プラム・ケーキのにちようび

思い出して良い気分になる食べ物がある。
今日のおやつに食べた、笠井珈琲店の「プラムケーキ」が、まさにそれだ。

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笠井珈琲店は広くない。
駅にも近く客も多いし、混雑が心配だった。
コーヒーを飲みたいけれど店の状況によっては持ち帰りもやむ無し、と考えていたのだが杞憂だった。

なにしろ静かだ。
二人連れ以上の客でも騒がしく話す人はいない。喋る時にはマスクをして、食べる時には黙っている。店主達が近くを通るときには会話を止める。
店の窓も入口も少し開けてある。
「時勢により長居せず静かに過ごしてください。窓を開けているため服装に気をつけてお過ごしください」とメニューの隅に書いてあるだけで、きちんと店の衛生ポリシーを読み取り実行するお客さんばかり。
だから安心して気持ちよくコーヒーの時間を楽しむことができた。

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その笠井珈琲店で注文したのは、コーヒーと1/2アイスコーヒーのセットをミルク無しで*1。そしてケーキはプラムケーキ。
バタークリームっぽいベージュのクリームと、濃いプラムの酸味は紅茶にも合うのではないか、とコーヒーをがぶがぶ飲みながら思ったのだった。

うん、良いおやつだった。
他にも色々あったけれど、書くべきことはプラムケーキ。そういう日が続けばいいと思う。

 

 

きらきらひかる (新潮文庫)

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*1:注文時に「ミルク無し」を宣言すると、コーヒーの量が少し増える。でも飲んでいる途中で注ぎ足してくれることも多いので、ミルクが要る人は量のために我慢することは無いと思う。

蕎麦のクレープと、リンゴとチョコレートのジャムと。

父が蕎麦打ち趣味者なので、自宅には蕎麦粉が常備してある。
中途半端に残ってしまった分は打ち粉に活用するけれど、その中途半端もずいぶんな量になってしまった*1

 

 

大阪

大阪

 

 

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今日の昼は1人だったので、この余った蕎麦粉を使って簡単な昼食としてみた。
フランスの軽食、蕎麦のクレープ。久しぶりに作った。

 

水で溶いて、バターを溶かしたフライパンで焼くだけだからとても簡単。
水加減も適当。気持ち薄めにすれば、ふかふかとは言えないけれども柔らかく空気を含んだクレープになるのだからおもしろい。生地作りは、小麦粉のクレープよりも簡単かもしれない。

 

ガレット&クレープ

ガレット&クレープ

  • 作者:三宅 郁美
  • 発売日: 2010/05/25
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今日はリンゴのソース(ジャム?)を2種類作った。
小さく刻んだリンゴ(0.5個)はバターと砂糖とラム酒で炒めただけ。
残り0.5個は、薄切りにして同じく炒めて、最後に板チョコを溶かして完成。こちらはシナモンを効かせてみた。

こういう昼食は、家族とは食べられない。
栄養がいまいちなので、食後には牛乳とビタミン剤を飲んだ。「強力わかもと」の試供品もあったので飲んでおいた。

 

そんな土曜日。昨日の蕁麻疹・アレルギー関連の症状は今日の午後にようやくおさまった。予想より大変だった。

 

*1:全部を混ぜて蕎麦を打つのは難しい。産地や時期が違うので、水分量などの加減がしづらいし、個性を楽しむという手打ち蕎麦の醍醐味が失われる。

キャロットラペとパクチーのサンドイッチ

今夜は口の中が腫れている。
耳の下から喉のあたりも、少し熱を持っていて、ほんのりとかゆい。

原因はお弁当だと思う。たぶん、サバのフライが悪かったのだろう。
午前中にお昼ごはん用に買って、でも昼食は静岡の鷹匠にある「ALLEE RESTAURANT」で食べることにしたので、お弁当を夕食にまわしたのだ。
古くなっていたのかもしれない。
自転車でしっかり走った後だったので、疲れていたのが悪かったのかもしれない*1

とにかく「うーん大丈夫だろう。食べちゃおう」と手抜きの夕食を済ませて3分後には、口の中がぴりぴりしていたので、十中八九これが原因。

なんだか煩わしいが、寝れば治るはずだ。一応は抗ヒスタミン剤を用意したが、できれば飲まずに済ませたい。この薬は頭がぼんやりして、変な頭痛がするので。

 

 

 

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体調は悪いが、昼にALLEE RESTAURANTで食べたサンドイッチのランチはとても良かったので書き留めておく。

パンはコッペパン。見た目は普通のコッペパンなのに、きちんと味が良い。メニューには、あのbreffee STOREのパンとあった。
中身はキャロットラペと数種類の野菜のマリネ、そしてパクチーがたくさん。
これできちんと具だくさんのバインミーみたいな旨みが感じられるのだから不思議だ。今までベトナム屋台で食べていたときの、海老やレバーの満足感は何だったのか。
とにかく、もりもり食べて元気になる類のおいしいコッペパン・サンドイッチだった。

いつもながら、添えてある品々もおいしい。
僕はこの店のポテトフライが大好きなのだ。

 

 

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

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 おやすみなさい。

お題「わたしの癒やし」

*1:普段は平気でも、疲労や、ちょっとした体調不良がアレルギー的なものを引き起こすことがある。そういえば今日は、強風に吹かれて軽い風邪気味になっていた。

今日も向かい風

親戚の用事で夕食後からどたばたして、先ほどようやくお風呂に入った。
ねむい。

全体的に平和な1日ではあった。
晴れていたので自転車で仕事に出たが、気温は低く風は強く、そして当然向かい風。
それでも時間があったので行きも帰りも遠回りをして走ってみた。
筋肉痛にはならないものの、足に疲れが残っている。

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そういえば今日は久しぶりにお弁当を作った。写真は無い。
昨年の今頃は独り暮らしをしていて、毎日の昼食はお弁当にしていたのだった。弁当作りのコスト*1より近所の讃岐うどん店のほうが安い香川県ではあったが、それでもあれは良い習慣だったと思う。

あの香川県生活では、「軽食としての讃岐うどん」を食べる高松市原住民に驚いたものだ。しかしいま、静岡の市街地や幹線道路沿いに点在している「丸亀製麺」や「はなまるうどん」を見ると「小腹がすいたから食べていこうかな。夕食まで3時間くらいあるし…」と思っている自分に驚くことがある。

 

 


人間は身体も脳も、食べたものでできている。
香川県の暮らしでは、うどん的な何かが、僕の脳細胞を改変したのだろう。その何かは、穏やかで控えめで無個性な静岡の食生活では上書きされず、今も残っているのかもしれない。
あまりに長く続くようなら精密検査を受けるつもりだ。でも、静岡の風土に馴染む真っ当な人間になる処方箋は「おでんと山葵とみかんとお茶を大量摂取しなさい」しか考えられない。それもまた大変である。

 

静岡百景

静岡百景

 
ポケットに静岡百景

ポケットに静岡百景

 

 

お題「気分転換」

 

*1:180円のうどんに、100円の天ぷらを付ければお腹いっぱいになった。原住民のみなさんは、そこに別の炭水化物(巻き寿司など)を足すので、わけがわからない。

行きも帰りも向かい風

最近は通勤に自転車を使っている。
駐車場を借りる手間やお金、そして通勤時間を考えると、自転車のほうが手っ取り早い。運動にもなるし、寄り道ができない昨今の情勢では道路を走るだけでも気分転換になる。

それほど長い距離ではない。
坂は少しある。
交差点の具合でルートは何種類かに切り替わるが、全体としては楽な通勤路だ。

でも今の季節は風が強い。
今日などは、行きも帰りも向かい風だった。

子供の頃の自転車通学でも、やはり往路復路ともに向かい風だった印象がある。
同じ実家から様々な方角に出発し、帰ってくるのに、これは変だ。

もしかしたら格好良い心理学的な用語があるのかもしれない。
あるいは、「ただ、大変な思いをしたことだけ覚えているだけじゃん」で済む話なのかもしれない。
とにかく自転車と風の相性は悪い。
香川県に住んでいた時には、冬の風に悩まされることは少なかった。なのですっかり、静岡県の沿岸部の"からっ風”を忘れていた。

 

世界は寒い(1) (FEEL COMICS swing)

世界は寒い(1) (FEEL COMICS swing)

 

 

それ以外はおおむね平和な1日。
メガネの金具がぽろりと取れてしまった。自分で修理はしたが、近く買い換えるつもり。欲しいかたちのメガネがあるから、おしゃれというか無駄な買い物の要素もあるけれど、基本的には必要にかられての出費となる。困ったものだ。

 

 

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それはそうとして今日のおやつは鯛焼き
めずらしくチョコレートクリーム入りのものを買ってみた。
濃厚かつ量が多い。今はこの類のクリームですら、チョコレート風味が強い。世界は少しずつ進歩しているのだ。

 

新装版 風が強く吹いている 1

新装版 風が強く吹いている 1

 

 

お題「大好きなおやつ」

豆の日です

炒り豆なんて一年中食べているが、それでも今日は節分なので、おやつではなくて縁起物として夕食後に食べた。

撒くのは隣家のちびっ子たちに任せた。私道の行き止まりに並んでいる2軒だから、彼らが撒けば我が家にも鬼は入ってこないはずだ。

 

 

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炒り豆は炊き込みご飯にも使った。
これはもう本当に簡単。
栗ご飯の味付けで、浸水時に煎り豆を加えるだけ。きちんと柔らかくなる。
ずいぶん素朴な炊き込みごはんではあるが、胡麻や刻んだ山葵の葉*1などを加えるとおいしいものである。

 

 

そんなひなびた食事が節分ディナー。
節分ディナーという表現は、近所のスーパーマーケットで知った。馬鹿っぽさが臨界を越えて溢れていて好ましい。スーパーマーケットで節分といえば恵方巻だが、最近は盛りを越えたというか、全面的な支持が無いあたり、「節分ディナー」の空虚な感じによく似合っている、と思う。

 

いちばんくわしい スパイス便利帳

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お題「簡単レシピ」

今週のお題「鬼」

*1:最近よく無人販売で手に入る。たぶん山奥の産地のもの。

目の前で裂けた袋

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持病の関係で*1、同居家族は外出を最低限にしている。特に人混みは避ける方針。
なのでスーパーマーケットなどへは、主に僕が行く。

独り暮らしならば食料品の買い出しは日常のレジャーであったが、買い物メモを持っていると、それほど面白みはない。
とはいえ、必要なことではあるし、ついでに自分の欲しいものも買えるので、スーパーマーケットやドラッグストアに行くのは好きだ。

今はわりと時間が自由にできるから、空いている時刻に行けるのもいい。これが夕方の最も混雑している時ならば、嫌になっていたかもしれない。

僕はマイバッグを使っている。モンベルの薄くて強くて軽いバッグを買い物用に転用している。
最近は、ビニール袋を何回か繰り返し使っている人も多い。
今日は目の前で、ビニールが避けて中身が飛び出たところを目撃してしまった。

僕の靴にも、飛び散った食材(たぶんタラの白子)が付いたけれど、お店の人も、袋が裂けて大騒ぎしている本人も、何も言ってくれない。転がった缶を集めたりもしたのに。

仕方がないから帰宅してから靴を洗った。
釈然としないが、汚れは落ちたから、もう忘れる。

 

おにはそと (こどものくに傑作絵本)

おにはそと (こどものくに傑作絵本)

 

 

 

そんな日。
1日といえば「映画の日」だった。すっかり忘れていた。
とはいえ、数週間は映画も自粛というか後回しにする方針。最初に書いたように、いま「感染者」になって家にウイルスを持ち込むわけにはいかないのだ。

 

田の神図鑑―鹿児島風土記3

田の神図鑑―鹿児島風土記3

 

 

 

*1:免疫が落ちている。以前なら入院する状況だが、なかなかベッドが空かない。

簡易な苺大福

人混みを避け、かつ短時間の外出となると実家の周辺を散策するのが手っ取り早い。
面白い風景は無いけれど、最低限の運動にはなる。
今の季節なら、無人販売でポンカンを買うこともできる。

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今日はイチゴを買った。
イチゴは200円のものと、300円のものがある。無人販売にしては高い単価、そしてほとんど同じもので価格が違うのは、かなり挑戦的だと思う。

自分は200円のものを買い、代金箱(10万円貯まる貯金箱を改造したもの)に200円を入れた。

半分は昼食の時にサラダに使った。
庭のレタスだけでは貧相だが、切ったイチゴとサラダ菜を足せば、料理上手っぽい品になる。バルサミコ的な黒い西洋の酢も使ったら完璧である。

残りはおやつに食べる。
このために買っておいた大福を半分に割り、イチゴを入れて苺大福にしてみた。
なかなかおいしい。

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それ以外は、ほとんど家に籠もっていた。
家の用事を済ませ、頼まれた仕事と、明日以降の仕事の準備をする。
いつの間にか夕方になっていたので、今日はおしまい。明日は朝が早いので、もう寝ます。おやすみなさい。

 

図説 和菓子の歴史 (ちくま学芸文庫)

図説 和菓子の歴史 (ちくま学芸文庫)

 

 ぜんぜん関係ないけれど、現状の「水族館ビンゴ」。

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驚くほど行けていない。しかも、リーチに近づくところに、2020年に行くつもりだった場所があるのがくやしい。ぜんぶウイルスが悪い。

 

水族館めぐり

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  • 発売日: 2020/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

静岡県立美術館 ムーミン展

一昨日行った静岡県立美術館の企画展、「ムーミン展」が良かったので書いておく。
今日はほぼ家篭もりで書くべきことはほとんどない。
買い物で外出したときに、想像していたより街に人がいたことが印象に残っている。幹線道路は渋滞し、ファミリーレストランの入口では席を待つ人が集まっていた。静岡県は緊急事態宣言に準じた行動を求められているはずだが、なにしろ「自粛を要請」なので人によって行動指針はまるで違ってくる。

 

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それはそうとして、一昨日の県立美術館は空いていた。
平日かつ雨の午前中。チケットを買う時には何人かの列ができていたし、会場では数メートルおきに人が居る状態だったが、うっかり他人に近寄ることもなかった。
そういう意味では幸運だった。
さすがに今の新型コロナ感染状況では、土日に美術館に行く気にはなれない。

さて、このムーミン展は、基本的に「トーベ・ヤンソンムーミン」を紹介している。
共著や監修はあるけれど、彼女が没した後に後継者達によって作られたイラストや作品、そして日本のアニメーションなどは扱っていない。

展示は、第二次世界大戦中に作られた第一作と、その萌芽となっていた風刺雑誌のイラストから始まる。なにしろ小説の挿絵や表紙だから、原画はとても小さい。特に挿絵は、ほぼ原寸大。つまり大きめの切手くらいのペン画を鑑賞することになる。
素晴らしいイラストではあるが、これだけ小さいとのんびり眺めては楽しめない。
どちらかといえば作品のためのスケッチのほうが見ていて楽しい。スナフキンやスニフのラフな絵がかわいいのだ。どこか北欧的な暗さのある挿絵のペン画とは違う雰囲気があった。

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展示の前半は、ひたすら「作品の紹介」と「挿絵」と「時代背景」が続く。
彼女の人生と作品は、戦後の絵本、児童小説、出版デザイン、アートのムーブメントにぴったり寄り添っている。トレンドに乗る、というよりも常に最前線でトレンドを作り続けた人だった。
小説を書き、イラストを仕上げ、本のデザインや関連商品の企画にも参加してと、内容だけ見たら最近の「クリエーター」と変わらない。

中盤からは、トーベ・ヤンソン本人が関わった他の作品や、彼女の仕事を引き継いだ兄弟の仕事、そしてムーミン関連商品の展示になる。
本人が手掛けているので、ボードゲームや季節のカード、テキスタイルまで、全部が素敵。タッチが変わっても、ミイやニョロニョロといったキャラクターがきちんと成立している。

この頃の絵は、今でもグッズに転用されているものも多い。自分の手元にあるメガネ拭きの柄が展示品由来だった。

 

 

たのしいムーミン一家 復刻版

たのしいムーミン一家 復刻版

 

 

少女ソフィアの夏

少女ソフィアの夏

 

 

展示はまだまだ続く。
アトリエから持ってきた手作りの品々、日本訪問時の記念品など、トーベ・ヤンソン本人に近い雑多なものが山盛り展示されている。ホテルの便箋に書かれた丁寧なお礼の手紙は、添えられた絵は当然として、文字の綺麗さにも驚いた。
本人は北欧の小さな島に籠もって、創作と家族だけのシンプルライフに専念していた記録も興味深い*1

 

トーベ・ヤンソンさんと作品に内容を絞ったにもかかわらず、県立美術館の企画展フロアを全て使った密度のある展示となっていた。
彼女はまさに「戦後のデザインとアートと出版物とキャラクタービジネスの体現者」なので、書籍やイベントは散漫になりがちだが、範囲を抑え、かつ充実した作品点数とした今回の展示は、良いバランスだったと思う。

ムーミン現代アートの関係」や「ムーミンのキャラクターと北欧文化」や「トーベ・ヤンソンと社会運動の繋がり」といった広げ方をせず、トーベ・ヤンソンさん本人と「ムーミンの挿絵や商品」をてんこ盛りにした展覧会は、意外と珍しい。

所々にある飾り付け(影絵風のものが多い)も記憶に残っている。いつかどこかで真似をしたい。

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企画展の後には、いつもの(そしてお気に入りの)ロダン館へ行き、頭を冷やす。
静岡県立美術館で最も広々として、座る場所も多く、写真撮影もできる素敵な部屋なのに、いつも人がほとんどいない。正直なところロダンの「考える人」や「地獄の門」にそれほどの興味は無いのだけれど、でも作品に囲まれて、頭をリラックスさせるには最適な場所だ。

時間の関係で駆け足になってしまったが、冷えた頭で再入場して、要所をもう一度楽しめたことも良かった。
ムーミンのイベントといえば、「雑貨・キャラクター・ライフスタイル」に偏った北欧ブームの乙女趣味的な軽い内容のものも多いが、今回は硬軟取り混ぜた楽しい内容になっていたと思う。

 

 

トーベ・ヤンソン短篇集

トーベ・ヤンソン短篇集

 

 

というわけで、個人的には大満足の企画展。
人によっては辛辣な意見もありそうなので*2、怖くてWebでの感想はチェックしない。

今の状況で気軽に行楽を勧めるわけにはいかないけれど、少しでも興味があるのなら楽しめるはずだ。
当然ながら、ミュージアムショップも充実している*3。近所の人なら、散歩がてらミュージアムショップだけ立ち寄っても良いかもしれない*4

 

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それにしても、フィンランドに行きたくなる内容だった。いつかムーミン美術館には行くつもり。本当は来週くらいに行きたい。

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン
 
島暮らしの記録

島暮らしの記録

 

お題「気分転換」

お題「わたしの癒やし」

 

*1:同性のパートナー(おしゃまさんのモデル)と生活していた家は、それこそムーミン世界にありそうな小屋っぽさ。

*2:ムーミンファン、というかトーベ・ヤンソンファンは“こだわり”が強い人が多い。

*3:散財した。

*4:入場料を払わずとも、ミュージアムショップやカフェには寄れるはず。

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