公園でお弁当✗

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晴れていれば昼休みには外に出ることにしている。
一番の理由は感染予防。なにしろ狭い休憩室兼食堂なのだ。できるだけ人は少ないほうがいい。
第二の理由はマスクを外せること。勤務時間中はずっとマスクを着用している(仕事の内容によっては上からフェイスシールドも着ける)から、チャンスがあれば口元を開放したい。耳の後ろも擦れてしまう。

 

ビリジアン (河出文庫)

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  • 作者:柴崎友香
  • 発売日: 2016/07/05
  • メディア: 文庫
 

 

幸いなことに職場の周辺には公園が散在している。
自分と同様、昼休みの時間を過ごす人がぽつぽついるけれども、それでもベンチが埋まるようなことはない。

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しかし今日、今まで行ったことがない広い公園まで足を伸ばしたところ、東屋や藤棚、そしてベンチに使用禁止の表示があった。
「ベンチは公園利用者のための場所であり、飲食のためには使わないこと」と管理者からのお達しが書いてある。
そういえば、近くの公園では夕方から酒盛りをしている若者がいて問題になったと聞いた。
道路工事の人達が東屋を専有して休憩所代わりに使っていることもあった。先々週くらいから、「声掛け事例*1」が多発していて、老人達がパトロールもしている。
そういう諸々を受けての禁止措置なのだろう。

自分の場合は、それでもなんとかなる。
昼休みは自転車で移動をするから、別の公園に行けばいい。幸いなことに、徒歩だとちょっと面倒だが自転車ならあっという間の場所にある公園で、お弁当箱を開けることができた*2

しかし件の公園では、突然の変更で困っている人達もいた。道路で食べるわけにもいかないし、お昼休みの時間はどんどん過ぎていくとなると、焦る気持ちもわかる。

「お弁当くらい、いいじゃんよう」と思ったものの、言葉にはしない。
なんとなく過渡的というか何かの過剰反応の気配があるから、いずれ是正されるのではないかと考えている。


 

LANDSCAPE DESIGN No.115 [雑誌]

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全然関係ないけれど、これは散策中に見かけた犬。
今日は暑かった*3。ここは涼しいのだろう。近づいても反応しないくらいに熟睡していた。

僕も寝たい。なのでもう寝ます。おやすみなさい。

 

セバット・ソング

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  • 作者:谷村 志穂
  • 発売日: 2019/11/05
  • メディア: 単行本
 
移植医たち (新潮文庫)

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  • 作者:谷村 志穂
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: 文庫
 

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:コートの下は全裸系の、こう言ってはなんだが「声掛け」どころではない事例。

*2:
・ごはん
・たけのこ醤油漬
・アスパラガス入り卵焼き
・ネギと春菊の胡麻和え
・プチトマト
・にんじんサラダ

*3:他県では真夏日だったという。真夏がこの程度ならいいのにね、と思いました。

深緑色の草餅(柏餅)

とても濃い色の草餅を食べた。
正確には柏餅。中身はつぶあん
家族の知人からのおすそわけを1個もらった。

 

藤枝市の山のほうにある和菓子屋の名物。この蓬の色が濃い柏餅と苺大福だけが有名*1。何度か買ったことがあるけれど、本当に「村の和菓子屋さん」といった感じで、なぜ柏餅だけがこんなに尖った商品なのか、よくわからない。

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ここまで蓬の量が多いと、草餅としての(そして当然、柏餅としての)質感が変わってくる。
まず香りが強い。とはいえ、色ほど香りは濃くない。

舌触りについては“独特”としか言いようがない。
今日はざらっとしていた。連結材としての餅生地によって蓬繊維が繋がっているような力強さを感じる。

以前食べたときは、もっと滑らかだった。もしかしたら柏の葉の毛が混じっているのかもしれない。
なんにせよ、「これはこれでおいしい」と珍しさを楽しんでいるうちに、「一般的な柏餅よりも秀でているのでは」と思えてくるから不思議。

見た目も特徴的なので、手土産には良いと思う。訪問先で話題にできるし、独創性はあるし、それでいて味は「とてもおいしい柏餅」だから。

 

 

 

 

わくわく ほっこり和菓子図鑑

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  • 作者:君野 倫子
  • 発売日: 2012/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

*1:味噌まんじゅうもおすすめらしい。まだ食べたことがない。自分の観測範囲では「柏餅と桜餅が有名で、味噌まんじゅうは噂のみ有名。他は不明」までがセットで有名な店なのだった。

パセリとハムとマーマレードと小豆

あたたかく穏やかで、書くべきことがなにもない一日。
仕事はとても暇だった。あまりに暇で、早退して自宅作業に切り替えたくらいだ。

 

 

 

そんな月曜日の昼食は公園で食べた。
職場の近くに新しい公園がある。土地の改良事業と区画整理の際にできた「地域住民が巡る6つの公共スペースのひとつ」である。といっても元地主の豪邸と高層マンション、そして空き地ばかりの“開発に失敗した土地”で有名なエリアなので、平日の昼間には誰もいない。もっと大きな公園や広場は別にあるので、6つの公共スペースで最弱クラスの公園は、ほとんど飾りみたいなものである。

でも、1人で静かに過ごすには素晴らしい場所だ。
今の時期は藤の花が綺麗。虫も飛んでこないし、寒くも暑くもない。

 

今日の昼食はサンドイッチを作ってきた。
SNSで一瞬だけ話題になったパセリとハムとママレードのサンドイッチ
しょっぱくて甘くて苦くて、とてもおいしい。
パセリはハーブなのだなあ、と変な感慨を得ることができる。
とにかくパセリ多めが良いようだ。ハムは鶏ハムでも良さそう*1
追加で胡椒でも振れば、辣甜鹹酸の4味が全て楽しめそう。
今日は試していないけれど、キャロットラペのサンドイッチと合わせれば完璧な野菜サンドイッチになりそう。

www.kyounoryouri.jp

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ちなみに写真は撮っていない。今日も風が強くて、公園では食べることで精一杯だったので。

 

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おやつは清水区の「洋菓子喫茶 富士」で買った「洋ふう鹿の子」。中に生クリームが仕込まれている。好物です。

 

くらすたのしみ

くらすたのしみ

 
たべるたのしみ

たべるたのしみ

 

 

お題「手作りしました」

お題「簡単レシピ」

*1:好みが分かれそうではあるが、マーマレードに変えてレーズンとクミンが合いそう。

新清水でビリヤニとナンとカレーを:Mitra

昨年の秋から断続的に「家の用事」に関わっている。
親の兄弟や従兄弟が入院したり亡くなったりして、我が家が中心になって対応している状況。体力や暇や健康状態の関係で自分が週末に動くことが多い。

実際に暇だからかまわないのだが、こうして休日が潰されていくのは、家族持ちの人だったら大変だったろうなあ、と想像する。
自分くらいの年齢になると、そういった話も聞こえてくるようになる。

いきおい外食くらいしか楽しみがなくなるのも、人によってはしんどいだろう。

 

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さて今日も午前中からそういう親戚関連の用事で静岡市清水区へ行っていた。
午前中に諸々を片付けたが昼は外で食べたい時刻。ちょっと考えて、新清水駅の隣にあるインド料理レストラン「ミトラ」へ行ってきた。

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ビリヤニがおいしい店。種類が多いカレーも特徴があって選んで楽しい。
今日は「ビリヤニプレート」にしてみた。

同じワンプレートの「ビリヤニ・ターリー」はビリヤニとカレーがメイン。ビリヤニプレートはナンが付いてくる。
果たしてインドではビリヤニとナンとカレーを同時に食べるのだろうか、と考えてしまうのだが、でも全部が楽しめるのはお得だと思う。

 

 

普段ならばカレーは中辛に留めるが、今日はしっかり辛くしてもらった。カレーがメインではないから大丈夫だろう、という目論見。
実際にカレーはとびきり辛かった。タケノコとチキンのカレーが完全に異国味。しかしこれが本当に良かった。どういうわけかナンが甘めに感じられたのも面白い。

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サラダやつけ合わせの類がしっかり量があることも、ミトラの良いところ。
それから食後のデザートにインド菓子が選べることも。
この食後の「グラブジャムン:ドーナツを香りのよいシロップに漬け込んだもの」だけでも、ミトラに行く価値はある。よく「がつんと甘い」と言われるし、たしかにしっかり甘いけれど、全く嫌な感じがしない不思議菓子。Amazonでは缶詰が売られていて、いま買おうかどうか悩んでいる。1kgは個人消費にしては多すぎるのではないか*1

 

 

他にも色々あったけれど、とりあえず食べたものがおいしかったので良い日曜日。それでは寝ます。おやすみなさい。

 

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

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  • 作者:川北 稔
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世界のかわいい刺繍

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  • 発売日: 2011/12/12
  • メディア: 単行本
 

お題「わたしの癒やし」

 

お題「大好きなおやつ」

 

*1:自作できそうな気がする。輸入食材店にインド菓子なんてあっただろうか。

手水舎トラブル

雨かつ強風、そして特に出かける用事は無い。
気温は乱高下が続いていて、まだ衣替えの雰囲気でもない。

つまり部屋に籠もってごろごろしているくらいしか、やることがない。
でも、そんな生活をしていたら体にも心にも悪いだろう。

というわけで雨が弱まったときに外出してみた。
人混みを避けて、近所の古い神社を散策する。

数年ぶりの神社だったが、ひどい目に遭った。

使っていない手水舎*1が変色していると、近所の老人たちが集まって騒いでいた。彼らにいきなり「あんたがやったのか?」と聞かれた。

もちろん僕はやっていない。
色の具合や臭いからして、漂白剤の類が投げ込まれたのではないだろうか。

聞けば今年の冬は、水を半分以上抜かれたり*2、水の色が真っ黄色になっていたりと*3、この廃手水舎は変なことが連続して起こっているのだという。

現役の手水舎は新型コロナの影響で水を止めているが何の異常もないという。
おそらく「ご近所の変な人」が、本人しかわからないこだわりを持って、水を抜いたり色を付けたりしているのだ。

とにかく僕は無関係。しかしこういう失礼な老人集団というのは、こちらが釈明をしても素直に謝罪はしない。
「なんでこんな神社に1人で来るんだ」「怪しまれるようなことをするもんじゃない」と言われてしまった。

これが、神社で発生した「ひどいこと:1」である。

それに比べれば「ひどいこと:2」は、とてもわかりやすく、気分も悪くない。
つまり、散策を終えて帰ろうとした時に、強い雨に降られてびしょ濡れになってしまったのだった。
傘がほとんど役に立たない雨。
視界もどんどん悪くなる。神社から見下ろす県道では、車が速度を落として小さな渋滞ができていた。

これは僕が完全に悪い。自然を甘く見ていた。
歩きやすいが水に弱い靴を履いていたことも、小さくて弱いビニール傘を持ってきたことも、僕の失敗。全て納得できる。

 

それくらいが今日の特筆すべき出来事。
あとはパソコン仕事に手を付けて(完成していない)、遠方の知人とテレビ会議をして、カレーを作って、今に至る。

 

わたしがいなかった街で(新潮文庫)

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よう知らんけど日記

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  • 作者:柴崎友香
  • 発売日: 2013/09/11
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全く関係ないが、これは輸入食材店で買ったキャンディバー。
ヒマワリの種と飴だけで作った「雷おこし」みたいなもの。おいしいけれど、1本は多い。行動食には良いかも知れないが、飴に閉じ込められた休日にはふさわしくない品だった。

 

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:大きな石がくり抜いてあって、水が満たされている。現在は放置されてボウフラの養殖槽になっている

*2:灯油用の手動ポンプが刺さっていたそうだ。

*3:入浴剤ではないか、とのこと。

カナキン亭本舗 藤枝本店:メンマラーメン

今日もまたお昼ごはんは外食。
ちょうどJR藤枝駅前にいた頃にお腹が空いたので、何十年ぶりかのカナキン亭へ行ってみた。
先日読んだ本に「メンマラーメン」なる料理が載っていて、そういえばカナキン亭にあったような気がした(そして実際にあった)ことも、この店を選んだ理由。

 

'80sガールズファッションブック

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  • 作者:竹村 真奈
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'80sガーリーデザインコレクション

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  • 作者:ゆかしなもん
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結論から書くと、とてもおいしかった。

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かつて、まだ「個性」を売りにするラーメン屋が希少だった昭和時代に初めて食べた「カナキン亭ならではのラーメン」。当時はとてもびっくりした。
豆板醤や粉唐辛子や酢がテーブルにあるのも驚いたし、家族で食べる普通のお店の「醤油ラーメン」とは違う、こってりした油や濃い味付けも新鮮だった。
塾の帰りだったのだろうか、子供だけでの外食であったことも含めて、とても印象に残っている。

その時に食べた「カナキンラーメン」に比べると、メンマラーメンは少し普通。
当時のカナキンラーメンにはピーナッツオイルみたいな不思議なコクがあった。メンマラーメンのスープは、出汁の風味に特徴はあるものの、一般的な醤油ラーメンに似ている。おそらく、店名を冠さないスタンダードなラーメンのバリエーションなのだろう。
最近は強い味付けと油と脂が当たり前のラーメン界隈だから、相対的に普通に感じるのかもしれない。

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濃い色のメンマは味付けも濃いめ。
見た目ではそれほど多いようには見えなかったが、きちんと満足できる量だった。

中京地方に住んでいたときに何度も食べたメンマラーメンは、冗談みたいな山盛りのメンマが特徴だったから、最初は正直なところ拍子抜けした。
でも、この味付けならば、この量で十分。

 

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なるほど老舗になったものだ、と感慨深い。
今日は時間も早く静かな店内だったけれど、繁盛している様子は伺える。

 

世界の終わりに柴犬と 3 (MFC)

世界の終わりに柴犬と 3 (MFC)

 

 

ところでカナキン亭のカナキンってなんだろうとぼんやり考えていたら、この本が見つかった。
カナキンとは羽布貼りの飛行機に使われる綿布。
そういえばカナキン亭の名物メニューに「プロペララーメン」ってあったなあ、と思ったら、どうやら店主とこの本の著者に繋がりがあるらしい。
思わぬところで繋がった。
といっても、お店のWebサイトに由来が載っていたので、答えは本当にすぐ近くにあったのだけれど。
さらに思い出すに、店内に飛行機の写真が飾られていた気もする。飛行機好きなのかもしれない。

 そんな感じのカナキン亭。

行ってよかった。
またいつか、メンマラーメンが食べたくなったときには、志太地区における第一選択となるだろう。

 

 

夜と海 3巻 (ラバココミックス)

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  • 発売日: 2021/04/15
  • メディア: Kindle
 

お題「ささやかな幸せ」

 

アスパラガスとたまご

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雨と日照と暖かい空気のせいか、庭のアスパラガスが一気に伸びてきた。
今日はお昼*1に食べることにする。

一人分でたくさん食べる野菜ではないが、でもおいしいから食べたい。
四国で教わった春らしい食べ方を試してみた。

  1. アスパラガスを収穫し、洗っておく。硬い部分はピーラーで剥く。
  2. 鶏卵を溶く。普段の卵焼きやオムレツより念入りに。とろっとろのふわっふわを目指す。
  3. フライパンにアスパラガスを並べ、少しの水を加え短期間の蒸し煮にする。採れたてなので加熱は控えめ。
  4. フライパンを洗い、多めのオリーブオイルとバター少しを加えて熱する。
  5. 卵液を入れて、やわらかめのスクランブルドエッグを作る。
  6. アスパラガスにスクランブルドエッグをかけて、胡椒を多めに振る。
  7. 塩をかけて食べる。

味の秘訣は、多めの油脂。オリーブオイルでもバターでも、その両方を使うにしても、「外食かな」ってくらいにたくさん使う。卵と油脂がソースみたいなものだ。

付け合せには、同じフライパンでトマトを温めてみた。実家の周辺は2月から甘くて濃い味のトマトが無人販売で売られているのだ。

アスパラガスとパンで満足の昼ごはん。ちなみに写真は撮り忘れた。

 

 

 

*1:午後から自宅作業

木曜日ではない水曜日

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夕食を食べ終えた頃に、今日が水曜日だと気づいた。
ずっと木曜日気分だった。

 

普段は木曜日が区切りとまとめの日。前日には片付けを見越して手を動かす。だから、昨日からずっと「明日で一息つける。翌日は休暇を取ろうかしらん」と思っていたのだった。

でも実際は違った。今週に限り、今日が仕事を片付ける日。なのに気分だけは木曜日の締日な気分になっていた。

仕事を離れた私事においても、今日が折り返し地点な作業や物事ばかりだった。

先ほどパソコンの上側*1にある時計と日付表示を見て「あらまあ水曜日ですね」と気がついたのだった。

とはいえ何の問題もない。少しがっかりしたけれども、ちょっと一週間が早すぎた気がするので。

 

 

 

全然関係ないけれど、昼に入った中華料理屋さんで食べた「フーヨーハイどんぶり」が、なかなかおいしかった。
ほとんどの店では「天津丼」または「天津飯」と呼ぶのではないだろうか。ごはんにカニ玉を乗せて、甘酢あんをかけた丼物のことだ。
この店の「フーヨーハイどんぶり」は、以下の点で一般的ではなかった。

  • 名前(天津飯✗ フーヨーハイどんぶり○)
  • タケノコが多い
  • 甘酢あんではなくて、八宝菜のような塩味のあんかけ
  • 白いごはんではなくて、ネギとタケノコの炒飯
  • ナルトが添えてある
  • 現金決済

最後の「現金決済」については説明が必要だろう。
この店はPayPayなどの電子決済サービスを何種類か導入している。ただ、ランチメニューとして最も安価な「フーヨーハイどんぶり」と「イカの中華風てんぷら定食」は現金のみの支払いとなっている。飛び抜けて安いから、手数料を考えると現金でなければ損をしてしまうのかもしれない。
しかしおそらくは決済サービスは、このような設定を許さないはずだ。そのあたり大丈夫なのかな、と心配になってしまう。

自分も日常の支払いの大半を非現金で行っているから、少し不便ではあるけれど、これくらいは仕方がないとも思う。なにしろラーメン単品の価格で天津飯改めフーヨーハイどんぶりと、中華風のお惣菜2品と、ぽんかんみたいな柑橘類、杏仁豆腐が付くのだから。

なんとなく「余ったもの詰め合わせ」みたいなお盆だったけれど満足はした。それにおいしかった。ぽんかんの前に杏仁豆腐を食べたのは失敗だったけれど。
ちなみに写真は撮っていない。

そんな木曜日ではない水曜日。明日は本物の木曜日だといいなあ。

 

 

山怪 山人が語る不思議な話

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  • 作者:田中康弘
  • 発売日: 2015/06/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

お題「ささやかな幸せ」

富士とマーマレード

午前中は静岡県の東部、富士市の周辺へ行ってきた。
富士市といえば富士山である。
「4月こそ富士山が最も綺麗に見える時期だ」と言われている。誰の言葉かはわからない。ただ、四国に住んでいたときに、イオンの文具売り場にあった試し書き用の紙にそう書かれていた。なんだか唐突で、ずっと心に残っている。

しかし今日は雨と曇り空が交互にやってきて、僕の仕事環境では全く富士山は見えない。さらにいうと、富士市に行ったのなら立ち寄ってみたかった店もあったのに、寄ることができなかった。

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夕方には自宅でマーマレードを作った。
皮の厚い柑橘類を毎日食べていて、せっかくなのでと煮ることにしたのだ。

親は神経質に白い部分を取り除こうとする。
対して、僕は茹でこぼしの回数を増やして対応する。元から苦味をそれほど気にしない。
風味は実を絞って加えることで対応する。ある種の合理性だが、「手を動かすこと」を省略する行為は、親から見たら単なる手抜きである。

 

おとなりに銀河(2) (アフタヌーンKC)

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それはそうと、最近は朝が眠い。
夜ふかしをしているわけではないのに、携帯電話のアラームが鳴っても平気で数分は寝ている。しかも、アラーム・アプリの不具合か仕様か、平気で5分くらい遅れて鳴動する。朝に5分の寝坊と、鳴動時刻の遅れが5分。これはなかなかの遅延である。

とにかく朝が眠いのなら夜に早く寝るしかない。
というわけで寝ます。おやすみなさい。

 

 

 

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

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