焼津の「うみしる」

夢でコバンザメが登場したので、今日の午後には焼津市の「うみしる」へ行ってきた。

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水産試験場に付属した小さなPR施設といった趣ではあるが、グーグルマップのカテゴリでは水族館。なので今年最初の水族館訪問と言っていいはずだ。

ちょうど新型コロナ蔓延対策で人混みは避けたいところだったから、空いていて静かな場所は都合がいい。周囲でサイクリングもできる。

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ワンフロアしかない「うみしる」ではあるが、水槽はなかなか立派。
水産資源になる生き物が多いけれど、オオグソクムシや磯の魚たち、そしてコバンザメもいる。

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夏にはコバンザメ以外にも小型サメ類が泳いでいたはずだが、今日は見当たらなかった。練り製品になってしまったのかもしれないし、お暇を貰って郷里に帰ったのかもしれない。

 

 

帰路に漁協の売店みたいなところに立ち寄ったら、おせち料理の売れ残り的なものが安売りされていた。大好物の伊達巻、特に好物ではない鳴門巻*1、そして名物の黒ハンペンをお土産に買った。

そんな平和な日曜日。
天気も良くて、富士山がはっきり見えた。

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本当ならドライブ日和なのだが、さすがに「県境を越えた移動」は避けたほうがいいだろう。静岡県の場合は、県境でなくても東部、中部、西部そして伊豆地方をまたいだ移動となると、移動距離も長くなるから人とすれ違う機会も増えてしまう。だから中部地方在住の自分としては、ただの暇つぶしで遠出するのは(県内でも)難しい。
もちろん気にしない人はまだまだ普段どおりだろう。ただし我が家の場合は、もし罹った場合に、免疫が低くて致命的な家族もいるのだ。ワクチンは打っていても油断なんてできない。だから、個人的に、あるいは我が家の方針として、既に緊急事態なのである。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:焼津市が生産量世界一とのこと。

手紙とパフェと

自室では捗らない作業がある。
僕の場合は、手紙の返事と、手続き書類の作成、郵便物の準備。
読書は寝ながらでも楽しめるけれども、長く読むには外のほうがいい。

自室の机は十分に広い。元はダイニングテーブルだったものを、パソコン用兼工作用に使っていて、それでもスペースがある。だから、机で済ませればいいのに、どういうわけか机では”積んでおく”以上の作業ができないのだ。

だから今日は、大きな鞄に手紙と、書類と、封筒と、本を放り込んでファミリーレストランデニーズ」に行ってきた。
デニーズを選んだ理由は、割引クーポンを貰ったから。そして、他のファミレスに比べるといくぶん空いていて、変なアナウンスが無くて、BGMも控えめだから。

デニーズ、昔に比べると安くなったのだろうか。
あまりに久しぶり過ぎて、価格帯を忘れている。価格はともかく、明るくて小綺麗で軽い感じだったはずの内装は、少しだけ安っぽくなったように見える。安さが売りのガスと等に寄り添ったというか。

とにかく目的は事務仕事や手紙である。
でもコーヒー(というかドリンクバー)を注文する時に、うっかりチョコレート・パフェを注文してしまった。

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これが今年最初のチョコパフェ。
見た目ではわからないが、チョコレート・ソースやアイスなどが、おそらく標準より多い。ちょっと食べづらいくらいの食材が詰め込まれていた。厨房やレジのあたりから察するに、新人に作らせたのではないか。細かな部分に、拙さが感じられる。

でもきちんとおいしいチョコレート・パフェだった。
特徴の掴みづらいデニーズ・オリジナルブレンドコーヒーにも合う味。特にチョコレート・プリンが良かった。これでバナナの代わりにオレンジかネーブルが使われていたら100点だったのに。

コーヒーをおかわりしてから、ようやく手紙に取り掛かる。
といっても書き始めれば数分。古い絵葉書*1に挨拶や近況を書いて終わり。友人宛だから、カジュアルなものだ。

保険会社へマイナンバーカードのコピーを郵送する準備も、始めれば一瞬で終わる。しかしこの作業、とてもとても馬鹿馬鹿しい。ストレス解消にドリンクバーの野菜ジュースを飲むくらいにつまらない作業だ。

 

 

そうやって、いくつかの作業を済ませたところで、すっかり満足した。
本来は長居して、さらにコーヒーをおかわりして(必要ならばアイスティー等も飲んで)読書を進めようかと思ったのだが、もう十分。穏やかな気持ちでデニーズを後にした。

そんな土曜日。

 

 

*1:静岡の「あべの古書店」で購入。

インドの焼きそば・薩埵峠

チョウメン

静岡市葵区千代田にあるインド料理店「ガネスジ」でお昼ごはんを食べた。
ちょうど近くに立ち寄った時間に昼時を迎えたのだが、昨年に行ってなんとなく気に入った店でもあるので、これ幸いと昼を済ませることに。
今日は看板にある「焼きそば」、つまりインドにおける焼きそばである「チョウメン」を注文してみた。前に来た時に気になったメニューのひとつ。いつか食べたいと、ToDoリストにメモをしていたのだった。

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この店では「チョーミン」とメニューにあった。
シーフード、マトン、豚、野菜など種類は色々。カレーと同じく辛さも選べる。

マトン・チョーミンを「辛め:北インド料理レベル」で注文。飲み物はチャイをホットで。他にサラダと、小さなスープが付く。なかなかにお得なランチセットだと思う。

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チョーミンあるいはチョウメン、似たようなものは南米で食べた。
おそらく世界各地にある、中国料理店由来の料理ではないだろうか。つまり炒麺である。

 

 

この店のチョーミンは、なかなかおいしい。
冷蔵庫にインドカレーが少しだけあって、他に焼きそば用の蒸し麺とマトンと野菜があって、さらにインド料理用スパイスが完備してあれば僕でも作れそう。いろんなものを鍋に投入していく、足し算の料理だ。
特に濃い味が好きな人には好まれるだろう。

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この種の”居抜き系インド料理店”の例に漏れず、このチョーミンも量が多い。
しかもナンとカレーとは違い、延々と同じものを食べ続けることになる。
「カフェごはんにするには、キュウリのサラダや根菜のピクルスが欲しいな…」などと、益体もないことを考えてしまった。

でも無心になって、濃くておいしい食べ物を口に運ぶのは、それはそれで楽しい。
実際、まちがいなくおいしいのだから。特にマトンはスパイスと合わさって、これ単品で食べ続けたいくらい。

良いランチだった。
インド料理店では、カレーかビリヤニばかり注文してしまう。これからは麺も選択肢に入れよう。

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街に点在する"居抜きで、ボリュームがあって、似たようなセットメニューがある、インド・ネパール料理店"ではある「ガネスジ」だが、わざわざ選んで行く価値がある店だと思う。近くにはインドと全く関係が無い、日本のカレー屋である「インド」もあるので、直前で「やっぱり和風で!」と変更もできる。

goo.gl

 

 

薩埵峠(さった峠)

暇な時間に、清水区の「薩埵峠」へ行ってみた。
特に理由はない。さらに東、富士市方面へ行く途中に、休憩がてら立ち寄っただけだ。

静岡県の中部と東部の境、古い清水区民にとっては「清水と由比の境」にある峠。
遠景に富士山と伊豆半島、眼下には東海道駿河湾を一望できる場所である。ちょうど、静岡県の最も細い場所*1を見下ろす場所にある。

名前は知らずとも、安藤広重の浮世絵で見たことがある人も多いだろう。国道1号線バイパス、東海道JR東海道線、そして新幹線の交差を見事に表した浮世絵は、広重の代表作である。

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ちなみにライブカメラはこんな感じ。

このライブカメラも展望台で確認できた。
歌えば声をYou Tubeで配信できたかもしれない。

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午後のまだ明るい時間に行ったのだが、ほとんど人とすれ違わなかった。
車で展望台近くの駐車場まで行くのが少し怖かった(道が細い…)が、それ以外は何の問題もなく、この絶景を楽しめる。

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富士山は下まで雪。遠くの伊豆半島も雪が見えた。

周囲はいわゆる「みかん山」で、駐車場も一部はみかん農家優先となっている。
そして「物品の販売禁止」と書かれているけれども、遊歩道はみかん山の中を歩くので、無人販売が普通にあるのも面白い。確かに市の管理地では、みかんを売ってはいないのだ。

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山を降りた先の由比町にも用事があった。
由比は本当に細い町。海側を鉄道や道路が通り、山側には古い東海道を含めて3本くらいの車道が並走している。その細い車道の間に家が立ち並んでいる。車で走ると、すれ違いが大変。
昼のチャウミンを消化するためもあって、目的地までは徒歩で。狭くて、静かで、斜面が多くて、まるで瀬戸内の島のような風景。ただし瀬戸内海の村ほど明るくはないし、目を上げると高速道路の高架が見える。
これから先、外出の自粛もしなければならないだろう。由比も今一度、探索をしたいのだが、困ったことだ。

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そんな金曜日。
インド料理店に行くと、夕食の後でも「インド料理店に行ったあとの感じ」が消化器系に残る気がする。胃がもたれる、とかそういう具体的な何かがあるわけではないのだが。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:東海道ベルトのチョークポイント

目と口にマスク

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たぶん大丈夫と甘く見ていた右目の痛み、また今日の午後には再発した。
昨晩は、ほとんど治っていた。今朝も少し違和感がある程度だった。
でも昼過ぎに、また目が赤くなり、痛みが強まり、涙が止まらなくなった。

仕方がないので夕方に病院へ行ってきた。

医師の診断は以下の通り。

  • 眼球に傷がある
  • 眼球の傷は回復しつつある
  • アレルギーや細菌などが原因の炎症ではない
  • まぶたの裏側などに傷の原因があるのかもしれない
  • でもまぶたの裏を見ても何も見つからない
  • こういうことは、たまにある

というわけで、抗菌剤入りの目薬と眼帯を処方された。
領収書を見る限り眼帯はサービスのようだ。

眼帯をして何かが変わるわけではない。とはいえ万が一の細菌・ウイルス感染症だった場合に少しでもリスクを減らすことができる。

しかし、眼帯をした状態では、車の運転はできない。
マスクも装着してマフラーを首に巻くと、ほとんど「顔を隠したい人」である。銀行には行けない感じ。

そして自宅においては、今日も家族とは顔を合わせずに過ごした。
食事は別、お風呂は最後。タオルなどは普段から分けて使っていたから、それほど面倒はない。自室にいる限りは眼帯もいらない。そもそも眼帯をしていると、パソコン作業が全く進まない。

今はまた、「目にゴミが入った感じ」が気になる程度。
とりあえず週末を眼帯と目薬で乗り切ることになった。

 

 

そんな木曜日。
ニュースでは全国の降雪が話題になっていたが、ここ静岡県中部は雨である。
午前中に少しだけ雪っぽいものが舞った以外は、ただの寒い雨。
降ればそれなりに不便で危険なのは承知しているが、それでも寂しいものがある。

目に不安はあるが、もう自分にできることはない。
なので寝ます。おやすみなさい。

 

 

まぶたの裏には

昨日に引き続き、右目の調子が悪い。
目覚めた時には、ほぼ治っていた。様子を見て、再び痛みや腫れが生じたら病院に行けばいいや…と思いながら昼間を過ごした。かかりつけの眼科は水曜定休で、他の病院を探すほどではないと判断したのだ。
実際、昼の間は気になる程の不調はなかった。少しだけ”目にゴミが入った感じ”があっただけで、鏡を見てもわからない程度。

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このまま回復するかと思いきや、夕方から目の違和感がひどくなってきた。
ゴミというよりも特大の極太まつげが眼球上をあばれている感じ。目は赤くなり、涙も出てきた。
どういうわけか姿勢によっても痛みが変わる。横になると、かなり痛い。
いろんな姿勢で手鏡を覗いたけれど、結局は原因がわからなかった。

とりあえず今日は家族と隔離した生活をしている。
結膜炎は家庭内で感染するというので。明日こそ病院に行こうと思う。

 

 

右目の痛み・四角いドーナッツ

夕方から右目が少し痛い。
目というか、まぶたの裏側に違和感がある。
抜けた睫毛が入り込んだのかもしれない。でも鏡で見ても、よくわからない。
ちょうど毛先が眼球に当たる長さではある。さきほど、お風呂の前に少し切ってみた。
あるいは、最初は目にゴミが入り、気になってこすったのが今も続いているだけという可能性もある。

でも、片目だけ少し腫れているし、先ほどからは涙も溢れてきた。
睫毛や髪の毛だったら、寝ている間に粘膜は回復するだろう。それ以外の要因ならば、また明日に再発するはずだ。

仕方がないので、今日のブログはこれでおしまい。
モニターが涙で歪んで見づらいのだ。

 

 

 

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ああそうだ、今日のおやつは、この角ナットみたいなドーナッツ。
両親が出かけた先で貰ってきた。
甘くないカリントウというのが近い。オールドファッションよりも「角」が多いぶん、かりっと仕上がっているのだと思う。
夕方に食べたのだが、少し変な苦味があったのが気になっている。薬を思わせる*1口に残る苦さと、悪くなった油の感じ。
たった1個なのに「もう歳なので、ドーナッツは胃に負担なのだなあ。悲しいことだなあ」と思わせた、おそろしいドーナッツでもあった。夕食の米飯をキャベツの千切りに換えたくらいには、胃が気持ち悪くなった。
『アマチュアの作った揚げ菓子には要注意』と心に刻んで、今日はもう寝ます。

 

 

*1:昔の勤め先で使っていた試薬みたいな味だ。

お正月3日目 島田の小饅頭

所用で静岡空港へ行ってきた。
といっても飛行機にも乗客にも用事はなくて、知人と物の受け渡しをしただけ。広い駐車場があって、両者の中間地点で、数年に1回しか会わない相手との待ち合わせ場所にはちょうどいい。
ちなみに正式名称は「富士山静岡空港」。でも地元の人は「富士山」を付けない。特に富士山がよく見える訳ではないので。

四国に住んでいた時は、最寄りの空港は高松空港だった。
仕事でも旅行でも何度も使った。地方空港としては有数の*1離発着数を誇る空港で、飛行機も人も途切れない。
高松空港に比べると、静岡空港は本当にさみしい。1時間ほど滞在しても飛行機なんて飛ばないし、正月のわりに人も少ない。基本的に、新幹線が便利なのだ。
何年経っても「田舎にできたばかりの新幹線駅+地域振興PR施設」の趣を保っていて、これはこれで嫌いではないのだが。
ともあれ、高松空港の雰囲気に慣れてしまっていたので、久しぶりの静岡空港はちょっと異様な感じがした。

 

 

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せっかくなので、帰路に島田市へ寄ってみた。
大井川の河川敷にあるランニングコース周辺を自転車で散策し、そのまま「アピタ島田」で買い物をする。
アピタ島田」は大型スーパーというかショッピングモールというか、そういう場所。田舎によくある巨大なイオンモールに比べると、ずいぶんとこぢんまりとしている。
屋上駐車場には雑草が生えているし、敷地内のアスファルトは凸凹で、店内も端のほうにいくと古くて寂しい感じ。平日の昼間に行くと、客も店員も少なくて奇妙な落ち着きがある。
寂れているわけではないけれども、イオンが全国を制覇する前の空気を残す貴重な場所だ。もっと田舎に行けば寂れたモールや大型スーパーはいくらでもあるけれども、ああいうだだっ広さと安っぽさとは違うのが「アピタ島田」である。
家からは遠いけれど、なんとなく近くを通ると立ち寄ってしまう。
不思議な場所だ。

 

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そのアピタで買ったのは、清水屋の小饅頭。
清水屋といえば「黒奴」が有名。繭形にまとめた漉餡を、昆布風味の羊羹で固めたおいしい和菓子だ。
今日はもう一つの名品である小饅頭を買ってみた。

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名前の通り、小さな酒饅頭である。
だいたい一口サイズ。好きな人ならおやつに3個は食べてしまうだろう。天皇陛下に献上して喜ばれたというエピソードがある。袋にも賜天覧と誇らしげに書いてある。

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手土産コーナーに売られている和菓子としては珍しく、賞味期限が1日しかない。
袋の裏には、舌代として固くなった時の食べ方が並んでいる。蒸しなおす、鉄網(テッキ)にて焼く*2、天ぷらにしろ、と方法は色々あるようだ。

でも心配無用。寸法も小さいが、味もしつこくなくて、どんどん減ってしまうので、残ってしまうよりも足りなくなる心配をしたほうがいい。僕はあらかじめ、翌日以降の分を冷凍しておく。

天津甘栗みたいな紙袋に、饅頭がそのまま入っていて、折った口をシールで封しているだけ。原材料もシンプル。
形も味も奇をてらわないのに記憶に残る、良いお饅頭である。
機会があったら買ってみて欲しい。

小饅頭はさすがに日持ちが…という人は黒奴を強くおすすめする。個人的な静岡土産ベスト3に常連の素晴らしいお菓子。見た目が地味だが、それもまたよし。
本店は島田駅前、でも静岡県内ならキオスクやデパ地下、サービスエリアでも見かけるし、東京や名古屋のデパートでも手に入る。

静岡県に住んでいても知らない人もいるけれど、良いお菓子です。

 

結局、まだ初詣もしていないし、友人に会うようなイベントもないし、うすらぼんやりとした正月三が日を過ごしてしまった。寝正月というほど寝てもいない。
良くもないけれど悪くもない。後悔もない。そんなお正月でした。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:たぶん日本一だったはず。

*2:好みで醤油をつけよ、と書いてある。

お正月2日目

特に予定を入れていない2日。
せっかく暇なので…と自転車の整備をする。

 

そして河原に行きコーヒーを飲んできた。どうせ気の利いた店は開いていない。
折りたたみチェアと登山用コンロも鞄に詰めてきたが、風もあるしベンチには誰もいないので、魔法瓶に入れたお湯とインスタントコーヒーで済ませてしまった。
それでも十分においしい。

帰路、小さな神社に人が集まっていた。
和菓子屋が店を出していて、「脳まん」と「赤飯まんじゅう」を売っていた。
「脳まん」は、おそらく味噌まんじゅう。山を超えた隣の地区では、やはり正月頃に、小ぶりの味噌まんじゅうを「脳みそ饅頭」として売っている。祭神が知恵を司っているわけでもないし、オモイカネ的な信仰も聞いたことがない。しかしこの辺りでは「脳みそ/味噌+饅頭」を正月に売るのだ。
そして赤飯まんじゅうは、構成としては赤飯おはぎ。
饅頭の皮にあたる生地がどこにもない。小豆餡を、赤飯で包んであった。

ちょうど”イベント終了”の頃合いだったのだろう、半端な数の「赤飯まんじゅう」を無料で貰ってしまった。

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これがその赤飯まんじゅう。
かなり小さいけれど、塩気の効いた田舎風の赤飯と、甘い餡がよく合う。
贅沢を言えば、河原に行く前に入手したかった。

 

 

帰宅してからは、小さな工作(布仕事)を、ちくちくと進めている。
どうせ明日も暇なのだからと、途中まで進めた糸も躊躇なくほどいてしまう。それくらいの心の余裕があるのは、正月だからか。

おそらく、この正月にはセールの類には一切手を出さないだろう。
しいて言えば、暖かい靴が欲しい。でも人混みに飛び込んで買うほどの意欲は無い。

 

 

全く正月には関係ないのだけれど、夕方に見知らぬ小学校低学年男児から声をかけられて、そのことを今も思い出している。
正確には、こちらを指差して叫ばれたのだ。
両手の人差し指をこちらに向けて「ヒュー!サンタクロース!」と何度も怒鳴っていた。
ちょうど信号が変わったので、何も反応できずに別れたのだが、今でもどうすればいいのかわからない。僕も人差し指を向けて「Yeah!サンタクロース!」と言えば良かったのか、それとも「いいえ、私はサンタクロースではありません」と伝えれば良かったのか。
なにしろ正月だから、子供達は大人よりも狂っている。
僕もお年玉が貰えれば、「サンタクロース!」と赤の他人に言えるくらいには狂えるのかもしれない。でも成人して何十年も経っているから、誰もお年玉をくれないのだ。年賀状でさえ5枚*1しか届いていない。

 

 

では寝ます。おやすみなさい。
寝る前に少しだけ「ゼルダの伝説」に手を付ける。
有料オマケシナリオみたいな「エキスパンション・パス」のボリュームが思ったより多かった。追加された過去編みたいな物語で泣きそうである。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:うち1枚はマツダから新春セールのお誘い

元旦ということで

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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例年通り、日付が変わるまで起きていて、朝は遅めに起きて、おせち料理と雑煮を食べて過ごす元旦。
おせち料理は数も量も減っていた。家族で僕だけがおせち料理を楽しみにしていて、高齢の両親は特に好まないし量も食べないから仕方がない。
僕も、最初は喜んで食べているけど、ある瞬間から「これは佃煮の亜種ではないか」「これはほぼ和菓子」「そもそも僕は練り製品が好きだっただろうか?」と思えてくる。そして、急激な満腹感がやって来る。

 

午後は、これも恒例となっている静岡浅間神社へ。
といっても混雑している今日は参拝しない。浅間通り商店街を少し歩き、古本屋で買い物をしたり、大好きなお店「Bikini」に立ち寄るなどして正月気分を味わう。

そして夜は兄家族と食事。
これも例年通りに、豪華な夕食を作って食べる。年に数回だけの”実家”らしい行事だ。

いつもと違う事といえば、スマホが使えないことか。
晦日にOSのアップデート通知が届き、先ほどアップデートをしたら電源が入らなくなった。海外のユーザー・フォーラムを読んでみると、なにやら面倒な復旧手順が必要らしい。
家にいる限り、スマホで出来ること、受け取れる通知やメッセージはパソコンでも可能なので、特に不自由はしていない。明日に頑張る。

 

ああそうだ、例年通りではない大きな違いが1つあった。
今日は「初スイーツ」を食べていない。
気の利いたお店は開いていないし、Bikiniではケーキを買い損ねた。来客用のお菓子などをちびちび食べていたから、おやつへの欲求が湧かなかったことも、原因のひとつ。
毎年、何かしらケーキやパフェを食べていたのに、珍しいことである。

まあいいや、とにかく始まってしまった2022年。どうなることやら。
おやすみなさい。

 

 

 

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