どうしようもなくはない休みの日

遠くに住む知り合いからコーヒー豆が送られてきた。
カフェを営んでいる家で、どうやら試供品のようだ。
輸入品が高いこのご時世、とてもありがたい。

今日の良かったことは、このコーヒー豆だけ。
それ以外は酷いことばかりだった。

 

 

ガラスのマグカップは唐突に割れるし、Macは強制終了する。ガソリンを入れようとスタンドに行ったら、豪華粗品の配布とやらでおそろしく混んでいた*1。収穫した庭のエンドウ豆は、ベランダに放置した数分間で鳥に啄まれてしまった。

こういう日はある。特に休日とは、台無しになりやすいものだ。
長く生きてきたから、もう慣れてしまった。思ったとおりに行かないのが休日だ。

でもコーヒー豆がたくさんあるのは幸せなことだ。
それぞれ個性的な豆が、小さな袋に詰まっている。多種類を飲み比べするなんて、とても贅沢なこと。
思い通りにはいかなくても、完全にどうしようもない休日もまたありえない。何かしら良いことが少しはあるのが、休日の良いところだと思っている。
毎日が平日より、毎日が休日のほうが余程いい。ゴールデンウィークだって、3ヶ月くらいは続いて欲しいものだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:ペーパータオルを貰った。「ペーパータオルが要らない人はこちら」みたいな列があれば、そちらに並んでいたのに。

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