昨日の自転車事故に関して、ぶつかってきた子供達の通う学校に行ってきた。
学校なんて久しぶりでわくわくしていたのだが、私学の「事務棟」っぽい場所の応接室に呼ばれたので、思っていたより学校感が無い。これなら文化祭や観光で出入りした大学のほうが、昔ながらの学校らしさがある。
基本は学校側からの謝罪と、僕の状況説明。説明については、自分で簡単なイラストを用意しておいた*1から、特に問題はない。
ただし、学校側からの説明が「学校から事故を起こした生徒に、どのような指導をするのか」ばかり、つまり「どう叱るのか、どんな罰を与えるのか」の羅列だった。
僕としては、反省文や部活停止について話されても、正直なところ知ったことではないのだ。
要は「学校から生徒へ」のアクションばかりだった。
例えば並走や逆走は駄目だとか、通学路の確認とか、そういう「再発防止策として学校がとれること」だけはきちんとして欲しい、とだけ求めてきた。「学校から僕へ」の行動があるとしたら、それは教師や生徒への働きかけだと思うから。
事故を起こした3人の生徒だけがルール違反をしている訳ではない。今日、対応してくれた先生だって、「広い歩道だから逆走・並走も致し方ない」といった認識だったから、ちょっと驚いてしまった。こりゃあ変わらんわ!と思った次第です。
さて一昨日の高知・愛媛訪問について。
ちょうど高知市の太平洋沿岸部に行ったので、前から行きたかった桂浜水族館へ立ち寄ってみた。
坂本龍馬については何の思い入れもない。高知ではあちこちに彼の像やイラストや言葉が掲げられているのだが、それほど特別な人だったのかなあ、と思っている。正直、司馬遼太郎史観、っぽいと思う。
桂浜水族館は、観光向けの小さな小さな施設。
坂本龍馬の像がある桂浜の一角にある。桂浜自体は、平日だからか、完全に「寂れた観光地」であった。
この水族館、最近はインターネットでの発信が面白いとか、デハラユキノリ氏のキャラクターで有名になっている。古くてお客さんが少ないことを自虐的にツイートしたり、スタッフ手作りの案内表示に時事ネタを盛り込んだりと、工夫して「寂れた地方の観光水族館」からの脱却を図り、そして成功している。
正直、僕の好みの水族館ではない。
デハラユキノリ氏のイラストのせいもあって、ひたすら「ヘタウマ」なノリが続くのだ。ちょうど新型コロナの影響、そして平日ということもあり、派手派手しい飾り付けが、より寂しく見えてしまった。
とはいえ、家族連れにはぴったりの場所だと思う。
今どき、びっくりするくらいに垢抜けない水族館だったが、十分に楽しめた。
ウミガメもカピバラも、リクガメもすぐ近くまで近寄ることができる。季節のせいか、カメはとても元気だった。
いくつか四万十川に由来する魚も見ることができたし、全体としては満足。
四国の高知県という、本州からはずいぶんと遠い場所だったので、行けて本当に良かった。
規模が小さいので、僕は仕事の合間にさらっと見ることができた。観光でも、ここだけで半日ということは無いと思うので、観光コースに組み込みやすいと思う。
高知といえば「のいち動物公園」も有名ではある。小さいとはいえ仕事の合間に動物園に行くのは時間計算が難しい…と悩んでいたのだが、月曜日は休園日だった。悩む必要は無かった。
桂浜水族館からさらに西へ、ひたすら太平洋岸を走り、途中から北上して四国カルストを目指す、その道中と四国カルストについては明日以降に書く。