僕は、とても小さな会社に勤めている。
名刺の肩書きは「総務」で、その名の通りあらゆる仕事をする。実のところ営業的な仕事もするし、制作や納品も行う。社長の縮小版といった日々を送っている。ファンタジーRPGならば、剣も魔法もそこそこ使える器用貧乏なキャラクター(物語中盤から使いづらくなってくる)である。
で、昨日と今日は、本来の仕事(お金を稼ぐ仕事)ではないけれど会社としては避けては通れない面倒に巻き込まれている。詳しくは書かないが、例えばケガをした社員を病院に連れていったり、会社として葬儀に出席したり、といった物事に関わっている*1。
通常業務は滞るし、普段の出退勤時間と違う時間に働くので、私生活にも影響がある。お弁当の仕込み、部屋の清掃を週末に済ませていたから、昨日今日は早起きで対応できてはいるが、それでも本日の時点で「週末の気分」だ。
そんな状況なので、ぱあっと元気の出るものでも食べようかと思っていたのだけれど、どういうわけか当初の予定とは異なった夕食となってしまった。
- 今日は心身共に疲れている。何か良いものを食べよう。
- ステーキが食べたい。
- 狙っていたお店が定休日だ。
- そうだ、スーパーマーケットで大きな肉を買って、焼こう。
- 店より大きくて安くて、好きな加減に焼ける。よしよし。
- いつも行く「マルナカ」が改装中で駐車場が狭い。やめておこう。
- 今まで行ったことがない「マルヨシセンター」に行こう。
- あ、高知の「鰹のたたき」が妙に安い。3人前かあ。
- 「鰹のたたき」を購入。
- 自宅にて、3人前の鰹のたたきと、薄切りにした新玉葱を思う存分食べる。
- 今に至る。
こんな感じ。
ステーキは食べそびれたが、鰹のたたきはとても美味しかった。
静岡に住んでいると、鰹や鮪をとても喜ぶ県外の人を「そんなに違うのだろうか」と思ってしまうが、確かに産地が近いとそれだけで(品質と価格比で)良質なものに巡り逢える。高松市は美味しい地の魚が多いし、牡蠣やタコ、そして上述の鰹まで名産地が近隣にあるので、スーパーマーケットのレベルは高いと思う。
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しかし、鰹のたたきがどんなに美味しくとも、やはりこういう日はがつんとステーキを食べるべきだったのではないか。先ほど、お皿を洗いながらそんなことを考えた。なんというか、「喰ってやったぜー」と思える何かが欲しい心身の状態だったのだ。
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とにかくそんなわけで、犬島および犬島精錬所美術館についてはまた後日書く。
あ、今日のお弁当はこんな感じ。
- 麦ごはん
- ゆでたまご
- スナップえんどうとアスパラガスのマリネふう
- サツマイモのレモン煮
- やわらかく戻した干しアンズ
昭和の「暮らしの手帖」っぽい内容になってしまった。反省している。
*1:実際はもっと穏やかで明るい方面のタスクなのだが、書くと職場にバレてしまいそうなので隠す。