変な人にボタンを外された。

所用でデパート(丸井)に行った。用事はあっという間に終了。
普段はエスカレーターを使うが、たまたま目に留まったエレベーターで1階まで降りることにした。エレベーターはすぐに来た。

小さなデパートなので、エレベーターも狭い。今日はベビーカーの親子連れと、20代前半くらいの男性、若い女性2人、それに僕で、あまり余裕が無い状態。詰め込まれている感じはしないが、ちょっと周囲には気を遣わなければならない感じ。

2階でベビーカーの人達が降りた時、僕の前にいた男性がこちらを向いた。それだけなら変では無い。しかしスペースが空いたのに、動く様子も無い。でもまあすぐに1階だから、と特に気にしなかった。

1階に着く寸前で、この男性が何かつぶやいた。僕への言葉なのか、独り言なのかはよくわからない。それに気を取られた時に、彼の手が僕の胸元に動いた。

変わった精神状態の人で、例えば襟首を掴まれて引っ張られるといった、暴力的な感じはしない。あれあれ何だろう、と思っているうちに、何をされたのかわかった。

シャツのボタンが3つ、外されていた。

見事な手際だと思う。自分で自分のシャツを脱ぐ時だって、こう上手くはいかない。しかも片手。えっ何だ何だと慌てた時には1階に到着していて、全員が降りてしまっていた。僕も急いで降りた。
男性はトイレに向かったように見えたが、追いかけるのも妙な感じがして、追跡は諦めた。そしてエレベーターホールの隅で、ボタンをかけ直した。

その時着ていたのは、普通の綿のシャツ。無印良品で売っていそうな品。
いちばん下のボタンだけ、ボタンホールが横になっている(理由はわからない)。そのせいか、あるいは別の理由か、いちばん下のボタンは外されていなかった。
若い男性、少しちゃらちゃらした雰囲気の(美容師っぽい、かもしれない)、何処にでもいそうな人だった事だけ覚えている。丸井で買い物をしていそうなタイプ。それ以外の事は全く覚えていない。メガネをかけていたのか、どんな服装だったのか、そういう細かいところまで見ていなかった。
 

特に被害らしいものは無いけれど、薄気味悪い出来事。
思わず知人にメールで報告した。「現代の妖怪ではないか」と友人からは返信が来た。なるほど妖怪ならば仕方がない、と思えるほど僕は能天気ではないけれど、でもちょっと笑ってしまった。

 

 

 

 

http://instagram.com/p/oz6QGYGMU0/

今日のおやつは、「つきさむ」にてアイスケーキを食べた。
つきさむのアイスケーキは、ロールケーキにシャーベットとアイスクリームが乗せられたもの。ロールケーキ部分に使われている生クリームは甘くない。この甘くない生クリームとアイスの組み合わせがとても良い加減で、さっぱりと食べられる。

「つきさむ」は6月後半から9月末まで休業するので、それまで暇を見つけては通うつもり。コーヒーと甘いものが美味しい、良い店だと思う。

http://instagram.com/p/oz5_ynGMUe/

 

今日の読書は「あなたのための物語」。
好きなタイプの小説、ということは読み始めてすぐにわかった。面白いかどうかは、まだ判明していない。 

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

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