忠霊塔と「さわやか」のハンバーグ

少しだけ空いた時間ができた昼の時間、ちょうど目の前にあった山というか丘みたいな場所を登ってみた。
とても細い道が山頂まで続いている。かつてはまともなハイキングコースだったような雰囲気だが、今は最低限の草刈りしかしていない。そんな道を歩いて、10分も経たずに頂上の広場に辿り着いた。

戦没者の碑、いわゆる忠霊塔がいくつかと、日清戦争日露戦争の記念碑が建っている以外は、何もない広場。
行政や近隣住民の管理も雑になっているようで、ベンチは半ば腐っていた。
戦争の犠牲者を悼み平和を祈念する施設は他の場所にあるから、戦友会以外には半ば忘れ去られているのではないか。献花や線香もなく、市民の憩いの場としても使われておらず、不法投棄や悪戯の痕跡すら無い。

 

運動不足解消も兼ねて、空き時間には普段行かない場所を選んで散策することが増えたが、ここは極めつけに寂しい場所だった。
でも、こういう場所が妙に落ち着く。
風が強くて自転車散策が楽しくない日に歩いて見つけた場所としては悪くない。

 

そんな今日の晩ごはんは「さわやか」のハンバーグ。
友人夫妻から食事のお誘いがあって「黙って食事ができる店」として選んだ場所。しかし先方が体調不良とのことで、今日の会食は延期となってしまった。

もう家を出た後だったし、ハンバーグ以外食べたくない状態になっていたので、一人で食べてきた。
美味しい。満足した。
でも静岡県民は、「さわやか」を過大評価し過ぎていると思う。特別な店でもなんでも無いし、他県にだって似たようなハンバーグ専門チェーン店はたくさんある。

 

お題「ささやかな幸せ」

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