Spicy Curry WANYAで食べたシーフードカレー

知人に届けものをするついでに、自転車で少しだけ散策した。
空は花粉か何かでうっすらと黄色いし、街に行けば人混みがすごい。
特に静岡の中心街は、まるで”新型コロナ前”の様相。ただし全員がマスクを着用している。さすがに街中に行く気にはなれなくて、街の外縁を走るに留めた。
それでも、良い気分転換になった。仕事の疲れが足にも残ってはいるけれど、自転車ならば快適に走れる。

 

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それはそうと、今日の昼食は葵区山崎で見つけたカレー専門店「WANYA」で食べた。
最近よくある自然・健康志向のスパイスカレー店と、インド南部のカレーの中間といった創作カレーの店。

第一印象は、「貼り紙が多い」である。感染症対策から店内での過ごし方まで、様々なメッセージが店内各所に掲げられている。メニューブックにも、望ましい食べ方など、文章の量がとにかく多い。
店外に向けては定番カレーの”薬効”が表示されていて、ちょっと気持ち悪い。

でもカレーは至ってまとも、いやむしろ十二分においしいのだった。
僕が注文したのは定番のシーフードカレー、米を長粒種に変えてもらったものだが、スパイスの具合もちょうどよく、気楽に食べることができる軽めのカレーになっていた。
後半に(メニューの指示に従い)ガラムマサラや唐辛子粉を加えると、さらにおいしい。
文章によるメッセージが過多ではあるけれど、料理もサービスも丁寧な店として良い印象を持って店を出ることができた。正直、ここまで文章の表示が多い店で、料理がきちんと作られているなんて予想外だった。大抵はもっと、独りよがりになるので。

明るく綺麗な店内では、陶器の販売も行われている。
なかなかおもしろい店だと思う。また行くかもしれない。

 

 

幹線道路からは外れた、小さな目立たない店ではある。
洋食でもインドカレー専門店でもカレースタンドもなく、かといって自然食の店もちょっと…というときにカレーが食べたくなったら、わざわざ車に乗って出向く価値がある。そういう店を偶然発見できたので、今日は良い土曜日。

ちなみに、今に至るも”薬効”の実感は無い。それでもいいのだ、カレーがおいしかったのだから。薬効が必要ならば医薬品があるじゃないか。

 

 

お題「気分転換」

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