鶏肉の梅あじ

特筆すべき事が無い日。
というわけで、夕食に作った「鶏肉の梅あじ」について書く。

ずいぶんおかしな名前だと思う。
子供の頃に給食センターへ見学に行って、その後の家庭科の授業で教わった料理だ。授業参観か何かで親にレシピが伝わり、今でも時々は作る"我が家の味"になっている。
とにかく名前が印象的で、なかなか記憶から消えない。
大昔の「暮らしの手帖」あたりに載っていそうな名前でもある。

手順は簡単。
材料費も安い。

  1. 梅干しは種を除き、刻む。
    チューブ入りの梅肉ペーストが手軽。
  2.  1.にみりんと醤油あるいはめんつゆを入れる。醤油味は控えめに。
  3. あれば青紫蘇を刻んでおく。
  4. 鶏むね肉(皮なし)は筋を取り除きながら一口大に切る。
  5. 胡麻油を熱したフライパンで、4.の鶏むね肉を5分ほど焼く。
  6. 裏返して中心に火が通るまで焼く。
  7.  2.をフライパンに投入し、照り焼きの一歩手前まで加熱し続ける。
  8. お皿に盛り、青紫蘇を乗せる。あれば削り節も乗せる。
  9. 梅肉の残りがあれば添える。

梅肉の塩気があること、焼色をあまり付けたくないこと、味が物足りなければ梅肉を添えて供すれば良いことから、醤油(あるいはめんつゆ)は色付け程度にする。
弱めの中火でじっくり火を通すことだけ気をつければ、失敗もないだろう。
鶏むね肉の食感が苦手ならば、ささみを使うと食べやすくなる。

平成になって柚子胡椒が我が家にも導入されてからは、柚子胡椒を使った同様の料理も作るようになった。

特別においしいものではないけれど、思い出して作る。
家族も喜ばないし、誰かに作って感心された記憶もない。

 

 

ところで、こうして書き出してから気づいたが、どうして学校給食でこんなものを出していたのだろう。小中学生に梅干し風味の鶏肉を出して喜ばれるとも思わない*1
しかし、学校給食というのはとにかく種類を増やす傾向にあったので、時々は妙なものが混ざっても不思議はない。給食センターでは出来合いのタレとオーブンを使ったのかもしれない。

 

 

さて、書くことがないからと料理について書いていたら、髪も乾いた。
そろそろ寝ます。おやすみなさい。

 

お題「簡単レシピ」

 

*1:それこそ、暮らしの手帖に「急なお客様にはチョット作ってお酒とお出しすると喜ばれます」とか書かれてそう。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。