部屋を片付けていたら見つけた革のカード入れ。
数年前にお世話になった人からいただいたものだ。なんと四国生活時代のカード*1が入っていた。
とても良い品なので、せっかくだから活用したい。
というわけで、財布の中のカードを移してみた。
今日からは、お札と小銭を入れた財布と、カード入れの両方を持ち歩く。
現金を使う機会が激減しているから、財布のほうは頻繁に行く店のサービス券だけを入れておくのが便利だろう。
そう考え準備したのが昨晩。そしてカード入れを使い始めた1日目の今日、お財布を家に忘れた。
カード入れは鞄に入れたままで、そこには免許証も入っている。
スマホで決済もできる。
だから現金が無くても不都合は無いはずだが、こういう日に限ってクレジットカードも電子決済サービスも使えない田舎に行くことになるのだ。
人生はままならない。
もちろん平日には、買い物をする機会そのものが少ない。
今日はお弁当も水筒も用意してあったから、何もなければ店に入ることもないだろう。
それでもなんだか落ち着かない。
こういう日に限って、現金決済のみの店で緊急の買い物があるのだ…などと考えてしまう。
結論としては、現金が必要な買い物も、カード等での買い物も発生しなかった。だから心配は杞憂に終わったのだが、それでもとにかく気疲れはした。
そういう落ち着かない心持ちの木曜日だった。
自分の場合、やはり現金とカードは1つの財布にまとめたほうが良さそうだ。鞄を頻繁に変えるから、常時持ち歩くものは最小限にしたほうが安全。なのでカード入れは自宅保管の「診察券入れ」に転用し、財布には現金とカードを混在させる。
財布、スマホ、そして鍵。それだけあればなんとかなるし、それ以上になると忘れてしまう。たった1つの小物さえ余計に管理できないというのは情けない限りだが、こんな事で限界を試してもろくなことにならないので、受け入れることにする。
*1:病院の診察券や図書館のカード