我が家でジャムを消費するのは僕だけ。
そして旅先で自分用の土産にジャムを買うのも自分だけ。ケーキ屋や焼菓子店のオリジナルジャムも、つい買ってしまう。
そんなわけで冷蔵庫には常に複数のジャム瓶がある。
消費する、といっても朝食のヨーグルトに少しだけ入れる程度だから、どんどん瓶は増えていく。
そのジャムの消費拡大と手間の軽減を兼ねて、今日からしばらくはお弁当はジャム・サンドイッチにする。
タンパク質は別に用意するハムや卵。野菜もパンには挟まない。
どうせ昼食は(栄養摂取の観点では)燃料補給が主で、「身体を整える食品」は朝夕に食べると割り切っている。おいしいものを、手軽に食べればそれで十分なのだった。
今日はリンゴバターと杏ジャム、それにスパイス入りのイチジクジャムを使った。
リンゴバターは貰い物、杏ジャムは長野旅行で買ったもの、そしてイチジクジャムは自作だ。
ジャムのサンドイッチの素晴らしいところは、組み立てやすさ。これに尽きる。
朝の作業がおそろしく楽なのだ。
ハムや野菜はおかずとして用意するが、それをサンドイッチに仕立てるには手間がかかる。綺麗に切るのも、ばらばらにならないようまとめるのも忙しい朝には煩わしい。ジャムならば、軽くトーストしたパンに塗って重ねるだけ。しかも、食パンの半分ずつを別のジャムにすることも容易だ。
今日のようにことさら寒い日でも、サンドイッチなら気にならない。
持参した紅茶が熱ければ、さみしい気持ちにならなくて済む。
というわけで、しばらくはジャムサンドを主とした昼食が続くだろう。
ピーナッツバターが欲しくなってしまったが、目的の1つが消費なので、今は買い足さない。