所用で島田市へ行き、空いた時間にJR六合駅周辺を散策してきた。
のどかな土地だ。
東海道線の駅としては小さな六合駅。その周辺は田畑と宅地が続いている。
線路と並行して旧東海道・国道1号線が走り、それなりに交通量はある。しかし島田市と藤枝市の中間地点というか、どうにも繁華さに欠く地域である。
しかし、散歩をするには良い土地だ。
渋滞中の国道を避ければ曲がりくねった細い道が伸び、藤枝市とも島田市の中心街とも違う様相を見せる。
家々が連なるも人間が見えないところ、それに柵のない用水路が多いところなど、瀬戸内海沿岸の土地を思い出してしまう。思えば四国も岡山も、静かな土地ばかりだった。
世間は連休の後半が始まり、空は明るく晴れわたり、そして僕は仕事。
そういう日なので、散歩以外に書くことがまるで無いのだった。
帰宅前にはあちこち寄り道をしたが「混雑していた」以外の記憶が無い。ただのホームセンターや公園ですら、混んでいる。ただ混雑しているだけでなくて、駐車場で細々としたトラブルが起きていて嫌になってしまう。静岡なんて車社会なのだから、連休中だけ運転するような人が多いわけでもないだろうに。