秋のあんみつ・ヘイルメアリー

昨晩はすごい雨だった。
朝になったら自宅前にトタン板や枝が転がっていた。近所で大規模リフォームをしていた家は大変なことになっていたようだ。

しかし今日は曇天と快晴が繰り返すような過ごしやすい天気となった。
せっかく晴れたのだからと、静岡市で唯一の文化的な祭典であるところの「大道芸ワールドカップin静岡」に行くつもりで準備をしていたのだが、仕事の用事が入って断念。

そもそも、昨年も今年も、大道芸ワールドカップへの熱意みたいなものが失われている感じがする。以前なら万難を排し、事前に情報収集もして開催日を迎えたものだ。しかし最近は「行けたら行く」「混雑していたから止めておく」という感じ。
もちろん行ってみれば十分に楽しむのだが、自分の中での優先度がずいぶんと下がってしまった。

今日も自転車で中心街に向かったところで、なんだか面倒になってしまって街から外れるルートへと変更したのだった。明日、元気いっぱいならば参加するだろう。

 

 

 

大道芸をパスした代わりに…というわけでもないのだが、おやつは少し変わったものを食べてみた。


最近お気に入りの「週末のお菓子やさん Atelier Petit Calin」で、あんみつを食べたのだった。
ケーキや焼き菓子が基本の店だが、店内ではパフェや食事メニューもある。どれもおいしいのだが、今日はその中から「秋のあんみつ」を選んでみた。

秋とあんみつ、不思議な組み合わせだ。
基本は寒天や白玉団子、それに黒蜜なのだが、栗やブドウが組み合わさっていておもしろい。なるほど秋である。
動物ヨーチみたいなクッキーもかわいらしい。

バニラアイスの代わりにミルクジェラートが置かれているのも気が利いている。さっぱりしていながらやさしい味が、秋の味覚を引き立てている。

感心しながら、たっぷりとしたあんみつを食べ、焙じ茶を飲んだのだった。

 

そんな日曜日。
紙の本も持っていた「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を電子書籍でも買ってしまった。これで外出先でも読める。
何度も読み返して、どのページを開いても楽しめるくらいに気に入っているので、電子書籍とは相性がいい。今はAmazonで半額だった。
アンディ・ウィアーは「火星の人」も傑作で、映画化された「プロメテウス」も大好き。「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も映画化すると噂では聞いたが、どうなっているのだろうか。

 

 

お題「ささやかな幸せ」

 

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