変な咳が出るのも宜なるかな

仕事中の雑談で「マスクをしていたら変な咳が出るようになった」という話があった。
当然、そういうことはあると思う。
普段ならば存在しない、おそらくは何度も洗って毛羽立った綿か何かの布が、鼻と口を覆っているのだ。2割や3割と言われている手作りマスクのフィルター効果*1を差し引いても、どちらが健康に良いのかわからなくなってくる。

しかし社会全体、公衆衛生の観点からすると、とりあえず手元にあるマスクを着用することが、変な咳が出ようと、気休め程度の効果であろうと、今は必要とされている。
装備欄が空いているから「守備力2」の防具を装備しておく、後列の魔法使いみたいなものだ(昔のファンタジーRPG)。最前線の医療従事者にこそ、きちんとした使い捨てマスクが必要とされている。彼らが戦うために必須の装備を消費しないために、無いよりマシのマスクでも身に付けなければいけない。そういう"優先順位”が、外出から娯楽から部屋の中にまで侵入してきていて、いささか気疲れする毎日ではある。

 

 

ちなみに今日の僕は、昨日の「すすぎ」が不十分だったらしく、ほんのりと酸素系漂白剤の香りがする布マスクを付けて仕事をしていた。
手に持っていても気が付かないけれど、鼻を近づけると、うっすらと消毒薬みたいな匂いがする。そしてマスクは構造的・原理的に、鼻を近づけなければ意味がない。

幸いなことに健康被害はなく、変な咳もなく、平穏に帰宅することができた。
職場も含め、緊急事態宣言の全国への拡大を受けて、いささか慌ただしい雰囲気とはなっているけれど、なにぶん入社して数週間の身である。特に言うことはない。

さて寝ます。
その前に今日のお弁当を記録しておく。

https://www.instagram.com/p/B_BuGyRphAo/

  • 天丼
  • かぼちゃの煮物
  • きゅうりと唐辛子の漬物
  • 人参マリネ

昨晩のおかずだった天ぷらを少し残しておいて、お弁当用に天丼にしてみた。
野菜天のみ、そして他のおかずも野菜ばかり。動物性タンパク質は朝と夕に摂ったから良しとする。

 

石田徹也ノート

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  • 作者:石田 徹也
  • 発売日: 2013/09/01
  • メディア: 単行本
 
石田徹也遺作集

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お題「リラックス法」

 

 

*1:新型コロナウイルスに関しては、感染するのを防ぐ効果は期待できないという。

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