をその時々に混ぜ込んで、オーガニックマニア向けに先鋭化していった。
ごく一部の要素のみ、セレクトショップのインテリアに引き継がれている。

 

 

そういった時代の流れに抗い、パンタリタは今日も数十年前と同じ風合いを保っている。
新型コロナ対策の貼り紙と、昔より大きく育った観葉植物以外だけが、昔から変化している。それくらいに変わらない。

ここまで同じテイストを続けることは、たぶんおそろしく難しい。
こういった場所は、努力をしないと時代の流行をどんどん吸い込んでしまうもの。商売ならば尚更だ。さらに、ナチュラルな趣向は、どうしたって荒れやすい。
変化するのが当たり前のものを、同じに保ち続けるには注意深くエネルギーを注ぐ必要がある。
どれだけ"好き"を突き詰め、取捨選択をして、手を入れ続けてきたのだろう。静岡で飲食店や雑貨店を営む人達が、揃って一目置く理由がよくわかる。
自覚的な努力が、この店を同じかたちに留めている。まるで魔法みたいだ。しかも、離島や山奥ではない、静岡市の住宅地にあるのだ。

 

そんなパンタリタのスコーンは、もちろん変わらずおいしい。
まだしっかりと熱く、ざっくりとしたスコーンに、たっぷりのクロテッド・クリーム。それにブルーベリーとイチジクとスパイスのジャム。すばらしい組み合わせだ。

アールグレイは紅茶というより柑橘類のハーブティーみたいな爽やかな味。この店だけのオリジナルティーと言われても納得してしまうが、でも飲み終えると確かにアールグレイなのだった。

 

 

広いお店ではないし、店主達の年齢もあり、制限はいくつかある。
不定休、ティールームでの滞在時間の制限*2、大人数での利用不可など。でも、そういった諸々を差し引いても、静岡県中部で最高のカフェであり雑貨屋であることは確実だろう。

 

 

 

訪れたのは久しぶりだが、なんだか近いうちに再訪しそうな予感がする。
すっかり気に入ってしまったのだ。理由があって遠ざかっていたわけではないのだが、気まぐれに訪れて、特別な場所だったことを思い出したのだった。

 

お題「大好きなおやつ」

 

*1:雑誌でいうと「天然生活」が生き残っているけれど、ちょっと変質したように思える。

*2:50分?

大道芸ワールドカップ in 静岡2023

静岡で唯一の文化的な祭である「大道芸ワールドカップ」に行ってきた。
サイクリングの途中で中心街に立ち寄り、街の外れに自転車を停める。そして賑わう街を散策しつつ、いくつか目についたパフォーマンスを見る。最後に駿府城公園で大掛かりなものを1つ見て、今日はおしまい。


昔はガイドブックを買って、プログラムを精査し、時間の許す限り楽しんだものだ。
でも今はそこまでの熱は無い。
人混みをかき分けて進むのも、良い場所のために数十分前から座るのも嫌だ。
賑やかな街をぼんやりと歩き、タイミングよく始まったパフォーマンスを見物する位がちょうどいい。ちらりと見て好みと合わない内容*1だったら、さっさと次の場所を探す。

経験を積んでスレてしまった、もう少し綺麗な表現をすれば「自分なりの楽しみ方を見出した」のかもしれない。
体力も落ちているし、人混みでの感染リスクは高齢者と暮らす今の生活では無視できない。集中して丸一日を街で過ごせない要素が多すぎる。

いざ凄腕のパフォーマンスを見れば大いに楽しみ、手拍子を打ち、投げ銭を笑って渡すくらいに楽しんでしまう。だけど、朝から夕方まで椅子を片手に街を歩く意欲は無いのだ。
なんだかとても寂しいことのように思える。

 

でもとにかく、行けばきちんと楽しめる。
明日も少しだけ静岡の街に行く機会が作れそうだから、また明日もがんばる。

daidogei.com

 

 

そんな今日のおやつは、チョコレートのケーキ。
城北公園近くの「Atelier Petit Calin」で、たいそう悩んで選んだ。
秋は短く、魅力的な素材が多すぎる。チョコレートは真冬まで取っておこうと思ったのだが、今日はコーヒーとチョコの気分だった。
そして、自分の直感通り、すばらしい組み合わせだった。
黒猫もかわいいにゃん。

maps.app.goo.gl

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:やけに口上が長く、「今日出会えた喜びを共有」とか語り、鬼滅の刃に登場しそうな謎の和風イメージの日本人若手アーティストは、時間のわりに楽しめない。

ティーコゼーの修繕

久しぶりに使った出張用かばんに、ティーコゼーが入っていた。
今よりもカフェやクラフト界隈の知人が多かった時代に、友人から貰ったものだ。
夏場にポットで紅茶を淹れることはないから存在すら忘れていたのだが、どうやら出張用の3weyバッグに仕舞い込んでいたようだ。
今日は大きな荷物を運びたくて、その出張用かばんを引っ張り出したのだった。

でも不思議だ。出張の際にティーコゼーを使うこともないのに、なぜこんな場所にあるのだろう。春あるいは冬の自分に問いただしたい気分だ。

 

ところで先ほど、女郎蜘蛛に指先を噛まれた。
洗濯物に付いていた蜘蛛をつまんだら、噛まれてしまったのだ。

少し痛いだけで、見たところ出血もない。
しかし、先ほどから脇腹が痒い。
特に蕁麻疹などは出ていないのだが、体の一部が少し赤くなっている。

タイミングからして蜘蛛が悪い*1

とはいえ、今日は心も身体も疲れる事が多かったし、ホヤや牡蠣の燻製(お土産)なども食べた。寝不足だったし、油が悪そうなドーナツも食べている。ネコだって触った。

つまり、この痒みの原因は色々ありすぎて、特定できない。
しかし、ティーコゼーは無関係だとは思う。ティーコゼーでアレルギー反応的なものが起こるとは考えづらい。


ティーコゼーは端がほつれているので、今から修繕するつもりだ*2。脇腹が痒くて集中できないけれど、まあなんとかなるだろう。

白い糸の刺繍

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お題「わたしの癒やし」

*1:正確には蜘蛛の毒に含まれるタンパク質が悪い。

*2:縫うのは面倒だから、薄い革を貼り付ける。

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