レジ修理で焼菓子をもらう

友人の勤め先に顔を出したら、レジが壊れていた。
レジといってもタブレットとレシート用プリンターと、カードやスマホ決済の読み取り端末が組み合わさったもの。
いわゆるレジ台のところに1つ、そして店員が持ち歩く携帯電話を使ったものが2つ。
メモとペンと電卓で対応しているから、店がうまく回っていないようだった。

 

 


見ている感じでは、おそらくタブレットがインターネットに接続できていない。
自分でも直せそうなので、トラブル対応を買って出た。

本来は専門の業者を呼ぶべき事なのだろうが、不具合部分が明確ならば問題ないだろう。機械式レジの断線を電気工作ができる人が応急修理するようなものだ。



対応は10分で終わった。
平日にレジの業者さんに伝える内容をメモ描き(LINEで友人に転送)して、ついでにコンセント周りの掃除もして(埃っぽくて危ない)、今日の対応は完了。

 

お礼に焼き菓子を貰って、どうもどうもいやいやこれくらいで申し訳ないなあ、なんて言いながら店を出てから気がついた。
今日の目的だった、紅茶もケーキも食べていない。

 

 

馬鹿みたいだと思いながらお店に戻ったら、しっかり満席になっていた。
ちょうど15時前で混み始めていたところだった。レジ対応ができるようになって、店側の動きも良くなったのではないか。

そんなわけでケーキを食べそこねたのが、今日の特筆すべき出来事。
焼き菓子はたっぷり貰ったうえに、他のお店でシュークリームも買えたので、全体としては満足のいく休日といえる。でも、あの時に店を出なければ…と今も後悔しているのだった。
レジを直すためにわざわざ出かけたのではないのだ。レジよりケーキと紅茶のほうが大切。そんな当たり前を忘れてしまうのは、なんとも悔しいものなのだった。

 

お題「わたしの癒やし」

 

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