大晦日ワッフル

かつて、大晦日には家事や炊事を極力しないものだと言われたけれど、今年の自分にとっては家事炊事に邁進する日だった。

部屋の整理で空いたスペースに棚を作っていたら掃除が必要になった。
親戚の家に届けるお節料理を詰めていたら、空白ができたので追加で1品目作った。
父と食べる夕食は、お取り寄せ*1カニやホタテ。これも準備に手間がかかる。
親戚の家にお節料理を届ける時には事故渋滞に巻き込まれた。
なんだかばたばたして、気が急いて、少し疲れている。
まるで師走だ、と思ったりした。

でも合間には昼寝もできたし、紅茶もがぶがぶ飲んでいる。外出した際にはコーヒーも飲めた。1年に1度のことなので忘れてしまうが、大晦日とはこんなものなのかもしれない。

 

 

ところで、大晦日や三が日には「今年最後のor最初の甘いもの」を意識してしまう。実際、年末と年始には甘いものを選んで食べている。
そして「2023年最後の甘いもの」は、スターバックスコーヒーのワッフルだった。
外出した時になんとなくコーヒー*2を飲みたくなって入ったスタバで、「本日のコーヒー」と共にワッフルも注文したのだった。
スタバのワッフルなんて、なんとも締まらない選択だとは思う。

しかし今年は、カフェや喫茶店やスイーツに関しては、ずいぶんと淡白だった。だから、別に不思議ではない。

本当に今年は変だった。甘いものを探して昔ほど新規開拓をしなくなった。お気に入りのお店に通う頻度も減っているはずだ。

理由はたくさんあるような気もするし、ただ漠然と"熱が冷めた"ような気もしているし、自分でもよくわからない。不都合は無いのだが、少しさみしくはある。

 

 

 

ともあれ、世界と世間がこれだけめちゃくちゃなわりには、自分は平穏に過ごせた。
小さな失敗も大きなトラブルもあったし、人生に課題は山積みではある。そして一年の最後に食べた甘いものは、しょぼくれたワッフルだ。
それでもなんとか生きている。決して褒められた点数ではないけれど、赤点ではない。そんな2023年も、そろそろ終わる。

 

 

というわけで、今年もありがとうございました。

だらだらと続くこのDiaryを読んでくれて、本当にうれしいです。


来年もたぶん続けます。
はてなブログはてなダイアリー)で15年、それより前*3を数えれば20年以上は続く習慣です。
相変わらず書きっぱなしで推敲もしない雑な記録ですが、顔も知らないたくさんの人達、顔や声を知っている少数の人達が何かしらの楽しみを見出してくれているとしたら、何よりです。

ありがとうございました。
そして、今後ともよろしく。
どうか、良い年になりますように。

お題「わたしの癒やし」

 

*1:カタログギフトの類が好きな親戚からの贈り物。

*2:他人が淹れた、紙コップに入っていないコーヒー

*3:mixiから始まり、いろいろなサービスを乗り換えた。

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