朝早くから御前崎市の相良へ行っていた。
人口の少ない駿河湾の西岸のなかでは一応の"町"がある相良。合併前の役場や小さな郷土博物館、チェーン店の百均や家電店、町興し施設とつながった図書館*1などがある。
しかしどこも寂れていて、ひっそりとしている。海辺の町だから建物は狭い土地に集まっているけれど、その町には人間がまるで見当たらない。錆と草に覆われた廃屋も目立つ。
四国に住んでいる時に、こういう町や島を多く散策した。ふと、あの頃のことを思い出してしまう。
そんな相良には、お気に入りのインド料理店がある。
今日のお昼は、その店「ゼイビアのカレー」でビリヤニを食べた。
外回り営業の男性から道路工事の作業員、そして奥様達のグループと、客層が多種多様なところは、一般的なインド料理店とは少し違う。
ランチメニュー専門のラミネートされたメニューが用意されていないのも珍しい。
そして、ナンとカレー以外にもパラタやプーリーなど様々なパン、そして米料理などが多いところも特徴かもしれない。
そんな店のビリヤニは、とてもおいしかった。
緑色の葉っぱに盛られた、ぱらりとしたビリヤニ。大きめの鶏肉がたくさん入っていて、スパイスも強め。
でも塩気は薄くて食べやすい。
これから何度かこの相良エリアには行く予定があるので、次は他のものも食べてみたい。中国由来のインド料理(炒飯っぽいものやヤキソバっぽいものなど)が気になっている。