イカがありました。
4月の終わりに買ったのでした。
イカは冷凍が効くので、皮を剥いて輪切りにした状態で、冷凍庫に入れておきました。
そうすれば、いつだって食べられますからね。
今日は冷凍庫の総ざらいをしました。
小さな冷蔵庫とはいえ、たまには奥のものを確認しなければいけません。丁寧な生活は、丁寧な家電活用から。冷蔵庫の説明書にだって、そんなことが書いてあります。
だから今夜は、冷凍庫の奥底にあったイカと、トマトでスープを作りました。
イカ、ミディトマト、塩漬けの紫蘇、オリーブオイル、玉ねぎを少し、最後に麦と塩。手間もかけず、冷凍庫と冷蔵庫のものだけで作れました。
イカを解凍したときに、ちょっとべチャリとしたのが気になりましたが、まあ他にタンパク源もないので、そのことは忘れることにしました。
誰かに食べさせるようなら廃棄、自分だけなら勿体ないから使う。
そんな境界状態のイカだったのです。つまり、僕は衛生と経済の賭けをしたのです。
味はそう、深海魚のようでした。
静岡の観光地で食べたことがある食感。マンボウの腸にも似ています。
そんなイカを食べました。
そして、お腹が痛くなりました。
僕は賭けに負けたのでした。
今は、頭がぐるぐるします。
数年前にエクアドルを旅したときに、ガイドさんが勧めてくれた「日本人には強すぎるかもしれない胃腸薬」を飲んだからです。
胃腸薬と一緒に「これもおすすめ!」と渡された黒い丸薬も飲みました。
たぶん活性炭でしょう。日本人はお腹が痛いときに活性炭を飲みませんが、今日はエクアドル流を試してみます。
胃の痛み、ヘルペスじみた、皮膚の少し下の痺れるような痛み。
こういう症状は人生で初めてだと思います。
少し驚いて、ちょっとおもしろくなってきたのでした。
それより頭のぐるぐるが困るのでした。
キーボードを使っても、すぐに打ち損じてしまいます。
今日はMacOSの音声入力を使って、そのあとに修正をしているのでした。
まだぐるぐるが続きます。
明日、目覚めたらイカになっているかもしれません。
その場合は、このブログは終了です。イカはブログを書きませんからね。
そうでないことを祈って、今日は寝ます。
おやすみなさいか。