冬のスコーン・テンテンカシテン

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今日のおやつは、藤枝市のテンテンカシテンで。おいしいスコーンを食べた。
ざくざくした全粒粉のスコーンは小ぶりでも満足感がある。
イチジクのジャムと柚子のカードがたっぷり付いてきた。カードといっても乳製品(バター)ではなくて、植物油を使っているのではないだろうか。不思議な”こってり”感が、柑橘の風味とよく合う。

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いつものブレンドコーヒーではなくて、ブラジルなんとか(名前を忘れた)を選んでみた。ナッツやチョコレートを思わせる味。黙っているとミルクなどが付いてこない店だが、ストレートで飲みながら焼き菓子を合わせるとちょうどいい気がする。

 

 

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入店のタイミングで4人がけの席を1人で占領してしまった。
そして待っている間に、お客さんがひっきりなしにやってくる。
さらに、テーブルは2人がけを繋げている状態。満席を告げられたお客さんが、みんなこちらを見ているような気がしてくる。
こちらから席を分けるよう申し出るべきか否か、悩ましい状況である。おそらくは店内の人口密度を考えた配置だろうから、席やテーブルを動かすのは問題があるかもしれない。
小さなお店である。混み始めると本当に忙しそうで、声をかけるのは勿論、席を増やすことも望んでいないだろう。そう(勝手に)考えて、黙って読書に集中し、そしてコーヒーやスコーンが来るのを待った。

 

 

それにしても居心地が良い店である。
明るくたくさんの光が差し込むナチュラルテイストの店内は、お客さんも静か。インテリアのセンスも抜群で、自然のものが多いのに清潔感がある。

本当は調べ物をするつもりで鞄には資料を詰め込んできたのだが、つい読書とコーヒーとスコーンを満喫してしまった。

良い休日のおやつでした。久しぶりに行けて良かった。

 

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

富士山ちきゅう黄金崎

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午後に友人と三保半島へ。
折りたたみ自転車の1台を貸して、のんびりとサイクリング。
短時間だったし、ほとんど寄り道せずに灯台と富士山と海を眺めてきたけれど、とても快適。
空気が乾燥しているのか、富士山が”ぱきっ”と鮮やかに見えた。伊豆半島の黄金崎も、三保半島の反対側、コンテナ埠頭奥に停泊中の観測船「ちきゅう」も、ずいぶん近く見える。

 

ところで昨晩から、再び「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を最初から始めた。

1回クリアしても楽しめる要素は山ほどあるゲームだ。クリア直前のセーブデータで再開して*1、強くなった主人公リンク氏で冒険を続けるのは楽しい。
でも、ゲームスタート時の弱々しいリンク氏を操作すると、また違った楽しさがある。最初のゲーム開始直後は余裕がなくて見過ごしていた様々な演出、仕掛けに感心することしきりである。

 

 

 

 

ここ数ヶ月は、読書も再読が多い。昔からの愛読書を引っ張り出して*2
そんな中、今日は新作の「同志少女よ、敵を撃て」を読み始めた。
Amazonの電子試し読み版で序章を読んでみたら本当に面白くて、これは最後まで読まねばと急いで買ったのだった。第二次世界大戦(大祖国戦争)に動員された元猟師の少女が狙撃手になって…という話。読みやすくてどんどん読めるのに、手が止まると気持ちが引き込まれて、考え込んでしまう。不思議な小説だ。
SNSで「これがデビュー作とは」と騒がれていたが、確かにすごい小説のようだ。読み進めるのが楽しみ。

 

 

*1:マップ画面に表示された進捗・踏破率はまだ6割程度

*2:電子書籍が多いので、検索して情報的に引っ張り出して

ダウンウェアの消失と伊豆大島の断念と、冬瓜フェス。

ダウンジャケットとベスト

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朝から寒い。ダウンジャケットやベストを探すが見つからない。
秋に冬物を出したときに、この2つはセーターなどとは別のところに入れたのだった。
「何か思惑があって、一般的ではない場所にしまった」ことだけを覚えている。ただ、それがどこか思い出せない。
どちらも小さく収納するバッグに詰め込んであって、見た目も置き場所も服と違っていてもおかしくない。朝の忙しい時間に、あらゆる引き出しを開けて探すことになった。

それでも、ダウンベストは発見できた。
秋冬に使う鞄の中に置かれていた。たぶん、季節になったら両方使うからと、一緒にしていたのだろう。でも今年はその鞄を使っていない。だからダウンベストも見つからなかった。

ダウンジャケットについては諦めた。こういうものは、普通に生活していれば発見されるものなのだ。たいてい、忘れた頃に見つかる。

寒いといっても静岡県中部なので、ダウンジャケットが必須ということもない。
最近は自転車に乗ることが多くて、少し走れば身体も温まる。むしろ今日は、自室が寒くて困ってしまった。

 

 

大島を断念する

伊豆大島に行くつもりで検討していたが、どうにも交通機関の都合がつかなくて断念することに。
主たる目的地である火山へ行くための最もスタンダードな手段は観光会社のバス。そのバスがオフシーズンは平日運休。路線バスも土日のみとなっていた。

オフシーズンの伊豆七島に行きたい、特に大島の火山や砂漠に行きたいと、ずっと考えていた。でもまた先延ばしになってしまった。
1月からは椿の季節で観光客も増える。いや、それ以前の問題として新型コロナ対策で観光は無理になるかもしれない。だから次に狙うのは春か夏。しかし本当に、先が読めないのであった。

救いがあるとすれば、思い立ったらすぐに行ける距離であることか。
いささか遠くはあるけれど、頑張れば日帰り、存分に遊ぶのなら1泊で十分。東京都とはいえ、伊豆半島からは船で45分なのだ。

 

 

ナゲット丼

先日、親戚から大量にいただいたチキンナゲットを消費すべく、今夜はナゲット丼を作ってみた。
家族が留守にしている時にしか作れない、雑な創作料理である。

玉ねぎを薄切りにして、ごま油で炒める。
油揚げ、戻した干し椎茸、干し椎茸の戻し汁、顆粒かつお出汁の素を加えて軽く煮たら、めんつゆで味付け。
電子レンジで加熱済みのチキンナゲットを入れたら、卵とじにする。

特においしくはない。
加工肉で作った親子丼という、中途半端なディストピア飯だが、味に特筆すべきところが全く無かった。想像した、そのままの味。
これならチクワを使ったほうが、センス・オブ・ワンダーを感じられたと思う。

食材AとBそれぞれに10の魅力があった場合、AとBを使った料理は20以上の魅力があって欲しい。魅力20の料理でもがっかりするし、15だったら失敗である。
このチキンナゲット丼は、まさに魅力20の味だった。いや、チキンナゲット単体で食べたほうがおいしかったかもしれないから、魅力は概ね18といったところだろう。

一人暮らしほどには食材の管理がシビアではない実家生活ではあるが、チキンナゲットなどの”高齢者が好まない食品”に関しては僕が主担当となってしまう。常に好き勝手な自炊をしていた一人暮らしよりも、ある意味で難しい。

だから、もしこのブログを近所の人が読んでいたら考えて欲しい。
もしも「家庭菜園でたくさん採れた」「安かったから買いすぎた」といった理由で、近所におすそわけをする時は、よくよく考えてから実行していただきたい。
まず間違いなく、あなたの持ち込む食材は”想定外”である。台所マネジメントにとって、想定外の8割はマイナスに働くことがわかっている。同じものを大量に…となれば尚更のことだ。英語でいうところの「White Elephant」は、あなたにとっても本意ではないはず。
親子丼にできる食材ならば、まだいい。
例えば今夜は、近所から冬瓜が3つも届いた。
好物ではある、でも冬瓜フェスティバルが明日から始まってしまうではないか*1

 

今週のお題「あったか~い」

*1:冬瓜は、遺伝子改造で栄養強化すべき作物だと思う。なんにも栄養がない。

シラスのアラビアータ

今日の美味しかった昼ごはん。
久しぶりのALLEE RESTAURANTで友人と食事。
今日はシラスのアラビアータを選んでみた。

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シンプルなトマトと赤唐辛子のスパゲティに、地物のシラスが入っている。それだけなのにとびきりおいしいのはプロの技。同じようなものは自分でも(冷蔵庫に残っているもので)作るのだが、全く違う。感動した。

goo.gl

 

 

 

友人と自転車屋に行った時も、自分一人で文具店やパソコン屋に行ったときも、店員さん達が言うのは在庫や流通の事ばかり。「Aを探している」と問うても、「Aはありますね。ただA'やBは輸入の問題で、いつ手配できるかわかりません。Aの国内在庫も今朝の時点で判明しまして…」と聞いていないことまで言ってくる。なるほど世界と自分とがつながっていると実感する瞬間である。

 

 

そういえば、Amazonで買った電子部品も、届くのが遅れている。
朝の時点で大阪だか神戸だかの流通拠点を出た筈が、今に至るも静岡に来ない。受け取り用のロッカーを指定していて、ここまで遅れるのは初めて。別に大急ぎではないから、もっとのんびりでかまわない。でも朝の時点で「今日にはロッカーに届くからね!」と通知したのに遅れるとは。困ってはいないが驚いている。

お昼のアラビアータを再現、というわけではないけれども、夜にはトマトと赤唐辛子でスープを作ってみた。
トマトは庭のプランターから。春の終わりにホームセンターの見切り品コーナーで買った「初夏に収穫できるトマト」が、10月から採れ始めたのだった。初夏どころか真夏にも、花がほとんど咲かなかったのに。よくわからない事態ではある。
でもきちんと酸味も甘味もあるトマトが収穫できてしまっている。これも、困ってはいないが驚いていることである。

 

お題「ささやかな幸せ」

寒くて暗くて焼きリンゴ。そしてカレーにチーズ。

今、外はとても強い雨が降っている。
冬とは思えない雨だ。でもしっかり寒い。

昼間だって寒かった。気温もそうだが、なんだか薄暗くて、気が滅入る感じの空。
家族は日帰り旅行で山梨に行ったのだが、快晴でとても気持ちが良かったという。僕はそのLINEが来たときに、自転車で俄か雨に遭遇していた。

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そんな寒々しい日だったから、おやつには焼きリンゴを作った。
ちょうど、小さめの硬いリンゴをいただいたのだった。このリンゴ、老いた家族は好みでないという。確かに普段食べているリンゴとはサイズだけでなくて食感も皮の厚さも違う。こういう”食べ慣れないもの”は僕の担当になる。

バターが残り少ないので、オリーブオイルを主に使った。
それでもきちんとおいしくできる。この場合、シナモンは要らないかもしれない*1。砂糖も少なめにして、食べるときに蜂蜜をかける*2

リンゴと蜂蜜といえば「ハウスのバーモントカレー」を思い出してしまうのは昭和の人間だからか。最近はめっきり買わなくなったが、今でも「リンゴと蜂蜜」を味の秘訣として売り出しているのだろうか。昨今、カレーといえば何かしらの隠し味が当たり前になったから、バーモントカレーの”商品力”は相対的に落ちているのではないだろうか。

気温と天気、焼きリンゴ、と続いてどうしてカレーの話題になったのだろう。
そういえば今日は夕食にカレーを作ったのだった。たぶんそのせいでカレーを連想したのだ。

カレーはチーズ*3を溶かし込むと、片付けの際に鍋が洗いやすくなる。比較実験をしたわけではないけれど、なんとなく油の落ちかたが違う気がするのだ。
風味付け程度の量(1人前でスライスチーズ0.5枚程度)でも違ってくるはず。カレーについて「自分なりの信仰」があるとしたら、この「チーズと片付け」がそれにあたる。

小麦粉・澱粉系の粘りとは別のとろみが足されるのもいいし、単純に乳製品の味わいが加わるから、隠し味としては穏当かつ万人向けでもあるし。

 

 

焼きリンゴは3個分まとめて作り、1個だけ食べた。
焼き立てがおいしいけれど、数日なら冷蔵も可能だ。
特にバターを控えて植物油を使ったものは、油脂が固まらないのが良い。冬ならば室温に少し置くだけで、焼き立てとは違った味わいになる。準備の手間を考えると、まとめて作るのが利口な甘党なのである。

 

 

お題「わたしの癒やし」

 

*1:スパイスやハーブを効かせ、ラム酒も加わると、どうしても薬草酒っぽくなる。オリーブオイルを使う時はスパイス控えめが良い…と思う。

*2:塩をほんの少し使うとおいしいそうだ。僕はいつも忘れる。

*3:なんでもいい。トーストに乗せるスライスチーズでかまわない。

分解の日

空いた時間を使って、パソコンやタブレットを分解した月曜日。
部屋の片隅がガラクタだらけになった。

 

家族がずっと昔に使っていたパソコン、そして動かなくなったタブレットなどを、それぞれ分解したのだった。
パソコンは、工作用の部品取り。上手くいったら、このブログに書くと思う。

タブレットは、ずいぶん前に壊れたまま放置してあったもの。
Amazonの激安タブレットであるKindle Fire HD10。1つ前のモデルだ。
Amazonのサービスを利用させるための端末ということで、本当に安い。もちろん質感だって安っぽいけれど、低品質というわけではなくて、廉価なわりには良い機械だった。
ただし、1クリックで買い物ができるように設定してある「Amazon経済圏への窓」でもあるので、電源も入らず充電もできなくなった状態とはいえ、そのまま捨てるのには抵抗がある。誰かが手に入れて、万が一復旧できたら困る。

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なのでAmazonカスタマーサービスに連絡をしてみた。
まず復旧方法については、ごく当たり前の、調べればわかることが提案される。全て「試したけれど駄目でした」と返答するしかない。だって「きちんと通電するコンセントに正しく充電器を差し込みましたか?」なんて質問されても困ってしまう。日本で「通電しないコンセントに、間違ったかたちでプラグを差し込む」なんて状況は無いと思う。
その後にも何度か「コンセントを使ったか?」が問われた。これは「トラブルの大半は、基本的過ぎる部分の見逃し」であることをふまえた質問なのだろう。しかし僕だって機械管理の資格持ちである。そういった基本の部分は、もう確認済みだ。
電源すら入らない、というのに「再起動をしてみてください」等と提案されるのは、何かこちらが試されているのではないかと怖くなってしまう。まあ、聞くべきことが決まっているのだろう。

そういったやり取りのあとで、もうどうしようもない捨てるしかないと判明したわけだ。
捨てるのは自治体の廃棄コーナーに持ち込めばよいのだが、その前にやはりデータは破壊したい。上に書いたとおり、たとえリモートで端末の登録を解除したとしても*1、設定データそのものはタブレットに保存されているので。2段階認証を突破されるとは思わないけれど、こういうのは気持ちの問題である。

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というわけで、タブレットも分解した。
ネジを1つも使っていないから、分解はとても簡単。それ用のヘラも売っているけれど、僕はギターのピックや、プラスチックの使い捨てマドラー、そして15cmの「金差し」を使う。
基盤にある記憶チップ的な部分を壊して、再組み立てをして今日の作業はおしまい。明日にでも、廃棄手続きをしてくる。

パソコンも分解そのものは簡単だった。ネジ止め箇所は多いが、よく工夫されていて、ばらばらにしながら感心してしまう。無線LANのアンテナが機体強度を担っていたりと工夫がすごい。ビジネス用のノートパソコンだからか、部品交換も考えられた素晴らしい設計だった。ほとんどパズル、いやそれ以上である。

分解しても役に立つわけではない。でも、機械をばらばらにしてみるのは、なかなか貴重な経験になる。買えば済む食べ物を自宅の台所で作ってみるとか、水族館や博物館のバックヤードツアーに参加するようなものだ。この場合、理解はできなくともかまわない。上手く説明できないけれど、僕はそう思っている。

 

 

そんなわけで、今日は分解ばかりしていた気がする。
おそらく明日は片付けの日。

もう寝ます。おやすみなさい。

 

 

*1:実は、Amazonカスタマーサービスが僕に変わって「端末とアカウントの紐付け」を解除してくれたのだが、確認無しで、全てのデバイスの登録が解除されたのだった。Mackindle Paperwhiteも、携帯のAmazonアプリも全て。
びっくりした。再ログインもなかなか面倒だった。

マリトッツォにラム酒を

隣町を自転車散策している時に買ったマリトッツォ。
流行はどうあれ、生クリームがたっぷり使われたお菓子は単純に嬉しい*1

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しかし昼食用に買った同じ生地を使ったパンが、おしなべて凡庸な味だった。
おそらくこのマリトッツォも平凡なものだろうと想像できてしまう。
少し考えて、ラムレーズンのシロップを浸すことにした。

以前、まとめて仕込んだラムレーズン。少しずつ使っているけれど、どうしてもラム・シロップが余りがち。なので今日はたっぷり使った。

ブリオッシュ生地といえばババやサバラン。
このマリトッツォ&ラムは、ババに近い。綺麗に食べるのが難しいが、味はとびきり良かった。

こういう奇妙で小さな工夫をして暮らしています。
もし本当の「丁寧な暮らし」があるとしたら、例えばこういう工夫ではないだろうか。そんな事を思いながら洗い物をしていたら、手が真っ赤になった。
酒に弱いのはつまらない。このオヤツのあと、1時間ほどぐっすり眠ってしまった。

 

 

来週のどこかで、島へ旅をするつもり。
今日はその下調べで、図書館や書店に行ってきた。ネットの情報も大切だけれど、あまり記録に残らない場所もある。そういう部分は書籍に頼るしかない。
思えば、瀬戸内国際芸術祭のパンフレットやリーフレットは懇切丁寧だった。隅々までデザインが行き届いていて、過不足が無かった。世界レベルの国際イベントかつ、迷う人の多発は致命的なトラブルに繋がる離島の催しだから瀬戸芸こそが特別なのだけれど、それにしても(特別ではない)普通の観光地の情報は不親切だ。観光向け美少女キャラクターなんて作っている場合ではない。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:生クリームの量を愉しみたい時に『ハワイアンパンケーキ』は良い選択だった。流行が廃れて悲しい。

大根とミカンとチキンナゲット

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冬が近づくにつれ、近所の人達が野菜を届けてくれる。
別に我が家が人徳者の集まりということではないし、もちろん地元の有力者*1でもない。
単に、元農家の家庭菜園趣味者や、老後の楽しみとして市民農園で野菜を作っている人が、親の知り合いに数人いるだけ。
それだけでも、食べきれない量の大根などが、まとめて届く。

今日はベランダに大根が、そして玄関にミカンが置かれていた。
アブラナ科の若い葉を間引いた菜っ葉も貰った。
こうなるとミニマムな「笠地蔵」である。夕方には、親戚から釣ったばかりのスズキが届いた。

大根は日持ちがするけれど、鮮魚は少し困る。シチューとパンに、焼いたスズキが加わると実に変な感じだ。フライパンでオリーブオイル多めの焼き魚にして、かろうじて洋風に仕上げることができた。「面倒ならぶつ切りにして味噌で煮ればいいよ」と言うが、シチューには合わないので。

 

 

冗談みたいな話だが、チキンナゲットまで貰ってしまった。
隣町に住む叔母さんが、「安かったから、買いすぎた」と持ってきたのだ。この人は、食材を大量に買っておすそ分けをするのが趣味なのだ。
しかしどうしてチキンナゲット。
嬉しいのだが、いくら安くても、あまりに「日常」じみていて、なんというか祝祭感が足りない品だと思うのだ。でも以前はハンペンや篠田揚*2を大量に届けてくれたので、同じカテゴリーかもしれない。
チキンナゲットは冷凍した。数時間だけ凍らせたら、袋の中でばらばらにすれば、後で1個ずつ使える。貰い物なのに日常使いをして、なんだか悪い気がする。本来は山盛りにして「わーい叔母さんありがとう」と食べるべきだと思ってしまう。

 

では寝ます。明日は色々忙しい。今日は夜ふかしができない。

*1:昔話に登場する庄屋のような

*2:老舗の練り製品店で売られていた揚かまぼこ。好物だった。

がんばった金曜日の芋羊羹

午後はずっと、銀行や保険、その他の「資産管理」っぽい諸々と対決してきた。
そんなことをやりたくもないし、今までずっと必要は無かった。でも、駅前にある大きな銀行が静岡県から撤退するというので、口座を解約することになったのだ。
正しくは静岡人の口座は「東京支店」管理のオンライン口座へ移るわけだが、そもそも自分の生活圏(車が必要な郊外)だと、駐車場探しに苦労する中心街の銀行は不便。この度、地元の銀行に移すことにした。そしてついでに、「お金のこと」を集中して片付けてきたのだった。

口座を解約して、それなりに大きな金額を地元銀行に移した後に、定期預金を作ったり、外貨建ての保険に入ったりと諸々の手続きをしているうちに、外は暗くなっていた。

 

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お金の管理なんて最も苦手なことのひとつ。
以前、経理の仕事をした時に初めて「当座預金」の存在を知ったくらいだ。

とりあえず転職など転機の多い人生である。
その転機のたびに「なんだかよくわからないけれど、わからないまま貯金したお金」がようやく把握できたことは、今日の成果だろう。全国各地の通帳に、生活費くらいのお金が溜まっていた*1
なにしろお金のかからない趣味*2ばかり続けてきた青春時代だったから、多くはないけれど貯金はある。整理する頃合いには遅すぎたくらいだ。
半日かけて頑張ったせいで、それらが1つの銀行と郵便貯金、そして1つの証券会社にまとまったわけだ。あの、心身を病んで休職をしてからの、長い混乱の後片付けがようやくできたということかもしれない。

 

 


そして、銀行からはたくさんの粗品を貰った日でもある。昔に比べてしみったれた粗品ではあるけれど、しばらくタオルやティッシュには困らない。

 

とにかく疲弊したから、帰宅前に少し良い芋羊羹を買った。
和菓子屋に「芋羊羹は明後日までの販売です」と貼り紙があったから、つい釣られてしまった。
帰宅して、コーヒーを濃いめに淹れて、羊羹と共に楽しんだ。
芋羊羹が本当においしい。ビールを飲む人達にとって、残業の後のビールがこんな感じかもしれない。

それにしても肩が凝った。
首から背中にかけて、筋肉が固まってしまった。
粗品で貰った入浴剤「独鈷の湯」を、さっそく使って疲れを癒そうと思う。
しかし独鈷の湯の特徴が「ローズピンクのお湯色と芳醇なバラの香りで心も身体もデトックス」というのは、リアルではないと思う*3。しかも泡立っている。困ったことである。

 

今週のお題「あったか~い」

*1:金利時代なので、まとめて定期にしても大して変わらないのは、良いのか悪いのか。

*2:あるいは、小銭を稼ぐ趣味

*3:僕の記憶とも違う。20年ほど前の記憶ではあるが。

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