庭に植えていたトマトやナスが実を結びはじめた。
トマトは好きだがナスは嫌い。家族のひとりが入院中だから、ナスはそれほどいらない。
キュウリも少しずつ採れ始めている。ナスもキュウリも栄養の面ではたいしたことがないけれど、主に副菜として活用しやすい。
トマトについては、近所に立派なブランド野菜の農園(プラント、ファクトリーと呼ぶほうがしっくりくる)があって、数日おきに家族が買いにいくのが習慣になっている。
無人販売というには立派すぎる、ファクトリーアウトレットと呼ぶのにふさわしい小屋*1には、朝と昼過ぎに基準外のトマトが並ぶ。安くてとてもおいしい。なのでトマトは別に収穫できなくてもかまわない。
ゴーヤーは、ようやく花をつけたところ。
ここ数年は、日除けも兼ねてたくさん植えていた。食べきれないほど実が成るうえ、秋に蔓や根を取り除くのに難儀していたので、今年は1本だけ。ゴーヤーは知り合いに配っても、あまり喜ばれない。
今日は冷や汁を作るつもりだった。
しかし気温が低く、またキュウリの収穫もできなかったため、温かいスープとパンで夕食とした。冷や汁用に買っておいたアジの開きは、身をほぐして白ネギとともに薄めのコンソメスープで煮る。さらにキノコとズッキーニも加え、生姜やナンプラーで調味して完成。
トマトはサラダにした。ナスはチーズを載せて焼いただけ。
一人暮らしの時みたいなメニュー。家族には好評だった。
*1:しかし百円玉を貯金箱に入れるスタイル