冬でも温暖な静岡県。
特に沿岸部は暖かく、屋外で越冬する多肉植物も珍しくない。
伊豆半島のアロエは有名だが、中部地方でもキダチアロエやアロエベラは大きく育つ。
最近は廃屋の増加が問題となっているが、その庭で野生化したアロエもまた厄介なのだった。枝分かれして繁茂するため、数年で土地を覆ってしまう。
今日は仕事中に、そんなアロエの茂みに手を突っ込む必要があった。
茨のようなアロエの茂み、その奥にあるケーブルボックスを開ける必要があったのだ。
太く育ったアロエの茎はハサミでは切れないので、ワイヤーカッターで剪定する。ある程度まで切ってから手を差し入れてボックスを開け、中を確認する。
その過程で、手に細かな傷ができてしまった。
薄手の手袋はしていたが、腕部分に引っ掻き傷がたくさんできた。さほど痛いものではないが、赤く腫れている。
そして帰宅する頃には、肘から手にかけてしっかりと腫れ上がってしまった。
雑菌かアレルギーか、原因はわからない。
植物の傷で、ここまで酷いことになったのは初めてだ。
仕方がないから、しっかり洗ったあとに薬を塗ってみた。
錠剤の抗ヒスタミン剤*1も飲んだ。
それで痒みと熱は治まったが、まだ関節が曲げにくい。
長く続くようなら、海外旅行用に調達した「腫れ・熱にとにかく効く薬」を使うしかない。しかし強い薬と聞いているし、本当に最後の手段として残しておきたい。
明日は自由な時間を多く取れるから、まずは皮膚科を頼ろうと思っている。
飲み薬の副作用で眠くなってきたので、今日の日記はこれでおしまい。
今の状況では眠れることがありがたい。たぶんこの副作用が無ければ、腕が気になって寝つくのが難しかったはずだ。