カレーとナンとビスケット:ヒマラヤンハラルバザール&ザ・ヒマラヤンステーション

所用により昼頃まで東静岡駅近辺にいた。
お昼をどうしようかと歩いていたら、同行者が「ここがいい」と立ち止まる。
看板には「ヒマラヤンハラルバザール&ザ・ヒマラヤンステーション」とある。店の前にはびっしりと自転車が並んでいたが、店はそれほど混雑していない。
どうやら中古の自転車は、売り物のようだ。

店の半分は、看板通りにハラルフードと輸入食材の店となっている。
乾物や冷凍のものも多いが、お菓子など手軽なものもある。

見た目からしてインドっぽいビスケット(130円)を衝動買いしてしまった。

 

残り半分が、いわゆるインネパ系カレー店。
最近、この日本に出店するネパール人が営むインド料理店についてのおもしろい本を読んだので、インドカレーは大歓迎である*1。ちなみに僕が読了後は同行者達に本を貸していた。彼らがこの店を選んだのも、本の影響だそうだ。

 

 

カレーは「今日のおすすめ」のヒヨコ豆と挽肉のカレー。
巨大なナンは軽い食感で、多めのカレーとちょうど釣り合う量だった。これにサラダと飲み物がついている。
こういう系統のお店としても安価なほうだと思う。店員さんの日本語が本当にたどたどしかったので、在静岡のネパール人やインド人も多く利用しているのかもしれない。

塩気もほどよく、とてもおいしいカレーだった。
この種の店では珍しく、ランチセットは1種類。そのかわりカレーの種類によって価格が変わるシステムで、カレーの数やサイドメニューが増えるセットは無いようだ。ただし、常連らしき人達は普通のメニューから選んでいたので、ナンとカレーにこだわらなければ、ランチセット以外を注文すれば良いのではないか。

 

しかし、このナンの写真はなんなのだろう。
ナンという食べ物は、日本語でよく使われる「何:なん」と同じ"読み"なので、文章が駄洒落じみてよくない。
しかし自分はどうしてこんな写真を撮ったのか。今になって思い返しても、全くわからない。

 

午後はひたすら忙しく、そして暖かな日だった。
許されるならば半袖Tシャツでも良かったくらい。
試しにマスク無しで外を歩いてみたが、薬も目薬も無しで花粉症は発症していない。でも黄砂は酷いし、人が多く行き交う場所にも出入りするので、やはりマスクはかかせない。困ったものである。

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:久しぶりに買った新書。さらりと読めて、とても楽しかった。

 

 

鶏肉の梅あじ

特筆すべき事が無い日。
というわけで、夕食に作った「鶏肉の梅あじ」について書く。

ずいぶんおかしな名前だと思う。
子供の頃に給食センターへ見学に行って、その後の家庭科の授業で教わった料理だ。授業参観か何かで親にレシピが伝わり、今でも時々は作る"我が家の味"になっている。
とにかく名前が印象的で、なかなか記憶から消えない。
大昔の「暮らしの手帖」あたりに載っていそうな名前でもある。

手順は簡単。
材料費も安い。

  1. 梅干しは種を除き、刻む。
    チューブ入りの梅肉ペーストが手軽。
  2.  1.にみりんと醤油あるいはめんつゆを入れる。醤油味は控えめに。
  3. あれば青紫蘇を刻んでおく。
  4. 鶏むね肉(皮なし)は筋を取り除きながら一口大に切る。
  5. 胡麻油を熱したフライパンで、4.の鶏むね肉を5分ほど焼く。
  6. 裏返して中心に火が通るまで焼く。
  7.  2.をフライパンに投入し、照り焼きの一歩手前まで加熱し続ける。
  8. お皿に盛り、青紫蘇を乗せる。あれば削り節も乗せる。
  9. 梅肉の残りがあれば添える。

梅肉の塩気があること、焼色をあまり付けたくないこと、味が物足りなければ梅肉を添えて供すれば良いことから、醤油(あるいはめんつゆ)は色付け程度にする。
弱めの中火でじっくり火を通すことだけ気をつければ、失敗もないだろう。
鶏むね肉の食感が苦手ならば、ささみを使うと食べやすくなる。

平成になって柚子胡椒が我が家にも導入されてからは、柚子胡椒を使った同様の料理も作るようになった。

特別においしいものではないけれど、思い出して作る。
家族も喜ばないし、誰かに作って感心された記憶もない。

 

 

ところで、こうして書き出してから気づいたが、どうして学校給食でこんなものを出していたのだろう。小中学生に梅干し風味の鶏肉を出して喜ばれるとも思わない*1
しかし、学校給食というのはとにかく種類を増やす傾向にあったので、時々は妙なものが混ざっても不思議はない。給食センターでは出来合いのタレとオーブンを使ったのかもしれない。

 

 

さて、書くことがないからと料理について書いていたら、髪も乾いた。
そろそろ寝ます。おやすみなさい。

 

お題「簡単レシピ」

 

*1:それこそ、暮らしの手帖に「急なお客様にはチョット作ってお酒とお出しすると喜ばれます」とか書かれてそう。

ARTS&CRAFT 静岡手創り市 2024春

静岡市葵区護国神社で開催中のクラフトイベント「ARTS&CRAFT 静岡手創り市」へ行ってきた。

さらっと回れば0.5時間程度の小さな会場だが、静岡県中部では貴重なクラフト系イベント。ここ数年は天候や疫病対策や私事都合により行かないことも多かったが、今日は頑張って参加してみた。
最近、手芸や工作の"熱"が冷めているような気がしていて、それに県外の大きなイベントも知ってしまうと、どうにも積極的に参加する気が起きなかった。でも、そういう時だからこそ、自分のモチベーションなんて無視して行動するほうが良い。こと趣味の領域においては、思いがけない変化とは良い方向に転がるものだ。

 

実際に、久しぶりの静岡手創り市は、なかなか楽しかった。
最終日の午後ということで全体に落ち着いてはいたけれど、活気もある。
日々、YouTubeやブログで制作方法を知る機会は増えたけれど、実物の完成品は作り方を知っていても(知っているからこそ)眼福なのだった。

 

 

 

後で知ったことだが、僕が会場を巡っている時に、友人夫妻がすぐ後ろを歩いていたそうだ。
僕の所作は「まるでバイヤーや記者に見えた」という。
そして、そのことを幾人かの出店者さんと話して笑っていたのだそうだ。

全く気づかなかった。
会場を出る時に声をかけられて、たいそう驚いたのだった。

しかし、僕がバイヤーあるいは記者といった「プロ」に見えた理由はわからない。
僕が特別に厳しい目や専門用語を駆使しているわけではない。
ただ、作家さん、出店者さん達には丁寧に接するようには心がけている。
周りの人達が手にとっている器でも、一応は声をかけるし、良いと思ったところは伝える。焼き物ならば、ぐるりと全体を眺めるし、かばんなら裏地まで確認し、重さ(軽さ)を確かめる。

自分でもレザークラフトを楽しんでいるし、両親は陶芸を趣味としていた。
仕事で金属加工や化学処理も学んだ。
そういった"場数"が、会場での振る舞いに、そしてプロっぽい印象へとつながったのではないだろうか。

そういう点では、茶道の経験は、大きな要素だろう。たった数年、勤め先での部活動みたいな習い事だった。もう茶杓の持ち方すら忘れてしまった。
でも、お茶の席で交わされた言葉や、手の添え方、相手への気遣いは、今の自分にもきちんと残っている。

静岡護国神社までは自転車を使った。
まだ花粉症が怖いが、マスクをしている限りはなんとかなる。むしろ、帰宅してから薬が切れてからが辛い。大丈夫だと思っていたのに、いきなり花粉症状態に陥るのだ。

ともあれ、暖かく穏やかな、良い休日だった。
自転車でずいぶん長い距離を走ることができたし、家事も捗った。
手創り市で買ったピンバッジも、いい感じだ。

お題「気分転換」

スリランカ・カレーとイチゴのラッシー(カルダモン入り):手越原 サボイア

今日は自宅作業日。
午前中は家事と趣味に充て、午後から夜に仕事を行う。

 

その午前中に友人とカレーを食べてきた。
静岡市駿河区手越原のあたりにある「サボイア」というお店。
国道1号線で西側から静岡の中心街を目指した場合、手越原交差点を超えてリバーシブルレーンが始まった直後にこの「サボイア」はある。
以前から丸い看板だけは視認していたが、どんな店かは友人に教えられるまで知らなかった。

 

週に3日のみの営業、店舗が見えず、大きな看板もない。そんなわけで「他人に教えると驚かれるのだ」と友人は言う。

スリランカ料理の専門店のようだが、見た目はカフェのよう。小綺麗で優しく、隅々まで手が入っている雰囲気。

 

カレーは4種類。豆、鶏、豚、エビ。豆カレーは辛くない、エビのカレーは最も辛いと、それぞれ具材に合わせた辛さとなっている*1
豆カレー以外は豆カレーも少し添えられていて、他に和え物やピクルス的なものなどがご飯と一緒に盛られている。

僕は豚のカレーを注文した。
街のインド・ネパール料理店のスリランカカレーよりも全体的に丁寧。料理が評判のカフェで食べるカレーみたいだ。でも、スリランカカレー店らしく、混ぜながら食べていくと、しっかり異国味になっていく。
実においしいカレーだった。

 

食後に注文した(お店の人がおすすめの)イチゴのラッシーも良かった。
泡立ったラッシーの底に、半分凍ったようなイチゴピューレが沈んでいる。そして、うっすらとカルダモンの香りがする。
このカルダモンが良い感じ。イチゴの味は好きだがやわらかな風味が苦手という人なら、きっと気に入るはず。
スリランカカレーでも満足したが、このイチゴのラッシーには驚かされたし*2、他のメニューも選んでみたいと思えたのだった。つまり、お気に入りの店になったのだった。

 

そんな素敵なランチを楽しんだ土曜日だが、午後はひたすらパソコンに向かっていて、全く素敵ではないのだった。
気分転換にスーパーマーケットへ行ったら、世の中が完全に「行楽モード」になっていてつまらない。気温24℃も明るい日差しも、家の中にいる限りは無関係。

でもそんなパソコン作業も、ようやく終わった。
あとはお風呂に入って寝るだけである。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:玉子料理や様々な添え物をオプションで追加もできる。

*2:イチゴとカルダモンの組み合わせは、ジャムなどで試してみたい。

おおむね整った日

外出中に細切れの待機時間があったので、懸案事項を1つずつ手掛けていった。

 

  • 遠方の友人の子らに手紙を書いた。
  • 切手を購入した。
  • ホームセンターでティッシュペーパーとトイレットペーパーをまとめ買いした。
  • 防災用の食料品を買い足した。
  • ガソリンを早めに入れた*1
  • 靴紐を買い、薄汚れていたスニーカーの紐を交換した。
  • 使っていないスマホのアプリを削除した。
  • 各種アカウントのパスワードを再確認し、ランダムな文字列のものに切り替えた。
  • お酢や料理酒の予備を買った。
  • ウッドデッキ用の塗料と刷毛を買った。
  • 病院を予約した。
  • 髪の毛を切った。
  • コーヒー豆を買った。
  • 爪を切った。

帰宅してからも、ひたすら家事に邁進している*2
色々なことが整って、今はとてもすっきりした気分だ。

私事の懸案はToDoリストのアプリを使って記録・整理する習慣がついている。
しかしどうしても後回しになりがちで、特に今回は髪の毛が放置気味だった。

髪が伸びたと思ったがの先月。2週間前から床屋あるいは美容院に行くつもりでいたのに、その機会を逃していた。

切ってしまえば、その効果は覿面である。
なにしろ風呂上がりが楽だ。髪の毛が乾くのが早い。

視界に髪が入ることもない。耳のまわりが軽い。

 

 

 

暇な時間がたっぷりある時は、懸案なんてやってられない。
たっぷり寝たいし、趣味もある。今日のような、隙間時間のほうが、小さな懸案は片付きやすい。

 

そんなわけで今は良い気分でいるが、これは結局のところマイナスをゼロに近づけただけなのだ。それでも大満足なのだから、我ながら基準が低い。

つまるところ昨今の生活が乱れ気味であるわけだが、諸事情あって仕方がない。
何であれ、プラス方向へ進んだのなら、満足してもかまわないはずだ。

 

お題「気分転換」

*1:連休前から高くなるかも、とガソリンスタンド勤めの知人が言うのだ。

*2:タケノコを茹でた。皮の厚い柑橘類は、後日マーマレードにするため皮を冷凍した。

ソーキナカタのバウムクーヘン

今日のおやつはバウムクーヘン
知人からのおすそわけ。

ラベルを見ると「ソーキナカタ」とある。
藤枝市にある機械設備のメーカーだ。工場や厨房向けにオーブンや撹拌機、充填機などを設計製造するBtoBの会社だったはず。大昔に製薬会社に務めていた時に、この会社の銘板を見た記憶がある。

調べてみると、そのソーキナカタ*1の主力商品であるバウムクーヘン・オーブンや調理機器で作った品を売る、小さなお店が工場に付属しているようなのだ。

なかなか珍しいタイプの「工場直売」である。


知人からはデラックスだったかスペシャルだったかいう良いものと、ごく普通のもの、2種類のバウムクーヘンをいただいた。
見た目ではよくわからない。違いはあるが、どちらが甲でどちらが乙なのかが判別できない。とりあえず片方を開封してみたが、判明したのは「とてもおいしいバウムクーヘン」というだけ。

日本各地にバウムクーヘンで有名なローカルチェーンの洋菓子店があるが、そういう店でもソーキナカタ社あるいは類似の企業が作った機器で焼いているのだと思う。
このバウムクーヘンは、そういう「おいしい店」のそれと同レベルの質のように感じた。もちろん機器メーカーなのだから、生地の配合などは、あくまで"標準"なのだろう。でも、目を閉じて食べたら、有名なお店のバウムクーヘンと区別はつかないと思う。

そんな良いおやつを食べたので、今日は良い木曜日だった。
もちろん色々と煩わしいこともあったけれど、バウムクーヘンが手元にあるから気にしない。「大変だなあ」と思っても、すぐに「でも良いバウムクーヘンがあるんだぜ」と自分を鼓舞できる。
素敵なことだ。

 

お題「大好きなおやつ」

*1:奇妙な社名だ。Webサイトによると、先代まではナカタ氏が社長だったらしい。操機ナカタの意だろうか?

Amazonの古いタブレットと海鮮チャーハン

古いAmazonタブレットを捨てずに使っている。
なにかのセールで安く買った。
IT機器のデバイス名は[機種名称+購入年]とする習慣なので、2018年に買ったものだ。
2018年に購入した、kindle Fireの8インチモデル。

 

 

主に読書用に使っている。
普段の読書では電子書籍専用端末のKindle Paperwhite*1を使っていて、タブレットではカラーページや写真が多い書籍を見るのに使う。
いくつか古いゲームのリメイク作も遊んだ。ドラゴンクエスト2とか、ファイナルファンタジー3をこのタブレットで楽しんだ記憶がある。

購入時ですら「安くてもっさり」なタブレットだったので、それ以外の用途では使わない。普段は非常用持ち出し袋に突っ込んでおいて*2、時々アップデートをしたり、読書に使うだけ。

そのタブレットを久しぶりに使ってみた。
もう半年以上は使っていなかった。
となるとOSやアプリのアップデートだけでも、大変な時間がかかる。
さらに今まで購入した電子書籍も、このタブレットにダウンロードする。
おそらく書誌ライブラリの再構築を全力で行っているのだろう。ダウンロードが完了しても、動作がおかしい。表示順序がめちゃくちゃなうえ、「購入したがタブレットには存在しない電子書籍」の一部が表示されない。

多くの異常は時間が経てば正常に戻る。
こういう、機器の性能が低いせいで、故障なのか、それとも処理が遅いだけなのかの切り分けが難しい状況は、なんだか懐かしい。
大昔のWindowsでは、よく遭遇した事態だ。ただ、なにしろタブレットなので、動作状況を示すランプもないし、特に熱くもない。もしかしてサボってるんじゃないかと疑ってしまう*3

とにかく、にっちもさっちもいかなくなったら再起動をしている*4
タブレットからしたら、いきなり叩き起こされて、アップデートやら書籍のダウンロードやら、たくさんの仕事を渡されたのだ。時々は人間が気を遣って、一休みさせてあげないと嫌になってしまうのだろう。

 

こういう「調子の悪い機械」の面倒を見ていると、時間がどんどん経ってしまう。
帰宅後の数時間、他の作業をしながら、ずっとタブレットに関わっていた。総じて言えば無駄な時間といえる。

 

 

そんな今日は、昼食に海鮮チャーハンを食べたのだった。
同行者たちが揃って「チャーハンを食べたい」と言い出して、影響されてチャーハンを食べる。この2週間は、そのパターンがとても多い。
僕が「バタークリームのケーキを食べたい」と言っても、誰も賛同してくれない。脂質と炭水化物を摂取するのなら、チャーハンと変わらないと思うのだが。

「海鮮〜」を選んだのは、全て流されるつもりはないんだぞ、という決意の表現だと思ってほしい。それに、普通のチャーハンと海鮮チャーハンが同じ値段だったのだ。つい「海鮮」が付いているほうを選ぶのは人情だろう*5

 

お題「気分転換」

*1:これもとびきり古い。でも、読書をするという目的・機能は変化しないので、それほど不都合なく使えている。

*2:非常時に最低限の娯楽として活用する目論見。

*3:コンピューターは、人間が見ていないとサボる。見ていてもサボる時がある。

*4:再起動でトラブルの多くが解決するのも、昔のパソコンみたいだ。

*5:普通のチャーハンは肉類が豪華で、肉チャーハンはチャーシュー麺のような状態だった。

電波・静音設計・掛け置き兼用

 

昨日に書いたように、自室の壁掛け時計がカチコチとうるさい音をたてるようになった。本来は連続運針で音はほとんどしないはず。

修理も難しそうなので、先ほど仕事の帰りに買ってきた。

電波時計で静音設計、そして掛け時計だが付属の金属線を付ければ置き時計にもなる。
直径は26cmと、壁掛け時計としては中サイズか。
白い文字盤に大きめのゴシック体のアラビア数字。ほぼ希望通りのものを買うことができた。

枠の色は自室の家具に合わせた明るい木目。とはいえ天然木ではなく、木目がプラスチックの枠にプリントされている。ずいぶん雑な仕上げではあるが、高いところに掛けるから、許容できると判断した。
しばらく使ってみて気になるようならば、艶消しの白色に塗装するつもり。

先ほど電池を入れて、壁に設置してみた。
電波の受信状況は良好、数分と待たずに正しい時刻を示すようになった。

 

 

そういえば、購入時に気づいたことが1つある。
最近の安い壁掛け時計は、静音設計でなくとも静かだ。
昨日まで大きな音に悩まされていたので、展示品の前で耳を澄ませてみたのだが、全く運針の音がしない。
そして、電波時計などの機能さえ求めなければ、おそろしく安い。ニトリならば2000円以下のものまであるのだ。

想定以上に安かったので、温湿度や日付の表示機能がある時計にしようかと手に取ったところで、店員さんが声をかけてきた。
「そちらは時計の単3電池とは別に、単4電池が必要になるんですよ。それでも買いますか?」と言う。
店員にはそぐわない言い方と内容ではあるが、実に親切だ。わざわざ単4電池を入れてまで、部屋の高いところにある時計に温湿度など表示したくはない。
お礼を言って、最初に選んだシンプルな時計(電波&静音の、単3電池だけで動く掛け時計)を買うことにした。店員さんはにっこりと笑い「後でびっくりする人が多いんですよ」と言っている。

親切なアドバイスにすっかり気を良くして、小さなお玉を1つ買い足してしまった。台所にあれば便利かなと思って買ったのだが、後になって浮かれすぎたと反省している。

 

 

ともあれ、全体的には良い買い物だったと思う。
ベッドに寝転がった状態で、裸眼で見上げても、概ねの時刻がわかる。
時計が便利な事は前から知っていたが、静かな時計が生活の質をここまで上げるとは想定外である。

 

お題「ささやかな幸せ」

壁掛け時計・たけのこ

壁掛け時計

自室で使っている時計の異音が気になる。
秒針は連続運針で、静音設計。つまり本来ならばカチカチと音はしないはずなのだ。
なのに数日前から、しっかりと音が聞こえるようになった。普通の壁掛け時計よりもうるさい。

明日には買おう…と4回くらいは考えて、まだ購入していない。
リマインダーアプリにも登録しても、タイミングが合わず買えないのだ。

Amazon楽天市場で注文しても良いのだが、もしも思っていたものと違う時計が届いたら面倒なので躊躇っている。

ごく普通の安物で良いから、ニトリかホームセンターで実物を見て選ぶのが最も良い気がするのだ。

とりあえず、静音設計と電波時計、白いシンプルな文字盤に大きなアラビア数字であることが条件となる。

たぶん明日の朝も「今日こそ買おう…」と考えるだろう。
とりあえず「使えるけれどカチカチとうるさい」状態の今の時計は、下ろしてしまった。多少は不便だが、使えるからと壁にかけたままだと、明日も明後日も、時計を買い替えることはできないと思うから。

 

 

たけのこ

夕方に帰宅したら、玄関先にタケノコが7本、置いてあった。
父の知人が山から採ってきたものの、おすそわけだ。

以前は皮を剥いて茹でたものが届いたが、最近は生の大きなものが多い。「茹でるのはしんどいし、オラん家では食べないから」とのこと。

なるほど、と納得はするけれど、老父と中年(僕)の二人世帯である我が家でも、7本のタケノコは多すぎる。そして、茹でるのは"しんどい"のだった。

しかし、タケノコは放置しておくとまずくなる。
着替える前に大鍋を用意し、最優先で茹でてしまう。

柔らかくなるまで茹でるには時間がかかる。固茹ででもえぐみ防止には十分だと聞いたので、普段より短めの湯で時間。そのかわり、火から下ろした後には冷めるまで放置する。
我が家には米ぬかなんて無いので、重曹を使ってみた。また、根本のほうはあらかじめ切ってから茹でる。

夕食の準備と並行して作業を行い、片付けの後に完成した。
いくらかは知人や親戚におすそ分けをするけれど、それでもしばらくはタケノコ尽くしの食卓となりそうだ。
追加が届かないことを祈るばかりだ。

 

お題「手作りしました」

 

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