桜海老と春野菜の天ぷら

世間は完全に連休ムードだが、僕は稼働日。
自宅作業だから気分だけでも無理矢理に休日ムードを試みたが、仕事が捗らないだけだった。
今は反省している

 

それはそうと、今日は近所の人や親戚から、野菜や果物の届け物が多い日だった。

そのほとんどが山菜や春野菜。
我が家の庭でとれた空豆やエンドウ豆も含め、「下拵えが必要」であり「できれば今日中に食べてほしい」ものばかり。

なので、仕事が早く片付いたのに、豆の皮を剥いたり、アク抜きをしたり、下茹でをするなど台所仕事が妙に多くて時間に余裕がない。


夕方には生の桜海老もいただいたので、全てを天ぷらにする方針となった。

 

 

天ぷらは難しくはない料理だが、準備と片付けが手間である。
老人と中年の二人暮らしでは、”買ったほうがいい”タイプの料理であり、普段はほとんど行わない。
父は頑張ることがあるけれど、なにしろ高齢男性の料理なので台所掃除が大変なのだった。

片付けの手間を考えると、僕が一人で「片付けまで含め最適化された天ぷら」作業を行うのが良いと判断し、一人で夕食の準備をすることにした。要は、父に任せると面倒が多いのだ。

天ぷら鍋は使わない。古いフライパンに油を20mmの深さまで注ぎ、少量ずつ揚げていく。桜海老以外の食材はあらかじめ加熱するか細く切り、作業時間を短くする。

そうやって作られた山菜や春野菜の天ぷらは、とてもおいしいものだった。
片付けも目論見通りに短時間で済んだ。
ほぼ机上の空論と空想を組み合わせたにしては、上出来だ。

 

 

そんな土曜日だったので、ほとんどの時間を家で過ごしていた。
部屋は片付いたし仕事は進んだ。ほんのりと風邪気味だった体調も、半日で快調に。しかし肩こりがひどい。エンドウ豆を剥いて肩がこるなんて、人生初である。
困ったものだ。

 

お題「わたしの仕事場」

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