蕎麦粉のクレープ

悪天候かつ気温も低い。さらに寝違えて首が痛い。
そして明日か明後日に休暇が取れる見込みが立った。

というわけで今日は無理に外出せずに、自宅でのんびりと過ごした。
不要な品を整理して捨て、普段よりも念入りに掃除をして、乾物を戻して惣菜を作り置きする。

それでも活動量が不足しているのか、あまり食欲が無い。
昼に何を食べようか、と考えて冷蔵庫を開けても、何も思いつかない。
外食だけのために外に出るのも億劫、かといって1食を抜くほどでもない。

 

仕方がないから、普段あまり作らない軽食として、蕎麦粉のクレープを作った。
幸いなことに、父の趣味のために蕎麦粉の備蓄はあるのだった。

蕎麦を使ったクレープのことをガレットというのか、それともクレープをフランス語でガレットというのか。全くわからないのだが、とにかく簡単に作れて失敗もない、便利な料理ではある。

蕎麦粉と卵と塩を混ぜて、牛乳で薄めに伸ばしてから、フライパンで焼く。
端が乾いてきたらチーズで囲いを作った中心に鶏卵を割り入れ、切ったシメジなどを放り込む。ハムも載せる。
蓋をして卵が固まるくらいまで焼いたら端を折りたたみ、塩をふってから皿に移す。

バターをしっかり使うこと、あるいはバターと植物油を使うことがコツだろうか。とにかく油脂が十分にあれば、黒く焦げることはない。

 

1枚目を上記のように作ったら、残りの生地を使ってたくさん焼いて重ねておく。
今日はりんごジャムで食べた。残りは後日またおやつに活用しようと思う。
個人的には、りんごバターが合う気がする。りんごジャムならシナモンが欲しい。アンズジャムも好きだ。

 

おしゃれなカフェで食べるものは薄くてぱりっとしているけれど、もったりと厚めに焼いたものもおいしい。以前フランス人の女性が焼いている屋台で食べたものは、薄めのパンケーキくらいのものだった。
それにりんごジャムと有塩バターを挟んだものは、冷めても不思議な味わいがあった。

 

 

台所でささっと作り、食べるのもあっという間。
なので今日のような昼食は、画像が残っていない。見た目もカフェのものほど良くはない。
袋ラーメンやスパゲティよりは少しだけ手間がかかるけれど、それでも昼の手軽な食事の範疇。
蕎麦粉さえあれば後はなんとでもなるのも良いところ。分量だって小麦粉のものよりおおらかでいい。
今日のような、暇な休日にはぴったりだったと思う。

 

お題「手作りしました」

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