カキフライは終わりました

先ほど帰宅した。
今日は父と焼津市へ行っていた。
夕方に父が「カキフライを食べたい」と言い出したのだ。

カキフライなんてどこでも食べられる。家で揚げるのは面倒だけれど、スーパーに行けば惣菜コーナーで売っている。幹線道路沿いにある大きなとんかつ屋でもいい。

しかし今日は父の勧める焼津の和食処まで行くことにしたのだった。

 

焼津市には、居酒屋のような海鮮料理専門店のような、しかしカツ丼などもメニューにある「魚を中心とした定食屋兼居酒屋」が多い。
漁師の町で地元の人達向けに商ってきた店だからこそ、名物のカツオやマグロだけにこだわらない品揃えなのだと推測する。
父の指定した店のカキフライは、とてもおいしいそうだ。

 

しかし、カキフライは品切れだった。
「今年はもう終わりかもしれない」と店の人は言っていた。
これならばチェーン店のトンカツ屋にでも行けば良かったと後悔したが、しかしこの店は他の品も十分においしいのだった。

刺身の盛り合わせも天ぷらも、マグロの心臓もおいしかった。
僕はお酒を飲まないので、ブリとカツオの刺身定食を食べた。
父も「結果的に良かった」と喜んでいた。

 

ちなみに写真は無い。
父との外食では、原則としてスマホはカバンの中なのだった。

 

父と2人で暮らすようになってから、こういう突発的な外食が時々ある。
昔から仕事帰りに居酒屋へ寄るのが楽しみだった父は、退職してからその機会が減ったことを残念に思っているようだ。
旅行中などで機会があれば居酒屋へ行きたがる。

普段は一人で何処にでも行く人なのだが、その時は飲酒ができない。

だから何か機会を見つけては、外で酒食を楽しもうと目論むのだった。
僕もおいしい外食は大好きで、普段とは違うところに行くのも楽しいから、こういう誘いはありがたい。

お題「ささやかな幸せ」

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。