初乗りは沼津市へ

久しぶりに自転車で長距離を走った。
静岡の中部から東部まで、往路は4時間近くかかった。走行距離は60km程度だろうか。

目的地は沼津市
特にこれといった目的は無いのだが、この冬のうちに行っておきたい街だったのだ。
実際に沼津に到着してみると、正月休み中の店が多くて、街の中をぐるぐる回り、あるいは海沿いを走る時間のほうが多かった。

沼津の駅前から沼津港に向かう途中に「リバーブックス」という小さな書店がある。
セレクト書店というのだろうか。
それほど広くはない店内には、1冊ずつ精選して仕入れたような本が並んでいる。普通の書店は話題の本や新刊を問屋からたくさん仕入れるのだが、この店では全てを店主が選んだような品揃え。
地ビール焙じ茶なども飲める、一風変わったお店だった。

気になる本はたくさんあったけれど、沼津の有名な雑貨屋さん「hal」の店主が書いたエッセイを1冊購入した。他の本も、地元で見つからなかったら再訪したい*1。良いお店だった。

 

maps.app.goo.gl

 

今年最初の書店&買い物の後は、港や千本浜海岸のあたりをのんびりと走ってきた。
Besv PSF-1は速度こそ出ないが、凸凹のある歩道をゆっくり進むのは得意だ。モーターのアシストで安定して走れるし、サスペンションも程よく効く。松林のなかを走るのが、とても気持ちよかった。

 

 

帰路は電車を使った。
重くてかさばる汎用の輪行バッグに、折りたたんだPSF-1を詰め込み、東海道線のホームに行く。それだけで疲れ果ててしまった。20kgというのは、折り畳み自転車としては重すぎる。
でも、折りたたみ自転車の臨機応変さは本当にありがたい。
さすがに復路も自転車では足腰が痛くなるし、今日は雨の心配もあった。

そんなふうにして、2024年の初乗りは完了した。
朝に思いつきで出発したわりには順調だった。モーターアシストのおかげで、疲れも予想よりはひどくない。

 

 

お題「気分転換」

*1:特に「雷鳥社」の辞典シリーズが気になる。自分の生活圏では見かけていない。

 

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