沼津市に泊まっています:シーラカンスモナカと水門展望台

今日と明日は静岡県の東部、沼津市にて研修を受ける。
早起きすれば車や電車で行き来もできるのだが、今回は駅前の研修施設に泊まる。

朝は早いが16時には研修が終わってしまう。その後は自由時間となる。
せっかくなので、沼津の街を散策してきた*1
こういう時に折りたたみ自転車は便利だ。

駅前のアーケード街に行くのも久しぶりだった。
大好きだった書店も閉店し、ずいぶんと寂しい雰囲気になってしまっていた。ちょっと探したけれど、雑貨屋halも見つからない。
それでも、地方都市の駅前としては元気なほうだと思う。

自転車ならば、中心街から港までもあっという間。
今日は週末ということもあって、深海魚水族館の周辺はとても混雑していた。
大昔に訪れた時に比べて、明るく賑やかな"観光地の鮮魚センター"っぽさが増している。要は干物屋と海産物屋の集合店舗なのだが、SNSの連携やアニメ(ゲーム?)ラブライブのパネルなどで華やかさを演出していた。
しかし館内放送は10年前から変わらない町興しテーマソングなので、なんとも垢抜けない。

衝動買いしたシーラカンス形のモナカも、英字新聞柄の紙が敷いてあるなど、ちょっとダサい感じ。どこか「るるぶ」っぽいバッドセンス。
最近こういうThe日本の観光地という品から遠ざかっていたので、なんだか嬉しくなってしまった。

 

 

今回は、深海魚水族館には行かなかった。混雑しているし、それほど好きなタイプの水族館でもないので。
その代わり…というと違う気がするが、水族館に近い水門(びゅうお)へ立ち寄った。

goo.gl

港と河口の最も海側にある大型水門、その上部が展望台になっている。
ずいぶん遠くからでも見えるということは、ここからの展望は素晴らしいはず。そう目論んで寄ってみたら、本当に良い景色が堪能できた。
さすが沼津港、駿河湾の最奥部にあり背後には富士山や伊豆もある。水門の附属施設にはもったいないくらいに良い場所だった。

入場料は100円と格安。しかも、とても空いている。
沼津港周辺の観光施設に行くのに駐車場を探してうろうろする位ならば、こちらを拠点にすれば良いと思う。最近ほとんど見かけなくなった「トリックアート」もあるし。

沼津港から海岸沿いを走って伊豆・三津シーパラダイスの手前まで行き、折り返して沼津の宿泊施設まで戻ってみたら、すっかり暗くなってしまった。

夕食は駅近くで簡単に済ませた。書くべきことが全くない、つまりハズレの店だった。
そして今は、ベッド横の狭いテーブルにパソコンを置き、この文章を書いている。
もう外は寒くて、夜の散歩をする気分ではない。

この数年間でも沼津市には何度か訪れてはいたのだが、ゆっくり散策できたのは久しぶり。駅南のアーケード街はもとより駅北もずいぶん雰囲気が変わっていた。
明日も少し街を探検したいところ。

さて、寝る前に少しテキストを読んでおかなければ。すっかり忘れていたのだが、今日は研修のために沼津に来ているのだった。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:というか、沼津市を散策したいので、自転車を車に積み、宿泊込みの研修にしたのだった。

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