菊川市でつけ麺を食べた

父の友人知人達、つまり老人達の間で鬼饅頭が流行しているようだ。
夕食を食べていたら、近所のお婆さんが届けてくれた。

鬼饅頭、昔は愛知県に行った時に買うものだった。
あの辺りの銘菓というか郷土菓子だったはずだ。

昨今はスーパーやコンビニでも見かける。
特に今の時期は、節分フェア的なものでも扱うようになったようだ。「鬼」が付いているから…というのはいささか安直に思えるが、そもそも近世以来、節分とは安直なイベントなのだから仕方がない。

おそらく地元老人達の鬼饅頭手作りブームも、スーパーで見かけた事や、テレビで紹介されたことが発端なのだろう。

 

 

そんな鬼饅頭とは全く関係のない話になるが、今日は朝から菊川市へ行っていた。
友人も親戚もいない、好きな店も観光名所も無い、自分にとっては縁遠い土地だ。静岡県の西の方に行くときには、いつも通過してしまう。
どこかに立ち寄っても、そこが菊川市だと意識したことはなかった。

そんなわけで、十数年ぶりの菊川市中心街。びっくりするくらいに寂れていた。
駅前とは別に、高速道路のインターチェンジ近くにも訪問先があったのだが、こちらも寂しい風景が広がっていた。

 

 

お昼に(訪問先の人に薦められて)立ち寄ったラーメン屋さんでは、つけ麺を食べた。
普通においしい。
でも、「水素水を使用」という貼り紙があちこちにあって、落ち着かない。ラーメン屋にしては丁寧すぎる受け答えも、何か不穏なものに思えてくる。今月と来月に菊川市へ行く機会が何度かあるけれど、この店には二度と行かないだろう。

テーブルに器が置かれたときに「つけ汁に粉をしっかりと溶いてからお食べくださいね」と言われた*1。粉というのは、茶色い鰹節の粉のことだ。
だったら最初から溶いておけばいいのに、と思ってしまう。少なくとも自分が家で料理をする時ならば、しっかり溶く必要があるものは、溶き入れてからテーブルに運ぶ。

 

 

そんな月曜日。
車には折り畳み自転車も載せてあったが、暇つぶしに散策する余裕なんて全くなかった。
疲弊したので、もう寝ます。おやすみなさい。

お題「ささやかな幸せ」

*1:変な丁寧語だ。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。