旅をしている

 


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今日から明後日までは、瀬戸内国際芸術祭に参加(?)している。今夜は丸亀市の駅前に宿泊。

静かな街だ。なんとなく四日市市の駅前に似ている。古くて立派なアーケードがそう思わせるのだろう。


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午前中はまず観音寺という街を散策した。目的は「餡入りの餅が入ったうどん」のお店と、和菓子屋さん。うどん店のほうは祭のために閉店中だった。残念だが、そのお祭りがおもしろかったので良しとする。

その祭見物の際に偶然入ったうどん店が、これがもう讃岐うどんらしさ溢れるお店だった。店員さんたちの言葉がまるでわからないが、でも注文したものが素早く提供される。味も良かった。

和菓子店でお菓子を1箱、それに喫茶部でケーキを。写真は忘れた。ここも本当にすてきな場所。


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午後からは丸亀市の港を経て本島へ。島ではレンタルサイクルで周遊と作品鑑賞をする。作品に関しては後日書くだろう。静かな海と港、いつもとはちょっと違う草花。ああまた瀬戸内に来たのだなあと実感する。


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実感といえば、作品をあらかた見終えて、自転車も返却してからの時間が、実に「旅」っぽかった。タイミングが悪く、1時間ほど船を待つことになって、でも港の周辺には気の利いた店などなくて、散歩や荷物整理をするだけの時間ができてしまった。ぶらぶら歩いていたら、島の老婆がイチジクを売ってくれた。7個で200円くらい。熟れすぎの実も混ざっていたが、安くておいしいイチジクだった。それを食べながら缶コーヒーを飲んでいた時に、なんだか旅っぽいなと思ったのだ。村上春樹のエッセイにありそうな状況。夕焼けと港と、イチジクと美味しくないコーヒー。


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夕食は丸亀駅前の「骨付き鶏」の店、一鶴で鶏肉を。ひねどりとわかどりを選べる。僕は両方注文してしまった。とても美味しい、でも満腹。


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来て良かった、と思えることばかり。駅に繋がっているスーパーマーケットで買い物をして、先ほどお風呂をすませて、もう後は寝るだけ。昨日は静岡で働いていた、と考えると不思議な気分。ではおやすみなさい。

 

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