パフ・ペストリーとは

いつもと違うスーパーマーケットに行き、ちょっと変わったものを買うのが好きだ。
日常の中の小さな贅沢というか、息抜きになる。

今日行ったスーパーマーケットは、洋菓子の類が充実していた。
日時を決めて入荷する品も多いようで、僕が見たときは多くの棚が空になっていた。
そのなかでたくさん余っていたのが「パフ・ペストリー」。
どう見てもシュークリーム。でも常温で売られていて、なんだか軽い。そして安い。

帰宅してから食べてみた。
これは、ただのシュークリームの皮だ。クリームパフのクリーム抜きだ。
しかも、それ用に焼いたのではなくて、余った皮の詰め合わせのようだ。
1袋に3個入っていて、それぞれ生地が違うから。

パン屋におけるラスクのようなものなのかもしれない。不人気ではないが、わざわざこれを買いに来る人は少ないのだろう。

 



香ばしくて、なかなかおいしい。
しかしこのパフ・ペストリーはどのようにして食べるのか。

一時期流行った(そして大変残念なことに廃れてしまった)シュー・サレに使うにしては、クッキー生地やクランブルが乗っていて少し甘い。甘いクリームなどを詰めるのならば、シュークリームを買えばいいし、ジャムやチーズには空洞が大きすぎる。
ただ香ばしい皮を存分に味わいたい人間*1以外には、活用法が見いだせない品のような気もする。

それに、中身を詰めていないシュークリームの皮は、かなり割れやすい。
ふわっとした生地で湿り気があれば大丈夫だろう。ただ今日の袋のものは、ザクザクタイプの皮が過半数で、運ぶのに気を遣った。

気まぐれにカゴに入れたにしては良い買い物だった気がする。
クリーム抜きだから実質ゼロカロリーということで、遅めのおやつの罪悪感も皆無だった。二度三度と買うか…といわれると悩んでしまうが、でもまたうっかり選びそうな品でもある。

 

 

*1:例えば僕

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