唐揚げが増えた昼休み

今日もお昼ごはんは外食。
ビジネス街の定食屋さんで唐揚げ定食を食べた。そこで少し変わった事態に遭遇した。
以下に記す。

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注文してしばらくしたら、店員さんがテーブルに来て「相談してもいいですか?」と言う。
何の相談かはわからないが、店員さんと僕との間には唐揚げ定食の注文以外の関係もないので「はい、なんでしょう」と承諾する。まさか借金の相談ではないだろう。

果たして相談は唐揚げ定食であった。
正確には、唐揚げ定食の主要素たる唐揚げについて。

店員「二度揚げの際に1個だけ落としてしまった。唐揚げの注文はあなただけなので、必要分*1しか油には投入していなかった」
僕「はい」
店員「つまり、今からすぐに規定数を用意できない」
僕「理解しました」
店員「ここで、あなたは2つの選択ができる。いや、選ばざるをえない」
僕「了解した」
店員「注文を取りやめ、他の(もっと早い)ランチメニューを選ぶこと」
ここまで言ってから、彼女は、第二の道を示す。
店員「そして注文を変えない選択。つまり最初に、出来上がった分の唐揚げ定食をテーブルに運ぶ。落とした1個分は、揚がりしだい、別の皿で提供する」
僕「なるほど」
店員「なるほど、ではなくてどちらかを選んでほしい」
道理である。相槌は不要だ。
僕「では、唐揚げ定食の注文を維持してください。1個分は定食を食べながら待ちましょう。時間はあります」
店員「アイ・サー」

一部の脚色はあるが、最後のアイサーだけは誓って本当である。
いま思い出すに、なかなか個性的な人のようだ。

唐揚げはとてもおいしかった。濃いめの味付けと、しっかりした揚げ具合で、何も付ける必要がない。
付け合せのキャベツにはすり胡麻ウスターソースがかかっていて、これも面白い味。
手作りらしき白菜の浅漬けに柚子胡椒が添えてあるのも芸が細かい。

そして5分と待たずに唐揚げ(補填分)はテーブルにやってきた。
なぜか2個になっていた。そして、リカバリー時間が早すぎる。
しかし床やシンクの匂いもしないし、中心部が生というわけでもないので、1個はサービスということで、2個ともおいしくいただくことにする。
唐揚げにはキャベツもたっぷり添えられていて、これもうれしい。

そんなわけで、結果的に唐揚げ定食の増量版を食べることになった昼休み。
やけに広い店内にテーブルが点在していて、繁盛はしているようだが客の大半が昼休みには遅い時刻(12:45)にやってくるという不思議な店だった。
グーグル・マップには店名だけが掲載されている。FacebookmixiTwitterもやっていない。地味ではあるが良いお店だった。

他に特筆すべきことがない1日。つまり唐揚げ以外は普通な平日。
しいて言えば寒かったことくらいか。昨日が車の車外温度計で19℃だったのに、今日は昼間でも13℃だった。

 

からあげパーフェクトブック2020

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全然関係ないけれど、これは静岡のけやき通りにある「スヰング洋菓子店」のモンブランとシュークリーム(カスタード)。おいしかったー。

 

ききりんご紀行 (集英社文庫)

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お題「大好きなおやつ」

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:5個が唐揚げ定食の規定数となっている。