早朝から葵区の瀬名近辺に行っていた。そのせいで今は猛烈に眠い。
秋だというのに蒸し暑いし、道には迷うし、ろくなことがない。
そんな今日のお昼ごはんは、蕎麦屋さんのチャーシュー麺。
蕎麦屋なのだから蕎麦か天丼を頼むつもりだったのだが、同行者たちが「ここはラーメンがおいしい」と勧めるのだ。「初手はラーメンが基本」とまで言うので、従ってみた。
チャーシュー麺にしたのは、僕のお誕生日プレゼントでごちそうしてくれるというから。誕生日からは1ヶ月近く過ぎてしまっているが、勝手にランクアップ（プレーンなラーメンからチャーシュー麺）されたうえにおごりなのだから、ありがたくごちそうになった。
クラシカルなチャーシュー麺は、とてもおいしい。
甘さを抑えた和風に近いスープも、食べても食べても出てくる厚いチャーシューもすばらしかった。
ずいぶんと年季の入ったお店だった。
ガラスのショーケースに見本が並び、静岡らしくおでん（セルフサービス）もある。
実家のような…と形容されそうな、懐かしい雰囲気。僕の実家*1はこういう感じではないけれど、なるほどいかにも実家感がある。
瀬名という土地は普段あまり訪れない。
住宅地なのに「すずらん通り」という商店街みたいな名前の道があり、しかもそのすずらん通りが区画整理によって宅地の間を曲がりながら続いている。
この「安田家」は、そんな場所にある。かつては個人経営の店が並ぶ場所だったのかもしれないが、この店と周囲の数店を除いては、全くそんな感じはしない。
なんとなく選んだ店だったが、すっかり気に入ってしまった。
今日は徒歩だったが駐車場もあるようなので、いつか自分一人で行ってみたい。その時は蕎麦を注文するのだ。
ところで今日は夕方に父とショッピングモールに行ったのだった。
父の部屋着を新調し、僕の靴下を買い足すため。できれば半袖の白いシャツも買いたかったのだが、無印良品にもUNIQLOにも普通のシャツは無かった。
あるのはネルシャツ、裏起毛のワークシャツ、そしてダウンベストやジャケット。もう秋冬の新製品ばかり並んでいた。
外は暑いのに、そういった服を買う人達がいるのだ。すごいと思う。
僕は寒くならないと、暖かい服を買うことができない。
仕方がないので、今日は靴下や父の服、それに安くなっていたTシャツを買った。速乾性が高いTシャツは、まだまだ出番が多いと思う。僕の予想では、10月でも十分に使えるだろう。
そんな木曜日。
明日は人生初の「劇団四季」で、Catsを観劇するのだ。今から楽しみにしている。
*1:両親の親、祖父母宅
