さくら鯛焼き

家族のお使いで、葵区の瀬名へコーヒー豆を買いに行ったついでに、鯛焼きを買った。
コーヒー豆屋は有名な「鳥仙」。
鯛焼きは「きんちゃん」。

 

夏場はかき氷も売る専門店の「きんちゃん」は、今日も賑わっていた。
番号札を取ってしばらく待ち、注文をしてから焼き上がるのをさらに待つ。せっかくなので近所を散策して、焼き上がり予想時刻に戻ってきたらちょうど熱々の鯛焼きが待っていた。

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定番の粒あん、そして有名なのはチーズ+粒あん。どちらもおいしい。
今日買ったのは季節限定の桜たいやき。
桜餅をモチーフにした鯛焼きとのこと。

この桜たいやきが、ずいぶんと凝っていた。
よくある桜餡のものではない。
桜色の餅と粒あん、そして桜葉の塩漬けが入っている。さらに皮も専用に色付けしたもので、桜の花の塩漬けまであしらわれていた。
桜餅以上に桜味で、帰路の車中が和菓子屋みたいな香りに包まれた。

最近は(おそらくは偶然の導きにより)大判焼きベビーカステラ生地タイプの鯛焼きばかり食べていた。静岡の鯛焼きといえば、ふわふわしたものが主流だと勘違いするくらいに、分厚いものばかり。
しかし「きんちゃん」は違う。薄くてぱりっとしていて、バリ部分は煎餅のよう。

特に今日の桜たいやき用の生地は、餅を薄く焼いたような、麩焼きのようなさくさくした食感が際立っていた。

 

 

老人2人が切り盛りしている小さなお店だけど、全体に明るくて親切で、とても良いお店。向かいの「鳥仙珈琲」で豆を買い、急いで帰宅してコーヒーと鯛焼きを楽しめば、とりあえず幸せ。

 

 

そんな土曜日。他にも色々あったけれども、ここには書かない。
では、おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

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