今日もまた六合駅のまわり・キャンピングカーが来た

ゴールデンウィーク、快晴、しかし仕事。
昨日に引き続き、島田市はJR六合駅の近くに行っていた。

 

渋滞に巻き込まれている時には、いかにも連休中といった雰囲気の車ばかりが目に入る。
アウトドアスポーツの道具を満載したワンボックスカーやツーリングのバイク、それにキャンピングカー。どの車も、新車のカタログで見たような幸福感にあふれている。

 

 

キャンピングカーといえば、いま我が家にキャンピングカーが来ているのだった。
知人の持ち物なのだが、家の工事か何かで置き場所が無く、我が家の駐車スペースを貸しているのだ。

鍵も借りていて、「なんなら使ってもいい」と言われている。
しかし、いちど車内を見たものの、なんだか他人の家のようで好き勝手に使うのは気が引ける。
布団はまさしく「友達のベッド」であり、キッチンや小物入れも「人んち」なのだ。落ち着かない。

それに、水を使うには補充する必要があるし、ポータブルトイレやガスも同じ。冷蔵庫は使用後に空にしてから完全乾燥させなければ臭いが残る。
生活をそのまま持ち運ぶというのは手間がかかるのだ。

そして、自宅の敷地内で、そんな手間をかけたくない。トイレもシャワーも、家に行けばいい。キャンピングカーではエアコンが必要な気温だが、自室なら昼間でも涼しい。

試しに運転もしてみたけれど、ほぼ中型トラックの寸法は、一人で「ちょっとそのへん」へ行くには持て余す。

遠出をした時に宿を探さなくてもいいのは羨ましい。ソロキャンプは不便なことも多いから、キャンピングカーの安楽な旅には憧れる。
ただ、少なくともこの連休に、自分が活用することは無さそうだ。
100V電源が使える車というなら、自分のシエンタのほうが簡便でもあるし。

 

なので、このキャンピングカーについては、試用するというよりは、あちこち開けて構造を楽しんでいる。
バッテリーや太陽電池への配線はわかりやすくできている*1。水とポンプの配管など、家とは違っていておもしろい。小さな凹みに蓋をして収納にするところは、寝台列車のようだ。天井に据え付けられた換気ファンに照明が組み込まれているのは、屋根の配線をシンプルにする工夫だろうか。

 

せっかく楽しませてもらっているので、革を使って、便利な道具をひとつ作って贈ろうと考えている。ペーパーホルダーか、壁掛けのポケットか、その程度の簡単なもの。
それくらいならば、ゴールデンウィーク中に作れるだろう。

 

 

という感じで、細々と仕事が挟まっているので、世間一般よりはゴールデンウィークを楽しめていない。
仕方がないから、帰宅してからちまちまと工作やレザークラフトや料理をしている。
「これでは日常だ」と思ってしまわないように、普段と少し違うことをするのだが、それでも「なんとも日常的だ」と考えてしまう。
困ったことである。

 

お題「わたしの仕事場」

 

*1:出先でのトラブルを想定しているのかもしれない。

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