模様替え

模様替えをした。
というか大規模な整理整頓を行った。

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実家に引っ越してから1年が経ち、ちょっと生活スタイルを変えてみようと考えるようになった。仕事や私生活の関係上、自室での作業が大半になったこともある。

元は納戸だった部屋。
納戸だったというか、ハウスメーカーが「現代風の納戸」として用意した部屋なのだ。
両親の二人暮らしの家に転がり込むことになったため、この部屋を改装し自室としたのだ。

そういう経緯の部屋だから、棚はあちこちにある。収納には事欠かないが、基本的に見せる収納となってしまう。
引っ越しの時に服も趣味の道具も全て「無印良品ポリプロピレン収納シリーズ」に納めて、この棚に並べていったところ、無印のカタログ写真を所帯じみた感じにした部屋になってしまった。

作り付けの棚を取り払えば、もっと部屋は広くなる。とはいえ寝室と仕事部屋と考えれば、この部屋でも悪くはない。

ただ難点がひとつある。
収納棚がたくさんありすぎて、整理整頓をしなくても暮らしが成り立ってしまうのだ。
とりあえず棚に置いておけば、片付いたように見える。

しかしもちろん、次に必要なときにはあちこち探すことになる。

これでは(長期的視野に立つと)困るのだった。
特に自転車整備を本格化させ、さらにレザークラフトを再開するにあたって、きちんとジャンルごとに品物を(品物を入れたポリプロピレン収納ボックスを)分けなければならない。1年間の暮らしで要不要がわかったものについても取捨選択を行った。

 

 

ようやく、見た目がすっきりした。
それほど気にしていなかったけれど、片付けば気持ちの良いものである。
ちょっと見た感じでは「男の隠れ家」っぽいけれど、装飾に欠けるのが特徴である。ベッドも本棚もあるのに仕事部屋の雰囲気。

ちなみに家族の非常食料や災害用品も置いてあるので、雑然さに非日常も混ざっている。工具類と災害用品が並んでいると、核シェルターに住んでいるみたいな雰囲気にもなる。

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ともあれ片付いた。
ちょっと埃っぽい作業もしたせいか、喉が変な感じ。最近どういうわけか、ダンボールを解体するときにアレルギー的な反応が出るようになった。
ダンボール 加齢 喉」で検索しても特に有用な情報は見つからない。困ったものである。

そんな日曜日。他にも色々あったけれど、書くべきことはまったくない。そもそも部屋のことも書くつもりはなかった。

 

 

 

面会、冷製パスタ、レザークラフトの再開、そして。

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面会

洗濯物などを受け取りに、家族の入院している病院へ行く。
荷物を交換し、簡単な経過などを聞くだけの短い時間。当然、病室へは入れない。

LINEで送られてきた写真から考えて、病室はあの辺りだろうか、と帰る前に建物を見上げたら、展望室みたいなところに家族がいた。

命に関わる病というわけでもないので*1、駆け出すようなことはない。
僕も向こうも、ただ困ったような感じで手を振るだけ。それ以外に何をすればいい?

でもまあ、顔を見ることができてよかった。
もっと気の利いたやりとりをすれば良かったのかもしれない。
とはいえ、リハビリの際に偶然の面会ができたわけだし、病院の外と2階という、ずいぶんと離れた距離にいるわけだから、できることも限られている。

 

 

冷製パスタ

自宅では珍しく冷たいパスタを作った。
午前中のうちにスパゲティーを浸水させることで茹で時間を短くする。水と氷で冷やすときにかなり引き締まるので、全体がもちっとする、この作り方は合っていると思う。

トマトとアボカド、庭のバジル、味付けはレモンと塩と油、隠し味にコンソメスープの素を少々。
オリーブオイルが少なくて、ゴマ油で代用したところ、完全にルッコラ風味になってしまった。

 

 

レザークラフト

実家暮らしでは大きな音が鳴る作業を控えていたけれど、色々と工夫して再開することに決めた。そのための道具も色々と揃え始めた。

 

 

 

そんな土曜日。
静岡県東部の大雨と災害が本当にひどい。
ほとんど偶然だが、知っている場所ばかりテレビに映る。
遠方の知人が「大丈夫か」と連絡をくれる。ありがたいことである。幸いなことに、自分の住む土地はかなり離れている。自宅の近くでも堤防すれすれの川があったけれど、今のところ被害はない。
まだ油断できない状況。被災された方々のことを考えている。

 

 

お題「こだわりレシピ」

 

*1:骨折

トマトとナスと鯵の干物

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庭に植えていたトマトやナスが実を結びはじめた。
トマトは好きだがナスは嫌い。家族のひとりが入院中だから、ナスはそれほどいらない。
キュウリも少しずつ採れ始めている。ナスもキュウリも栄養の面ではたいしたことがないけれど、主に副菜として活用しやすい。

トマトについては、近所に立派なブランド野菜の農園(プラント、ファクトリーと呼ぶほうがしっくりくる)があって、数日おきに家族が買いにいくのが習慣になっている。
無人販売というには立派すぎる、ファクトリーアウトレットと呼ぶのにふさわしい小屋*1には、朝と昼過ぎに基準外のトマトが並ぶ。安くてとてもおいしい。なのでトマトは別に収穫できなくてもかまわない。

ゴーヤーは、ようやく花をつけたところ。
ここ数年は、日除けも兼ねてたくさん植えていた。食べきれないほど実が成るうえ、秋に蔓や根を取り除くのに難儀していたので、今年は1本だけ。ゴーヤーは知り合いに配っても、あまり喜ばれない。

 

小島

小島

Amazon

 

今日は冷や汁を作るつもりだった。
しかし気温が低く、またキュウリの収穫もできなかったため、温かいスープとパンで夕食とした。冷や汁用に買っておいたアジの開きは、身をほぐして白ネギとともに薄めのコンソメスープで煮る。さらにキノコとズッキーニも加え、生姜やナンプラーで調味して完成。
トマトはサラダにした。ナスはチーズを載せて焼いただけ。
一人暮らしの時みたいなメニュー。家族には好評だった。

 

 

 

 

お題「わたしの癒やし」

*1:しかし百円玉を貯金箱に入れるスタイル

さくらんぼ

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親戚の家からサクランボが届いた。
かなり良いもの。数個つまむだけで満足感がある。
というか、たくさんは一度にいらない。

昔はそうでもなかったのだが、ある種の旨味や甘さ、芳醇な味わいについては、少量をじっくり味わうほうがおいしいと思うようになった。
これが加齢だろうか。

 

種は杏仁豆腐的なものが作れるかもしれない*1ので保管してある。何か作るかもしれない。

 

サクランボといえば、さきほど冷凍のものをジャムにもしたのだった。
このサクランボは隣県の山梨との交流事業(?)で安売りされていたもの。このご時世で、静岡と山梨は助け合ってお互いに名産品を売りつけていこう、という農協のイベントがあったのだ。
製菓用のB級品、しかも冷凍してあるけれど、味は良い。
サクランボのジャムだからキルシュワッサーが要るかなと思ったけれど、外は大雨ということで割愛した。味見をした限りでは特に問題ない(とてもおいしい)ので、冷めて物足りないようなら煮直したい。

 

 

そんな一日。
2021年も今日で折り返し地点。とはいえ別に元旦に何かを始めるわけでもないので、特に感慨は無い。夏もあっという間に終わってしまうのかな、とは考えている。

では寝ます。おやすみなさい。

 

今週のお題「一気読みした漫画」

お題「気分転換」

 

*1:どこかで食べた。作り方は忘れた。

良いパスタ、怪しいレビュー

ちょっと私生活がばたばたしているので、日記は音声入力で簡単に。

 

まずは昼食について。

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お昼ごはんはアレイレストランで食べた。
ランチメニューのひとつ、日替わりパスタ、今回は「トウモロコシとベーコンのチーズクリームスパゲティ」。
とてもおいしい。家では作れない味。レシピ自体はオレンジページに載っていてもおかしくないのだけれど、どうしてこんなにプロの味は違うのか。

 

 

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そしてレビューの話。スパゲティとは全く関係がない。

Amazonで買った商品(タブレットのカバー)について、ちょっと怪しい事があった。
商品は安物である。セールで買った5000円のFireタブレットに3000円の純正カバーを付けるのもバカバカしいので、冗談みたいに安い品を選んでみた。台湾の業者が出品(?)しているようだ。
商品そのものは悪くない。価格相応である。元から、自作のタブレット・カバーを作るときの雛形にするつもりだったから、不満も問題もない。

怪しいのは添付されたカード。
Amazonで星5つのレビューを書き、そのスクリーンショットを弊社LINEアカウントあるいはメールアドレスに送付してください。1500円分のAmazonギフトポイントをお送りいたします」と書いてある。さらに「画像つきの星5つレビューの場合は2000円分のギフトポイントをお送りします」ともある。

これではレビューの真正性が保てない。
購入履歴から商品のページを見てみると「思ったより早く届きました!」「綺麗なダンボール箱でした。文句なしです!」といった最高評価のレビューが並ぶ。ギフトポイントが欲しい人達も、さすがに商品は褒めづらかったのだろう。

ともあれ、これで業者は高い評価を得るわけだ。7つの星5つレビューで、商品の総合評価は4.4、たぶん業者の評判も高くなっているはずだ。

さてどうしたものか、と少し考えてAmazonカスタマーサービスに「相談」してみた。簡単なチャットで相談できるので手軽なのだ。
相談という体だが、実際は報告である。ただ自分としてはAmazonに協力する義理もないし、あんまり正義の通報者みたいに振る舞うのも格好良い気がしない。そもそも相談窓口はあるけれど報告ページなんて無いのだ。
だから「こんな協力要請が来たのですが、ぼくはどうすればいいのかよくわかりません…なにしろインターネットって得意ではないので」みたいな姿勢で伝えてみた。

「なるほど、問題のある行動ですね。しかるべき対応をします。そのレビュー協力は請けないでください。ありがとうね!」とAmazonカスタマーサービスの人は反応が早かった。たぶん相談や報告は多いのだろう。

今までトンチンカンなレビューを不思議に思っていたが、何割かは「とにかく褒めてくれたらギフトポイント還元します」の(Amazon規約違反である)キャンペーンに関係しているのかもしれない。

でも「箱が綺麗」はさすがに偽レビューとしても雑過ぎないだろうか。僕がこの出品業者の「星5つレビュー作戦担当者」だったら、1500円分のギフトポイントは贈りたくない。

 

 

 

そんな一日。明日は朝が早いので、もう寝ます。おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

びしょぬれ

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まあまあ平和。
午前中に家族がCOVID-19のワクチン接種に行くというので、街の病院に送っていった。
接種とその後の経過観察で45分ほど、ぼうっと待つには長いので、近くのショッピングモールで買い物をして過ごした。それでも時間が余ったため、少し離れた書店まで散歩をしてきた。

書店を出て車に戻る途中で、大雨に遭遇した。
びしょ濡れになった後に、スマホが「これから局所的な大雨が来るかもしれませんよ!」と警告してくれた。
冗談みたいな雨だった。
車まで数分の距離を走っただけで、ペーパータオル*1を何枚も使うほど濡れてしまった。なのに、車に到着してから5分で雨は止んだ。幹線道路を走る車は全く濡れていない。水たまりができているのも、道路が濡れているのも、このショッピングモールを中心とした狭い範囲だけだった。
この雨雲を、外から見てみたかった。

 

 

 

それ以外は特筆すべきこと無し。

家族は2回目の接種を終えた。数週間後に(ある程度の)安全を得ることができる。僕のワクチンは、まだ何も情報が無い。
なんだか怖い、という人も多いようだが、僕の知る限りでは、多くの人が接種しない状況がいちばん怖い。僕はワクチンを打つつもりだが、それだけでは個人が8割かそれ以下の防御率を得るだけだ。10回ほど感染者に接触したら2回は伝染る確率。
これでは、いつまで経ってもマスクと手洗いとうがいが必要となる。うかつに外食もできない。
そうではなくて、大多数の人が免疫を得たとしたら、ようやく"正常な生活”が戻ってくる。
それは、噂で広がる(どうにも話題性ばかりの)副作用の話や、「なんだか怖い」「自分は後でいい。他の人が打てばいい」といったぼんやりとした忌避感で、遠ざけて良いものではないと思っている。
疫病対応としても、経済や生活のことを考えても、できるだけ速く、さっさと片付けるに限るのが、この新型コロナ禍である。なにしろ相手はウイルスなので「早いほうがいい」ではなくて「早くしないと終わらない」。難しいところである。

 

 

 全然関係ないけれど、衝動買いした小さな袋。「しまむら」で安売り中。

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では、おやすみなさい。

 

 

*1:自転車整備などのために車に常備している

あれから一年

四国暮らしを終えて静岡の実家に戻ってきてから、今日でだいたい一年となる。
長かったような、ものすごく早いような、変な一年間だった。

今でも、あの土地のことを考えると寂しいような懐かしいような不思議な気持ちになる。自分にとっては、特別な場所がたくさんある。せめて遊びに行ければいいのだけれど、昨今の情勢でそれも難しい。

 

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午後は仕事の関係で、久しぶりにコワーキングスペースを借りてみた。
今はあちこちで時間貸しのスペースがある。きちんとした全国展開しているところから、居酒屋が昼間だけ、あるいは休業中の飲食店がテーブルを貸すような場所さえある。
今日はシティホテルのワンフロアを改装したところを借りた。2人が1.5時間借りて990円と安い。個人作業にもいいし、喫茶店で打ち合わせをするよりも便利かつ安上がりだ。

 街でちょっとパソコン仕事を済ませてしまいたいときに、特に何かを飲みたくもなく、ただ座れてWiFiに繋がって静かな場所が欲しくなる。飛び込みで1時間単位で借りられるのならこういう場所も便利だ。

コワーキングマガジンVol.1

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おやつは笠井珈琲店で食べた。
久しぶりのレモンタルト、そしてコーヒー。レモンの酸味はコーヒーに合うと思う。友達に言ったら変人扱いされたけれど、僕は好きな組み合わせだ。
7月からは桃が入荷する。つまり初夏のみの限定メニューであるピーチメルバが始まる。今から楽しみだ。

 

 

今週のお題「一気読みした漫画」

↑2巻もおもしろかった。

 

 

かき氷(生グレープフルーツ)とお日さま

今年度はじめてのかき氷を食べてきた。
場所は焼津の「あおば」。冬場は鯛焼きが有名なお店だ。
たぶん今週末からかき氷が再開されたのだろう。普段はお客の絶えない店ではあるけれど、今日は曇り空ということもあって、席を独り占めできた。

いろいろ迷って、生グレープフルーツを注文した。宇治金時も生イチゴも素敵だけれど、なんとなくさっぱりしたものを食べたかったので。

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ちなみに写真は無い。スマートフォンもカメラも忘れて出かけたので。
スマホが無くても過ごせるが、ちょっと不便ではある。以前はカメラを必ず持ち歩いていたのに、最近はスマホ任せである。なにしろ荷物は軽ければ軽いほどいいのだ。

そんな日曜日。
ようやく読み終えた「クララとお日さま」が傑作だった。
かき氷を食べる直前に最後まで読み終えた。そしてかき氷を食べながら思い出して泣きそうになってしまった。このままでは生グレープフルーツ・かき氷に特別の思い入れがある訳あり中年になってしまう…と我慢したのだった。
今年の小説では今のところNo.1のお気に入り。カズオ・イシグロ作品のなかでもいちばん好きかもしれない。

 

 

桃のタルト、頭痛。

今の季節のお楽しみといえば、桃。
大抵の年は、果物より前にケーキやタルトで個人的な初物をいただく。今年も最初の桃は、タルトに乗ってやってきた。

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藤枝市のケーキ店「ボクゥボクゥ」の小さな桃タルト。
香りが抜群に良くて、とろりと甘い。
桃の贅沢な感じが、桃そのままよりも濃く味わえる。食べることができて良かった。

 

 

それはそうと、今日も体調が悪い。
薬によって数日から数週間を凌げばそれでおしまい、という病気ではあるのだが、それでも心配になるのが人情である。ついインターネットを検索してしまう。
ある病院のWebサイトで「頭を振ると頭痛がするのが特徴です」と書いてあった。
本当かな、と20秒ほどあたまをぐりんぐりんと回してみたら、本当に痛くなった。こんな不快な頭痛があるのか、と驚くくらいに痛くて"重い”のだ。
こりゃあ酷いや、とさらに頭を振ってみたら、吐きそうなくらいに辛くなった。何かあった時のために携帯電話を持ち、何か吐いた時のためにトイレに一時滞在したくらいに不快な数十分だった。

処方されていた頓服薬で症状はおさまったものの、今も頭の振れが怖い。
頭というのは、常に多少は揺れているものなのだ。「あっ今、頭を動かしてしまった!」と緊張することが何度もあった。静かに家事をする程度ならなんとも無いのだけれど、気持ちとしては絶対安静を願うところである。

 

 

 

というわけで、今日はもう寝ます。
先ほどシャワーを浴びた*1。もう髪も乾いたし、歯も磨いた。
そもそも薬のせいで、とても眠い。なんとなく明け方早くに目が覚めそうな予感はするけれど、とにかく寝る。おやすみなさい。

 

 

*1:シャンプーする時に緊張した。頭を揺らさないように頭を洗うのは本当に難しい。

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