Cafe OEC/清水区次郎長商店街

久しぶりに、完全に自由な休日を得た。
天気も良く気温も高い。

最近とかく荒れがちな胃と心を癒やすために、自転車で散策をしてきた。

静岡市駿河区の用宗漁港から出発して、自転車で駿河湾沿いをひた走り清水区の三保半島へ。とにかく向かい風が強かったけれど、Besv PSF-1は電動アシスト自転車だから問題ない。身体に当たる風は強いのに息も切れず足も楽なのは、なかなか新鮮な体験だった。

普段は三保半島だけをぐるりと巡るだけで満足しているが、今日はそのまま港湾部〜中心街まで足を伸ばす。
巴川沿いを走っているときにちょうどお腹が空いたので、目についたカフェに入ってみた。

次郎長商店街にあるCafe OECという店。
店名だけは知っていたが、実際に入るのは初めて。

古い銀行をリノベーションした店内は、天井が高くて居心地がすばらしかった。
人工大理石のカウンターは、おそらく銀行時代からのもの。
壁の柱には西洋風のコンクリート装飾がある。
こういう建物は、もう作られないだろう。建物だけでも見応えがあった。

この次郎長商店街は、僕がまだ幼稚園に通っていた年齢の時には遊び場だった。
祖母の家が近くにあったのだ。
ただし、この銀行は既に閉まっていて、お祭りの時などに商店街が活用する空き店舗になっていたような(おぼろげな)記憶がある。
この銀行建屋から横道に入ると立派な稲荷神社があって、その神社の鳩や鳥居とセットで覚えていたのだ。

とにかく、その古い銀行が素敵なカフェになっていたので、なんとも感慨深い。
古い金庫もそのまま残されている。建物は古いが、店は清潔感があるのがすばらしい。
店の人も物静かで、とても居心地が良かった。

昼のメニューは数種類あった。
カレーが定番らしい。
自分は野菜スープのセットを選んでみた。
トマト味のスープはなかなかおいしかった。久しぶりに、こういうタイプのカフェごはんを食べたような気がする。

後で注文したコーヒーが、すっきりとしていて良い感じ。次はコーヒーと焼き菓子のために訪れてもいい。ティラミスの鳥居模様は、前述の稲荷神社モチーフとのこと。

goo.gl

懐かしさと物珍しさと、そしておいしい昼の時間を過ごせたことで、すっかり気分がよくなった。

カフェを出たあとは、その気分のまま、さらに遠回りをしてしまった。そして今は足が痛い。
電動とはいえ、最大のアシスト量は50%、今までの感覚では楽でも、きちんと足は使っているのだった。なんとなくスポーツジムのサイクルマシンみたいな疲労感。

 

 

清水区は自転車で軽く走るのに適した街だ。
駅から三保半島までは自転車道路があるし、富士山や港といった見どころもある。
自分にとっては生まれた土地でもあるが、その思い入れを抜きにしても散策にはおすすめの土地だ。

 

 

久しぶりに運動をしたので、今夜はぐっすりと眠れそう。
なので寝ます。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

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