桃太郎のプライド

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今日のお昼ごはんは、こんな感じ。

  • 五穀米ごはん
  • 割干し大根の漬物
  • 魚ナゲット
  • 壬生菜のおひたし

「魚ナゲット」は「ととなげっと」と読む。地元スーパーのお惣菜コーナーで安売りしていた。魚介練り製品に衣をつけて揚げたもの、だと思う。西日本では、練り製品を揚げた「天ぷら」が多く売られている。わざわざチキンナゲット風にしているのは若年層へのアピールだろうか*1。衣が外れやすくて、お弁当に活用するのは難しい。冷めても味が変わらない点は評価できる*2

一昨日、鶏肉をたくさん買った。
だから今週は、鶏肉強化週間となる。しかし、鶏ササミの茹で汁を活用してスープを作り、鶏むね肉から外した鶏皮で小さな一品を用意して…と順番に料理をしていくと、他の食材が余りがちになる。困ったものである。

 

空からのぞいた桃太郎

空からのぞいた桃太郎

 

 

ところで今日は岡山県の人と話す機会があった。
岡山人、もしかすると香川県になにか思うところがあるのだろうか。
雑談のなかで「香川には、鬼ヶ島もあるし、猿や雉の出身地でもあるけれど、桃太郎は岡山出身だからね」と言っていた。雑談ではあるけれど、有無を言わせぬ迫力、ここは譲れないぞ、という真剣さを感じた。
桃太郎神社の存在は知っている(よく行くパン屋の近くにある)。鬼ヶ島=女木島、という扱いも瀬戸内国際芸術祭で島に渡った時に知った。でもそんなもの、地元の郷土史家が立てた仮説を信仰や観光資源に取り入れただけではないのか。
一緒にいた香川民も「でもなあ…」と積極的に話をしていた。この瀬戸内海を挟んだ2県では、桃太郎というフィクションはとても大切なものなのかもしれない。
僕は「桃太郎なんてどうでもいいじゃないか」と思うのだけれど、もちろん黙っていた。彼らの誇りは彼らのものだから。
静岡県においても、そういう“郷土の当たり前”はあるのだと思う。咄嗟には出てこないけれど。

 

ヘルタースケルター

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桃太郎は盗人なのか?―「桃太郎」から考える鬼の正体

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桃太郎神社は、いつか行こうと思いつつ、いつも素通りしている。
全国的に有名な「オモシロB級宗教施設」なのだが、いつでも行ける場所は後回しにしがち。

 

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世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)

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昨日の牟礼もそう。車ならいつでも行ける場所だが、なかなか行かない。
ちなみに牟礼は「恋愛の聖地」だそうだ。理由は映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地だったから。調べると、16年前の出来事。
聖地というには寂れていたけれど、行政はいつまで看板を掲げるつもりなのだろう。

 

海の武士団 水軍と海賊のあいだ (講談社選書メチエ)

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お題「行きたい場所」

 

*1:個人的には、古臭いものを子供・若者向けにアレンジした食べ物は好きではなかった。小学校時代、給食で伝統的な地元の食材を活用したアイデアメニューが多くて嫌になった記憶がある。

*2:なにしろ中身は蒲鉾のようなものだから

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