地味で平和でレンズ豆

世間は祝日だが、僕はそうではない。
とはいえ、全体的にのんびりと過ごしている。

父が親戚の家に行っているので、食事は自分の好きなように作ることができる。
例えばレンズ豆のスープや、アボカドを載せたピザ。
出されたものは全て食べる父ではあるが、最近は馴染みのないものを喜ばない。それに、ボリューム感のある食べ物、たとえば芋などもたくさんは要らないようなのだ。

そういうわけで、一人暮らしをしていた時のような食事を久しぶりに楽しんでいる。
手間がかからず、見た目が地味な、短時間で食べ終えることができる料理。
一人暮らしをしていた時の台所では何も考えずに作れたのに、実家の広い台所では手間取るのはなぜだろう。

 

 

午後にはいくぶん暇になったため、休憩を兼ねて近所を歩いてみた。

白くて大きなキノコを見つけた以外は、特段変わったことは無い。

あまりにも地味な日ではある。
「平和が一番だ」と思わないと、やってられないくらいに地味だ。平和なまま、もう少しだけカラフルな月曜日だったら良かったのだが。
無意味な後悔ではあるので、こういう思考は無視して、さっさと寝るに限る。なので寝ます。おやすみなさい。

九月はもっとも残酷な月

九月はもっとも残酷な月

  • 作者:森達也
  • ミツイパブリッシング
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お題「わたしの仕事場」

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