田子の浦にうちいでて見れば

仕事で静岡県東部へ行っていた。
訪問先は、東田子の浦駅の近く。
JR東海道線と並走して古い街道が通る、海が近いエリアだ。松林の向こう側は海。和歌にある「田子の浦」とは少し離れているらしいが、でも田子の浦を冠した店や施設が多い。

なにしろ昨日の大地震と、南海トラフ巨大地震の「巨大地震注意」宣言下だ。
大きな会社や役所は行動指針が定められているけれど、個人経営のお店や明日以降のイベントは難しい判断を迫られているようだ。

 

海沿いの地域では、夏休みの学童保育・学級は予定通り継続するらしい。
これは猛暑対策を止めるわけにはいかないこと、そして地震津波が起こったとしても学校がそのまま避難場所になるから、とのこと。
地震発生から2分で10m以上の津波」の土地ならではの、シリアスな対応だ。
現実に即した良い判断だと思う。ちょっと感心した。

 

 

 

お昼ごはんは、今日も中華料理屋さん。
同行者の1人が最近こういう「町の小さな中華料理店」に凝っているのだ。クラシカルな醤油ラーメンはとてもおいしい。
お店のレビューにひどいことを書く人もいるけれど、たいていの中華料理屋は及第点以上のおいしさだと思う。ラーメンというのは、基本的においしいものなのだ。

maps.app.goo.gl

 

早く帰宅できたので、自宅の防災用品のチェックを行った。
食料品はローリングストックができているので、特に買い足すものはない。しいて言えば豆乳や野菜ジュースくらいか。
生活用品や電源関係も大丈夫。
僕の車は非常時に100Vの供給源になるため*1、ガソリンはあらためて満タンにしておいた。

夕食を終えた頃には関東で大きな地震もあった。
いろいろと落ち着かない気分だが、今日はもうできることはない。
災害がいつか起こると考えた場合、できることを先に済ませておくことは立派な対策となる。なので、早くお風呂に入って、早く寝ることも、地震対策ではある。冗談みたいな話だが、日常を守るには小規模な「先取り」しかできないのだった。

そんなわけで寝ます。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:100Vコンセントがあるハイブリッド車は便利だ。

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