お正月2日目

特に予定を入れていない2日。
せっかく暇なので…と自転車の整備をする。

 

そして河原に行きコーヒーを飲んできた。どうせ気の利いた店は開いていない。
折りたたみチェアと登山用コンロも鞄に詰めてきたが、風もあるしベンチには誰もいないので、魔法瓶に入れたお湯とインスタントコーヒーで済ませてしまった。
それでも十分においしい。

帰路、小さな神社に人が集まっていた。
和菓子屋が店を出していて、「脳まん」と「赤飯まんじゅう」を売っていた。
「脳まん」は、おそらく味噌まんじゅう。山を超えた隣の地区では、やはり正月頃に、小ぶりの味噌まんじゅうを「脳みそ饅頭」として売っている。祭神が知恵を司っているわけでもないし、オモイカネ的な信仰も聞いたことがない。しかしこの辺りでは「脳みそ/味噌+饅頭」を正月に売るのだ。
そして赤飯まんじゅうは、構成としては赤飯おはぎ。
饅頭の皮にあたる生地がどこにもない。小豆餡を、赤飯で包んであった。

ちょうど”イベント終了”の頃合いだったのだろう、半端な数の「赤飯まんじゅう」を無料で貰ってしまった。

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これがその赤飯まんじゅう。
かなり小さいけれど、塩気の効いた田舎風の赤飯と、甘い餡がよく合う。
贅沢を言えば、河原に行く前に入手したかった。

 

 

帰宅してからは、小さな工作(布仕事)を、ちくちくと進めている。
どうせ明日も暇なのだからと、途中まで進めた糸も躊躇なくほどいてしまう。それくらいの心の余裕があるのは、正月だからか。

おそらく、この正月にはセールの類には一切手を出さないだろう。
しいて言えば、暖かい靴が欲しい。でも人混みに飛び込んで買うほどの意欲は無い。

 

 

全く正月には関係ないのだけれど、夕方に見知らぬ小学校低学年男児から声をかけられて、そのことを今も思い出している。
正確には、こちらを指差して叫ばれたのだ。
両手の人差し指をこちらに向けて「ヒュー!サンタクロース!」と何度も怒鳴っていた。
ちょうど信号が変わったので、何も反応できずに別れたのだが、今でもどうすればいいのかわからない。僕も人差し指を向けて「Yeah!サンタクロース!」と言えば良かったのか、それとも「いいえ、私はサンタクロースではありません」と伝えれば良かったのか。
なにしろ正月だから、子供達は大人よりも狂っている。
僕もお年玉が貰えれば、「サンタクロース!」と赤の他人に言えるくらいには狂えるのかもしれない。でも成人して何十年も経っているから、誰もお年玉をくれないのだ。年賀状でさえ5枚*1しか届いていない。

 

 

では寝ます。おやすみなさい。
寝る前に少しだけ「ゼルダの伝説」に手を付ける。
有料オマケシナリオみたいな「エキスパンション・パス」のボリュームが思ったより多かった。追加された過去編みたいな物語で泣きそうである。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:うち1枚はマツダから新春セールのお誘い

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