バターと粉とたまごの日

知り合いのお店を手伝ったら、デニッシュ的なパンをいただいた。
自分で買ってあったガレット・デ・ロワ、そして近所のお婆さんから貰ったパウンドケーキやアップルパイもある。
そういうものを朝食や午前のおやつに食べていたので、どうにも口の中がバターっぽい。スーパーマーケットで、口直しにと大福をカゴに入れかけたけれど、健康的ではないので止めておいた。

夕食にはポトフを作った。
どう作ってもポトフは失敗しないけれど、久しぶりに料理本に従ってみた。
手間はかかるけれど、おいしさに料理本の裏付けがあるのは良いことだ。自分好みではなくても、これこそがポトフなのだと自分に言い聞かせることができる。

しかし、こういう食事を続けて元気いっぱいのフランス人はすごい。
バター風味は好きだが、1日に1回でいい。

 

お題「昨日食べたもの」

仏壇が来た

我が家には仏壇が無かった。
昨年の秋に母が亡くなり、彼女を偲ぶために、小さな仏壇を注文したのだった。
昨日までは、リビングに写真や思い出の品を並べたミニコーナーを作って代用としていたのだった。

なにしろ仏壇が届かない。
量産品の、簡素なミニ仏壇だ。
両開きの扉がついた箱が、なぜ届かない。
天然ガスが足りないのか、半導体が入荷しないのか知らないけれど、届くのは入荷遅延のお詫びメールばかり。
ともあれ、車も仏壇も、注文してから半年以上待つ時代に生きている。
そう考えると途方も無い気分になってくる。

 

でもとにかく、今日ようやくミニ仏壇が届いたのだった。
今までの”お偲びコーナー”を片付け、ミニ仏壇を設置する。下のキャビネットとの色合わせもばっちりで、なかなか良い出来栄え。LEDランプも仕込まれていて、写真をきれいに照らすこともできる。

ところで我が家では、これを仏壇とは呼ばない。
母が生前に「宗教色は極力減らすように」と言い残していたので。
なので、この箱というかミニ展示スペースは、今後は便宜的に祭壇と呼ばれることになる。

母を偲ぶことが、我が家の中だけで通じる原始宗教と考えれば、これは確かに祭壇だ。
この程度の宗教色ならば、母も許してくれるだろう。

こうして、また1つ、母に関するタスクが終わった。
注文して放ったらかしにしているだけのタスクであっても、片付けばほっとするものだ。実用品でもないし、祭壇(仏壇)が無くても全く不都合は感じない生活をしていても。冠婚葬祭とは、そういうものなのだろう。

 

 

お題「これ買いました」

足なり直角・再生ポリエステル・ボアフリース・ルームソックス

朝や夜を暖かく過ごすために、ルームソックスを買った。
夕食の材料を買いに立ち寄った際、ショッピングモールの無印良品で見つけたもの。

定価は600円くらい。今日は400円以下になっていた。
でも全く売れていないようで、大きなカゴに山盛りだった。

無印良品では珍しくない風景である。秋に見たときに「これは売れ残りそうだな。ずいぶんと挑戦的な商品だな」と思った品が、きちんと投げ売りされている。そうやって血を吐きながら走るマラソンみたいな流儀が、無印良品の今を作っている。これからも、ちょっと奇妙な商品をたくさん考えて、廉価に売り続けてほしい(でも定番商品は寸法・仕様を変えないでほしい)。

このルームソックスは、サイズが微妙なのだった。
商品タグには何の表示もないが、おそらくは婦人用。しかし婦人用にしては大きい。
サイズ欄には23cm〜25cmとあるが、これは紳士用としては小さすぎる。
とはいえ、他のサイズもない。駄目で元々と買ってみたら、26〜27cmの靴を履く自分でも窮屈ではない着用感だった。

朝起きて朝食の準備をして、いくつか家事を済ませて着替えるまで。
そして、夜にお風呂に入ってから寝るまで。
それぞれ、靴下を履かない時間があって、スリッパだけでは寒かった*1
その隙間を埋めるのが、このルームソックスになる。
先ほどから履いているが、全く締め付けない柔らかさが素晴らしい。もちろん暖かい。
2足目を買うほどではないけれど、とても気に入った。
良い品を手に入れたと、自分の買い物に自画自賛している。

 

お題「これ買いました」

*1:防寒性能が皆無なスリッパなのだ。

頭の痛みと洗面台と

頭が痛い。
といっても、いつもの(低気圧接近に伴う)頭痛ではない。風邪やインフルエンザや新型コロナでもない。
もっとシンプルな、たんこぶの痛みだ。

自宅の洗面台が壊れて、排水管からの水漏れが発生した。
忙しい朝に応急処置をした時に、頭をぶつけてしまったのだ。

大人になると、というか中年になると、たんこぶといっても笑っていられない。脳の周辺での衝撃や血管破裂は、もっと致命的かつ切実な病を連想するので。

とはいえ、今日のこれは、そこまでひどくない…はずだ。
ただ、ぶつけたところを叩くと痛い。腫れている感じもする。

 

ところで問題の洗面台は、交換することになった。確認したら、色々と不具合が見つかったのだ。

近所の「水回りのお店」に相談したところ、修理するにも部品の在庫が無いという。ここは遠縁の人が経営している店で、何かと便宜を計ってくれる。
そんなわけで、今日も代替案として、展示品の洗面台を見つけてくれた。完全な新品に比べると安いし、今の時期に即日で手配できるのはありがたい。配管や配線を僕が行えば、工賃も要らないという。なかなかお得な買い物だと思う。
しかし、売り場担当者の「ボウルが大きくて朝シャン時代にぴったり」という勧め方はどうかと思う。老人と中年の2人暮らしでは魅力がわからない。「まるで平成の謳い文句だな」としか思えなかった。だって朝シャンだよ。

 

 

そんな木曜日も、もうすぐ終わる。
頭を打った以外は平和な1日だった。今日も寒かったけれど、正午過ぎには外気温も16℃を超えた。これならば、普通の冬だ。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

ただ寒いだけ

昨夜はおそろしく寒かった。
19時頃に外へ出たら、雪の欠片が強風に舞っていた。温暖な静岡県中部では、これを「吹雪」という人さえいる。一般には「風花:かざはな」と呼ばれる自然現象のストロング版だった。

そんな寒波の夜は本当に寒かったらしい。
朝には庭に霜が降りていた。
家庭菜園のレタスは葉先が凍っていた。多肉植物の一部も凍結と解凍を経て、駄目になってしまった。

当然、昼間も寒かった。
普段は10℃を超えるような晴れた空なのに、車の外気温計は5℃を示す。
雪に苦労している他の土地に比べれば日常そのものではあるが、それでも皆が難儀している。

しかし不思議なものだ。
今まで様々な土地に住んだが、これくらいの気温が冬の日常だった土地も珍しくない。少なくとも、マフラーや厚い手袋を足せば、普通に過ごせる気温のはずなのだ。

それでも、いきなり寒くなるのは本当に困る。
自分は恒温動物なのに、色々と億劫になってしまう。動物園にいるリクガメみたいに、熱源の近くでじっとしていたい。

 

 

たぶん今夜も明日も寒いだろう。
今夜はアルミニウム製の水筒とタオルで、簡易的な"ゆたんぽ"を作ってみた。静岡の家に戻ってきて、ここまで防寒を意識するのは初めてかもしれない。

 

お題「わたしの癒やし」

沼津市の沼津餃子

寒くて冷たい、以外に書くことがないので、昨日食べた餃子について記す。
とてもおいしい餃子だった。

沼津市には沼津餃子がある。
ローカルフードとしては随分マイナーなものだ。地元の名店が発祥で、その暖簾分け、あるいは模倣した店で愛されている品といった印象がある。B級グルメとも言い難い、しかし他ではなかなか出会えない品だ。

肉の多い餡に厚い皮、丸く整形して焼き上げ、最後に茹でて火を通すのが特徴なのだと紹介サイトには書かれている。静岡県で餃子といえば浜松餃子だが、あれよりも特徴的な見た目と味をしている。

 

 

 

昨日訪れたのは、「沼津餃子 駅北亭」。
駅からは徒歩圏内で駐車場もある。中心街にある元祖沼津餃子の店(中央亭)がいつも混んでいるので、暖簾分けした(らしい)こちらの店を選んでみた。

建物は新しいが、老舗らしさがそこかしこにある。
お婆さんが一人、待っている客への声掛けから注文、そして配膳などをきびきびとこなしていた。

昼過ぎということもあり4人ほど並んでいたが、それほど待たずに席に案内された。
メニューはシンプルで、餃子が大(12個)中(10個)小(8個)と、ご飯、味噌汁、ラーメン等のみ。

餃子とご飯を注文すると、味噌汁が付くのだという。
1個が大きいので、小(8個)とご飯で十分だというが、餃子だけ沢山食べる人もいるようだ。女性1人でビールと餃子を楽しむような、平日昼間の中華料理店には珍しい人もいた。

 

自分が頼んだのは餃子10個とご飯。ご飯は少なめにしてもらった。
味噌汁は自動的についてきた。
ご飯には自家製らしき紅生姜がたっぷり添えられている。

餃子は丸くて、焼き色を付けたあとに茹でてある。ぶわぶわと表面はやさしいのに腰がある皮は、なかなか面白い。つるりぬるりとしているのに香ばしさもある。

挽肉は多め。そして粗挽きのせいか、肉の風味がしっかり感じられる。
日本の餃子で、ここまで肉々しいのは珍しい。
これを、酸味の無いタレに付けて食べる。テーブルには酢や一味唐辛子もあった。

1個が大きめのシュウマイ(デパ地下や物産展にあるような品)か、それ以上のサイズだから、10個はお腹いっぱい。少食な人なら残してしまうかもしれない。

でも、とてもおいしくて、多いなあ食べ過ぎだなあと思いながらも気持ちよく完食してしまった。
次に食べるのならば、餃子だけを延々と食べ続けたい。

 

 

これが沼津市の沼津餃子。
沼津は本当に、おいしいものが多い街だ。

 

お題「昨日食べたもの」

沼津の都まんじゅう

沼津市での研修は、無事に完了。
研修と試験の後に少しは自転車散策ができるかと思ったけれど、気温が低いうえに地面が濡れていて断念した。雨上がりに寒いなんて珍しい。これが寒波か。

それに、想定よりも疲れている。
帰宅して夕食を食べて、洗い物をして一息ついたら、2時間ほど寝てしまった。

先ほどようやくお風呂に入った。
髪が乾いたら、今日はもう寝ようと思う。週の最初に疲れを溜めるわけにはいかない。

 

これは自分用のお土産に買った都まんじゅう。帰宅後に3個食べた。


都まんじゅうなんて日本のあちこちで買っているけれど、個人的には、この沼津の「つるや」がいちばん好き。
冷めた時にもおいしいように、それなりの甘みが付いているはずなのだが、全くしつこくない。上品な羊羹のような白餡なのだ。

買うたびに、ちょっと変わった焼印が混ざっているのも面白い。これはなんなのだろう。バレンタイン仕様だろうか。

10個入は、マウンテンパーカーやハンティングジャケットのポケットにぴったり入る。12個入以上は折り箱になって、袋やかばんが必要になる。たいていは手ぶらで訪れるので、10個がちょうどいい。

goo.gl

そんなわけで、色々あったけれど後日に書くことにして、今日は寝ます。
おやすみなさい。

 

 

沼津市に泊まっています:シーラカンスモナカと水門展望台

今日と明日は静岡県の東部、沼津市にて研修を受ける。
早起きすれば車や電車で行き来もできるのだが、今回は駅前の研修施設に泊まる。

朝は早いが16時には研修が終わってしまう。その後は自由時間となる。
せっかくなので、沼津の街を散策してきた*1
こういう時に折りたたみ自転車は便利だ。

駅前のアーケード街に行くのも久しぶりだった。
大好きだった書店も閉店し、ずいぶんと寂しい雰囲気になってしまっていた。ちょっと探したけれど、雑貨屋halも見つからない。
それでも、地方都市の駅前としては元気なほうだと思う。

自転車ならば、中心街から港までもあっという間。
今日は週末ということもあって、深海魚水族館の周辺はとても混雑していた。
大昔に訪れた時に比べて、明るく賑やかな"観光地の鮮魚センター"っぽさが増している。要は干物屋と海産物屋の集合店舗なのだが、SNSの連携やアニメ(ゲーム?)ラブライブのパネルなどで華やかさを演出していた。
しかし館内放送は10年前から変わらない町興しテーマソングなので、なんとも垢抜けない。

衝動買いしたシーラカンス形のモナカも、英字新聞柄の紙が敷いてあるなど、ちょっとダサい感じ。どこか「るるぶ」っぽいバッドセンス。
最近こういうThe日本の観光地という品から遠ざかっていたので、なんだか嬉しくなってしまった。

 

 

今回は、深海魚水族館には行かなかった。混雑しているし、それほど好きなタイプの水族館でもないので。
その代わり…というと違う気がするが、水族館に近い水門(びゅうお)へ立ち寄った。

goo.gl

港と河口の最も海側にある大型水門、その上部が展望台になっている。
ずいぶん遠くからでも見えるということは、ここからの展望は素晴らしいはず。そう目論んで寄ってみたら、本当に良い景色が堪能できた。
さすが沼津港、駿河湾の最奥部にあり背後には富士山や伊豆もある。水門の附属施設にはもったいないくらいに良い場所だった。

入場料は100円と格安。しかも、とても空いている。
沼津港周辺の観光施設に行くのに駐車場を探してうろうろする位ならば、こちらを拠点にすれば良いと思う。最近ほとんど見かけなくなった「トリックアート」もあるし。

沼津港から海岸沿いを走って伊豆・三津シーパラダイスの手前まで行き、折り返して沼津の宿泊施設まで戻ってみたら、すっかり暗くなってしまった。

夕食は駅近くで簡単に済ませた。書くべきことが全くない、つまりハズレの店だった。
そして今は、ベッド横の狭いテーブルにパソコンを置き、この文章を書いている。
もう外は寒くて、夜の散歩をする気分ではない。

この数年間でも沼津市には何度か訪れてはいたのだが、ゆっくり散策できたのは久しぶり。駅南のアーケード街はもとより駅北もずいぶん雰囲気が変わっていた。
明日も少し街を探検したいところ。

さて、寝る前に少しテキストを読んでおかなければ。すっかり忘れていたのだが、今日は研修のために沼津に来ているのだった。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:というか、沼津市を散策したいので、自転車を車に積み、宿泊込みの研修にしたのだった。

湖西市 全てバーガー

 

早朝から静岡県西部に行き仕事、気がついたら昼過ぎになっていた。

三ヶ日町湖西市も、一人で訪れるのは人生初、せっかくの奥浜名湖も遠くから眺めるだけ。
ならばせめて浜名湖周辺らしい昼ごはんを…と考えた。
でも鰻料理店は高いし一人では入りづらい。そもそも下調べをしていないから、カフェや郷土料理の店も迷ってしまう。ハンバーグの「さわやか」は13時を過ぎているのに1時間待ちだ。

しかし静岡県西部といえば南米料理が有名。ちょうど「さわやか湖西浜名湖店」の近くにブラジル料理の食堂があったので、立ち寄ってみた。

 

その「Delicias do Brasil」で食べたのが「全てバーガー」。
本当はブラジル定食的なものを食べるつもりでいたのだが、名前に惹かれた。

この小さなブラジル料理店は、今どき珍しく日本語が拙い。
全く不便はなく、逆に異国情緒を感じるから、これは嬉しい。基本をXとして、Xに"tudo"を付ける命名法則は南米旅行中に何度か見た記憶がある。おそらくは"tudo"が"全ての"という意味だろう。

 

ハンバーグ、レタス、トマト、チーズ、ハム、コーン、ツナ、たまご、ベーコン、クリームチーズ、シューストリングポテトと挟めるものは全て挟んである。きちんとした量のフライドポテトも付いてくる。
この店のハンバーガー、量はとても多いようで「マックじゃ全然足りねえよう」みたいなことを言いそうな高校生男子達が「今日は食うぜえ」と、嬉しそうに注文していた。

 

実際にテーブルに来たものは、本当に大きかった。
こんなに食べられるのだろうかと怖くなったが、運動部男子ではない中年男性たる自分でもおいしく食べることができた。すばらしい。

ハンバーグは肉々しく、チーズやクリームチーズはそれぞれ存在感がああり、ベーコンはマクドナルドのパテくらいの厚みがある。あれもこれもと詰め込んであるのに、渾然一体のぐちゃぐちゃにならないのは本当に不思議だった。どこを齧ってもハンバーグの肉が中心にあり、そこにコーンやレタスがそれぞれ添えられている感じ。
今年度では一番おいしいハンバーガーになりそうだ。

今日は注文しなかったけれど、日替わりランチ的なものにも心惹かれた。
他のテーブルをこっそり見ると、メインの肉や魚に加えて、米や野菜、たっぷりの豆スープなどおいしそう。何を注文しても良い雰囲気だが、おそらく常連は日替わりランチを食べに来るのではないかと推測している。

飲み物の種類も豊富だった。
しかしコーヒーが無いのが解せない。他のブラジル料理店でもコーヒーの優先度は低い感じなので、食事中は炭酸飲料やフルーツジュース、あるいはビールを飲むのが普通なのかもしれない。
自分はガラナやグァバジュースを飲みながらハンバーガーを食べるつもりは無いので、少し困ってしまった。
お腹に余裕があればパイナップルジュースを飲みたかった。わざわざミントを加えて作るとメニューにあって、なんだかとてもおいしそう。

そんな大満足の昼食の後は、再び作業。
少し外を歩く時間もあったのだが、風は強いし気温は低い。静岡県の沿岸部で、真昼の気温が10℃以下なのは珍しい。散歩はできたけれど、自転車散策を楽しむのは無理だった。

帰宅はすっかり遅くなってしまった。
ただ、昼ごはんの量が多くて、帰路に寄り道して外食する気分には全くならない。
お風呂の前にミカンや野菜ジュース、それに干し芋を食べて夕食にした。それで十分。

 

お題「昨日食べたもの」

 

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