かばんをダウンサイジング

小さな革かばんに、毎日使う品を移した。

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最近は自転車での近距離移動が多い。独り暮らしの時のようにスーパーマーケットで大量の買い物をすることもないし、タブレットやノートパソコンや紙の資料を持ち歩く機会もない。

でも、以前からの習慣で、旅行の時に使っていた肩掛けかばん2種(革のものと、麻布のもの)が常用となっていた。
どちらも、とても大きい。一般的なメッセンジャーバッグくらいは物が入る。
つい、レシートからマスクまで放り込んでしまう。昨日も、西伊豆旅行のときの美術館の半券が出てきた。

大きいからとお気に入りのかばんばかり使っているのは良くないことだ。
上に書いたように、ごちゃごちゃと不要なものを持ち歩くことになる。自転車で軽快に走るにはふさわしくない。

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というわけで、片付けで出てきた革の箱型かばんをメインに使うことにする。
昔と違ってiPod等を持ち歩くこともないから、これで十分。購入時よりも”基本の荷物”は減っているし、小さくなっている。

具体的には、中身はこんな感じ。

鍵はポケットに入れる。スマートフォンは、服や状況により上着のポケットに移す。カメラを持ち歩く時も、冬場はポケットを使用するだろう。
普段着としてマウンテンジャケットなどのポケットが多い服を着るからこそ、本当に必要なものだけをかばんに入れて済ませられる。
ちなみにKindleは出先で読書をする時のみ入れる。普段は持ち出さない。紙の本は基本的に自宅で読む。といいつつ今はこれ(琥珀のまたたき)もかばんに放り込んである。

琥珀のまたたき (講談社文庫)

琥珀のまたたき (講談社文庫)

  • 作者:小川 洋子
  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: 単行本
 

 

買い物袋は、mont-bellのウルトラライトMONOバッグのLサイズを愛用している。
日常の買い物はこれで大抵は間に合う。
持ち手が長いため、肩にかけてショルダーバッグ代わりにすれば自転車での運用も可能だ(かばんは中に入れる。)。 
雑に畳んでも小さくなること、シンプルな袋構造だから中に入れるものを選ばないこと、頑丈で洗えばすぐに綺麗になることが、お気に入りの理由。
色はアイスホワイトが好き。透ける素材なのに落ち着いた雰囲気の不思議素材。

 箱型の革かばんだから、身体にはなじまない。ぱこぱこと揺れるたびに音がする。
自転車での散策といった、のんびりした移動専門のかばん。
機能と容量を考えたらサコッシュも便利だが、とりあえず普段着のかばんは、少しのんびりめが良い気がする。

 そういえば、このかばんの製造元も連絡先やWebサイトが消えてしまっていたのだった。同じ形の(もう少し現代的な)かばんは、手作り革かばん屋の定番だから困りはしないのだが*1、それでも残念ではある。

未来のサイズ

未来のサイズ

  • 作者:俵 万智
  • 発売日: 2020/10/02
  • メディア: 単行本
 

 

お題「わたしの癒やし」

お題「わたしの宝物」

 

*1:おそろしく頑丈で、そう簡単には壊れないし、自分で修理もできる。

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