静岡のチョークポイント

諸事情あって、由比と蒲原に行っていた。

静岡県の中部と東部の間にある最も細いところ。
海と山との間に、高速道路や鉄道、バイパスが並走している。その隙間に漁村や宿場町が詰まっているような土地だ。
中学の社会科では、「静岡のチョークポイント」と教わった記憶がある。

 

元旦の能登半島地震もこの地ではことさら他人事ではないのだろう。
消防団や消防署員、それに役所の人達が津波対策の設備をチェックしていた。

朝が忙しく、お弁当を作り損ねたので、昼食はインド料理店で済ませた。
土木工事のおじさんや漁協の人達といった、街のインド料理店とは違う客層。まるで中華料理屋みたいだ。安くて早くてメニューも色々あるから、肉体労働の合間のがっつりした食事としては、ちょうど良いのかもしれない。

自分はお店でオススメだというダル(豆カレー)を選んだ。

この豆カレーの時だけは、特別にクリームで星を描いてくれるそうだ。
こういうちょっとした”おちゃめ”を惜しまないのが、ネパール・インド系の料理店の素敵なところである。独り客の中年男性(僕)に、そんな説明までしても誰の得にもならないのに、きちんと伝えてくれる。食べ終えた後には「辛さはちょうどよかったですか。おいしかったですか。お水はいいですか」と聞いてくれる*1
ともあれおいしいカレーとナン、そしてサラダにスープに熱いチャイを楽しむことができた。

 

 

そんな月曜日。
世間は祝日ということで、なんだかとてものんびりしていた。
ここ数日では最も気温は低かったけれど、それでも「涼しくて気持ちがいい」程度。この冬はマフラーも手袋も、ほとんど使っていない。秋に長野に行った時のほうが寒かった。

 

お題「昨日食べたもの」

 

*1:食べ終えた後に「いいえ、実は少し辛かったです。見込み違いでした」と伝えたらどう反応するのだろうと想像する。

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