野菜の面取りについて

久しぶりにお弁当を作った。
そして訪問先の休憩室をお借りして、その職場の方々と昼食を食べた。

今どき、独身中年男性がお弁当を作る程度で褒める人はいない。
家事を日常に担っている人ほど、性別や年齢と家事を結びつけなくなる。それはもう"あたりまえ"の事なのだ。

しかし今日は、煮物の野菜について褒められた。
きちんと面取りされている事を指摘されたのだった。
確かに僕は、根菜の面取りを行っている。

 

 

一人暮らしをしていた時には、できるだけ面取りはしなかった。
ざくざく切って鍋やフライパンに投入し、多少の型崩れは許容していた。

しかし父と暮らすようになってからは違う*1
大根や人参、それに芋やかぼちゃは、しっかりと面取りをする。
外食の煮物くらいに、面取り部分は大きい*2

 

 

これには理由がある。
まず、父との2人暮らしでは、煮物でもカレーでも、それほど量が必要でないこと。しかし少なめに作っても、1日では食べきれない。
だから、きちんと面取りをして煮崩れを防ぐ。一人暮らしの時のように、どかっと作って雑に食べる事はない。
作る量と手間を考えると、面取りをするのが”コスパが良い”のだ。

 

そして、大きく面取りをして切り落とされた部分は、汁物に使う。
ざくざくと切り落とした野菜の角部分は密閉容器に集めて*3、電子レンジで加熱した後に冷凍保存する。数日後に、汁の実として活用する。
これも、味噌汁の類を必ず作るようになった今の生活だからこその工夫だ。
一人暮らしの時は、味噌汁を作る機会は少なかった。今は野菜を多く摂るための手段として、そして和食が多い食生活のため、味噌汁はほぼ毎日作る。
その時に、あらかじめ刻んで加熱済みの野菜があると、とても便利なのだ。

 

 

そうやって、毎日ちまちまと面取りをしている。
輪切りや半月切りをした後に、広い面をまな板に当てる。そして、まな板に触れた側に、斜めに包丁を入れて、ざくざくと面取りをする。ひっくり返して反対側からも同じようにするだけ。最後に、鋭角な部分があったら切り落とせば完成。慣れればあっという間だ。

 

 

しかし初対面の、そしておそらく何度も会うこともない人達に対して、ここまで込み入った話はしない。
「ええまあ…」と、よくわからない事を言いながら、少し笑顔になるだけ。それで、この雑談は次のフェイズに移る。マイナスの印象は与えていないはずだ。

 

 

そうして、昨日に作った煮物(大根と人参と竹輪)を作った時に発生した大根と人参は*4、今夜の夕食で味噌汁になった。その代わり、今夜はその煮物は食べない。
一人の時とは違う手間がかかるけれど、今のところどうということもない。

 

お題「簡単レシピ」

*1:正確には、実家に戻り両親と暮らすようになってから。母が亡くなる前も、僕が料理を担う事が多かった。

*2:工学の言葉で言えば「C面を大きく取る」。

*3:野菜の端のほうも刻む。

*4:大根は面取り分だけでは足りないので、端のほうを刻んだものが加わっている。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。