今年度はじめてのかき氷を食べてきた。
場所は焼津の「あおば」。冬場は鯛焼きが有名なお店だ。
たぶん今週末からかき氷が再開されたのだろう。普段はお客の絶えない店ではあるけれど、今日は曇り空ということもあって、席を独り占めできた。
いろいろ迷って、生グレープフルーツを注文した。宇治金時も生イチゴも素敵だけれど、なんとなくさっぱりしたものを食べたかったので。
ちなみに写真は無い。スマートフォンもカメラも忘れて出かけたので。
スマホが無くても過ごせるが、ちょっと不便ではある。以前はカメラを必ず持ち歩いていたのに、最近はスマホ任せである。なにしろ荷物は軽ければ軽いほどいいのだ。
そんな日曜日。
ようやく読み終えた「クララとお日さま」が傑作だった。
かき氷を食べる直前に最後まで読み終えた。そしてかき氷を食べながら思い出して泣きそうになってしまった。このままでは生グレープフルーツ・かき氷に特別の思い入れがある訳あり中年になってしまう…と我慢したのだった。
今年の小説では今のところNo.1のお気に入り。カズオ・イシグロ作品のなかでもいちばん好きかもしれない。