ふうせんかずらのそだてかた

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ちょうど1年前に訪れた「瀬戸内国際芸術祭」の島々のことを思い出す。というか、Googleに写真を預けているのだが、唐突に、お前は去年の今頃に小豆島や直島を訪れたのだぞ、と教えてくれたのだ。

あまり過去の写真を眺める習慣が無いのだが、この旅に関しては別。見返すと、様々なことを思い出してしまう。本当に良い旅だったし、印象に残るイベントだったし、あの島と土地は大好きになった。

 

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さて、その巡った島のあちこちで、草花の種や多肉植物の葉などを貰ってきたのだった。多肉植物の多くは、移住組だろうか、カフェなどを営む若い人のお店で譲ってもらった。お茶を飲んでいた店で、葉が取れちゃったから良かったら持っていってくれ、と声をかけられたのが発端だった。
種のほうは、生け垣にあるものや、民家のイベント会場で地元の人と雑談をしていて、その時に少しずついただいてきた。

上手い具合にサンプリング用の瓶をいくつか鞄に入れてあったから(薬やビタミン剤の小分け用が余っていたのです)、春と秋、それぞれの旅でかなりの種類が手に入った。
自分から動いたわけではなくて、基本的には相手からの働きかけで得たものなのだが、なんというか、気前の良さが日常の(つまり静岡県中部の田舎町の)平均よりもずいぶん高かった気がする。そういう“とりくみ”を行っていた訳でもないだろうし、“とりくみ”ではないからこそ有り難みも増すというもの。あの非日常は得がたい経験だった。

 

幸い、多肉植物はどれも根付いている。冬を越して、今週から外に出している。

そして今日は、「ふうせんかずら」の種を植える準備をしている。
種は20粒ほど。半分を試してみるつもり。
たぶん茂ればそんなに難しくはない、と予想する。ただ経験が無いから、まずは慎重に。

ふうせんかずら、と言えば学生時代に住んでいた町にいた老人を思い出してしまう。
小学生が夏休みに持ち帰ってきたアサガオ(支柱付きプラ鉢の教材で育てるもの)を引っこ抜き、ふうせんかずらの苗に植え替える、という「頭のおかしいおじいさん」がいたのだった。
新興住宅地のあちこちでそんなことをして、なかにはある程度育ってしまった鉢もあったようだ。新聞にこそ載らなかったものの、学生である僕にまで伝わるくらいのニュースになったのだから、当事者である小学生達には大きなインパクトがあったと思う。
なんとなく怪異の趣きがある。
特に何年か後に言い伝えとして残れば素敵だ。「会った人は必ず死ぬ」とか、尾鰭が付くとさらに良い。
「ふうせんかずらじいさん」、今も存命だろうか。

 

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