家族が旅行に行ってしまったため、ひとりで夕食を作る。
簡単に、カレーで済ませた。
非常用食料箱にあった、賞味期限間近のレトルトカレーを使う。
小さく切ったジャガイモ、玉ねぎとセロリ少々、それに挽肉を炒めて、レトルトカレーを加えて加熱を続ける。クミンシードなど、適当に加えて味を整える。
ドライカレーっぽくなったところで完成。
合間にサラダ(いんげん豆、アスパラガス、チーズ)も作った。
カレーといえば、大昔に何度か「フルーツカレー」を食べた記憶がある。
パイナップルやリンゴやバナナが入っている甘口のカレー。当時交際していた人の実家で、夏の味覚(休日の昼食)としてご馳走になった。
今だから言うが、バナナはちょっと苦手だった。他の酸味があるフルーツは、意外と食べられる(豚肉に合う)。個人的には、もう少しスパイシーなほうが良いと思う。それと、ただ火を通しただけのピーマンやオクラが添えられていることも馴染めなかった。
当時は「一人暮らしをしている男子」ということで、ほぼノリで「気持よくおかわり」をしていた。あの家族の中では、そういう立ち位置を求められているような気がしていた。
ふと、レーズンとアーモンドをご飯に混ぜ込みながら、そんな昔のことを思い出した。思わずしゃもじを動かす手が止まってしまう。
全然関係ないけれど、知人の家では「ポテトサラダにバナナ」が当たり前だ。お客さんが来る日には、ちょっと気取ってマンゴーを使うと聞いた。世の中には色々な家がある。
夏が近い雰囲気なので、森見登美彦SFの傑作「ペンギン・ハイウェイ」と、森見登美彦京都文学の傑作「夜は短し歩けよ乙女」を引っぱり出してきた。
今日は積むだけ。寝るときに少しずつ読む。
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