レンズ豆の味噌汁

寒暖の差が激しく、夕方や夜に通り雨が降る。
よくわからない空模様だなあと思っていたら、富士山がしっかりと冠雪していた。
雪そのものは数週間前から見ていたが、山頂にうっすら積もっている程度だった。
それが今朝からは、典型的な富士山のイラストにあるような、山頂から3割ほどが雪に覆われた姿となっていた。
昨晩に通り過ぎた雨雲が、富士山では雪になったのだと思う。

 

しかし遠景の富士山以外には、特筆すべき事が無い月曜日ではある。
仕方がないから、最近よく作るレンズ豆の味噌汁について書いておく。

レンズ豆は吸水や下茹でが不要な、便利な豆だ。
ただし20分くらいは煮る必要がある。
だから自分の場合は、簡単な下拵えをして、時間短縮を図っている。

  1. レンズ豆を軽く洗う。
  2. 断熱性の高い容器(ステンレスマグなど)に豆を入れ、熱湯を注ぐ。
  3. 30分以上、放置する。

1.2の作業を帰宅直後に行えば、9割方は火が通る。
この下拵えさえ済ませれば、夕食の支度をする時に、長く煮る必要が無くなる。

ちなみにレンズ豆と戻し汁には独特の風味*1があるため、自分は戻し汁の半分くらいは捨てる。味噌汁の場合は味噌でほとんど気にならないのだが。

味噌汁に使うには、根菜やカボチャが合う*2

一人暮らしの時は、まとめて茹でて数日間は食べ続けていたが、父と2人で暮らすようになってからは、できる限り作り置きはしないようにしている。
二人とも少食になってきたせいもあり、そのほうが無駄が少ないのだ。なにより、自分も他人(父)に食べさせるのならば、「味は二の次」は避けたいと考えている。

 

ともかく、下拵えをしたレンズ豆を小鍋に移し、分量の水を足し、だしの素と野菜を加えて火を通し、最後に味噌を溶くだけで、少しだけ珍しい味噌汁が出来上がる。
手間のわりにおいしい、おすすめの具材だ。

 

僕は皮付きの緑褐色のものが好き。でも、オレンジ色の皮むき豆のほうが舌触りが良くて、父は好んでいる。スープや味噌汁ならば煮溶けてもかまわないから、オレンジ色のほうがおすすめ。

 

お題「こだわりレシピ」

 

*1:鉄イオンのような、レバーや血を想像する匂い

*2:料理上手な人なら、たぶんレンズ豆のみで作る。

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