五味八珍へ行ってみた。

家の用事で伯父のところへ行ってきた。
伯父と伯母を病院や役所に連れていき、最後に「五味八珍」で食事をした。

「五味八珍」は、中華料理のファミリーレストラン静岡県浜松市を発祥とするチェーン店だ。静岡県では幹線道路沿いで普通に見かけるが、他県では愛知県東部に少し、それから神奈川県の西の方で看板を見た記憶がある。
浜松市発祥なのに、なぜか合掌造りを模した中華料理のお店だ。

自分はほとんど行ったことが無かった。
子供の頃に親に連れていかれた以外は、本当に記憶が無い。もしかしたら仕事で同僚と行ったようなことはあったかもしれないけれど、覚えていないのだ。

和風っぽい中華料理のチェーン店ということで高齢者が好むイメージがあった。小さな子供連れが休日に行列を作っていたりもする。僕だって別に嫌っているわけではないのだが、なんとなく縁が無いまま今に至る。そういう店だった。

 

そんな「五味八珍」では、五目ラーメンを食べたのだった。
これがお店のおすすめだというので選んでみた。
野菜が多く、甘みと醤油味が効いた、なかなかおいしいラーメンだった。特徴はあるけれど万人受けしそうな味わい。

伯父達から餃子も貰った。こちらは小さめでやわらかく野菜は多めの、いかにも浜松餃子風。ただ、本場の浜松餃子専門店よりも"普通の餃子"っぽくて、やはり食べやすい。

デザートメニューにエッグタルトなどもあり、奇抜ではないけれど特色がある不思議なお店だった。

これくらいの規模の中華料理レストランは他の土地にもあるけれど、五味八珍はなかなか特色があるタイプかもしれない。
では県外からの客を連れていくかというと、そこまでの特色(あるいは静岡感)があるわけでもない。それこそ、行ったことを忘れてしまうくらいにはマイルドな場所ではある。そういう意味では、同じく静岡県のチェーン店である「さわやか」とは違う。
熱狂的なファンなんて見かけないし、ソウルフードと言われたら疑問符が付く。でも、その中途半端さこそが特徴となっている、ような気がする。

 

午後からは雨も強くなり、外出も難しくなった。
ずっと自宅でパソコン仕事をして、目も肩も疲れてしまった。そろそろお風呂に入りたい。

 

 

 

お題「ささやかな幸せ」

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